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結婚前の両親に対する心境
- 結婚式を控える中、両親に対する思いが変わってきた。
- マリッジブルーが訪れず、むしろ両親との時間を大切にしたくない気持ちになった。
- 結婚式の手紙に感謝の気持ちを伝えるが、今の自分の気持ちに自信が持てない。
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こんにちは。 まもなく結婚1年目になる新米です。 長くなりますが、私も同じように、家族仲は良いけれど厳しい親にわだかまりがあった人間なので、 参考にしていただけたら嬉しいです。 まずは、ご結婚が間近とのこと、おめでとうございます。 他の方も仰られていますけれど、わたしも 「yunyunchuさんは彼との結婚生活がたのしみで仕方ないのだろうな~。気持ちはよくわかるし、素敵なことだな」 と思い、つい顔が緩んでしまいました。 (お悩みになっているのにすみません… でもお幸せのお裾分けをいただいた気持ちです:)) もちろん、まもなくお家を巣立っていかれるのに、なかなかご両親に対して良い感情を持てないということで悩んでしまうくらいにまでなっているのは、未来のことが楽しみだからというだけではないのでしょう。 お家を出る前にご両親に心からの感謝を持って、それを自分の言葉で伝えたいというお気持ち、 とても素敵なことだと思います。 ですからぜひ、心からのお手紙を書いてほしいと思い、回答してみることにしました。 私も、父が神経質な上、かなり細かいことに気が付いてしまうほうで、 たくさん怒られたり、時には理不尽な思いもしながら育ってきました。 転居の直前まで大声はりあげてケンカしていたくらいです笑 長いこと一緒にいた家族ですから、いろいろと積もり積もったものがありますね。 育み愛を注いでもらった恩ももちろんですが、 お互いの気持ちのすれ違いから、大げさにいうとうらみに似たようなものも、 やっぱり積み重なってきてしまうものだと思うんです。 でも、私は結婚式でちゃんと手紙を読んで、お互いにボロボロ泣いたりすることができました。 それは、私の両親を見る目が変わったからでした。 結婚というものが目の前に感じられるようになり、 先に嫁いで実家の近くに住んでいた妹が出産を控えていたこともあって、 私は「結婚したら子供を持つことになる」「あと数年で自分はひとの親になる」ということを、 リアルに考えはじめたんです。 私(長子)を産んだ時、母は22歳、父は26歳でした。 ふたりともまともな社会人経験はなく、今考えればまだふたりも幼さの残る中、親となったのです。 お金のない中、ふたりが必死に働いてきた話は、私が20歳を過ぎた頃からよく聞かされていました。 でも私、全然わかってなかった!と思いました。 その話を実感を持って聞けていなかったと。 それは、こんな風に想像してみたからです。 今の、もしくは数年後の自分が子どもを授かったら、もちろんうれしい。がんばって育てて行こうと思うに違いない。 だけど、子どもが生まれたからって、人間、すぐに親になるわけじゃない。 本当に、今の、自分のことすらバッチリとはいかない、まだ甘えでいっぱいの、 この状態と大差ない自分が「親」として、「人間」を育てていかなければならない。 何をどうしたらいいやら、試行錯誤して悩み苦しみながら、ヨロヨロくたくたになりながら、 まわりに助けられまくりながら、それでも子どもの笑顔に励まされながら、 子どもを育ててんだか子どもに育てられてんだかって感じになりながら、 どうにかこうにかやっていくかっこわるい自分しか想像がつきません。 私の両親も、大差なかったはずなんです。 だって自分の親だもの。 よく思い出してみたら、そうして試行錯誤してきた片鱗があちらこちらに。 そうです、自分が親に対して「何であんなことをしたんだろう、言ったんだろう」と思っていたわだかまり、 それは私の親が「親」になるために悪戦苦闘してきた(そしてたぶんちょっと失敗した)時の足跡だったんです。 私の両親も、何が何やらわからないまま、悩み苦しみながら、ヨロヨロくたくたになりながら、 それでも私という人間を気にかけ、時には涙を流しながらも愛を注ぎ、 ここまで育て上げて、今のこの両親になったのだと、気が付いたんです。 親に反抗したりしてきたことを、そのときすごく申し訳ないと思いました。 そして、なんてすごい人たちなんだと思いました。 こんなところで言うのも何ですが、両親は不完全な人間です。カンペキではないです。 でも、だからこそすごいと。 私も全然まったく、カンペキな人間ではないから、 どれほど苦しんだのか、がんばったのか、わかる気がしました。 そうして初めて、私は本当に両親へのゆるぎない感謝を持てるようになったのだと思います。 それから家を出るまで、両親とゆっくり話をしたり、ごはんやお菓子を作って一緒に食べたり、 ちょっとしたお出かけを一緒にする機会を持ちました。 照れ屋の父はバレンタインのチョコいらないとか言うので、特に父宛には作りませんでしたが、 だんなさん用に作ったのを一緒につまみ食いしました笑 転居の日、私は朝一番の飛行機に乗らなければならず、朝5時に家を出ました。 その日も仕事に行かなければならない両親は、いつもならあと2時間は寝てるのに、起きて見送ってくれました。 タクシーに乗り込む私を、まだ青みがかった光の、11月の冷たい朝の空気の中、 ちいさな窓からふたりせめぎあうようにして手を振っていたパジャマ姿は、 いつまでも忘れられそうにありません。 yunyunchuさんも、どうか想像してみてほしいと思います。 あなたが数年後、本当に親になるかもしれないということ。 子供を産んだからといって、急に大人にはならないということ。 その中で人間を育てて行かなければならないということ。 そしてそれは、あなたのご両親も変わりないことだったということ。 その中でも、あなたをここまで育てあげるほどに、あなたを愛してやまなかったということ。 そんな愛情は、この世にふたつとないものだということ。 お母さまは、巣立つあなたがご心配で仕方ないのだと思います。 あなたがご結婚されるというのは、お母さまにとっても生まれて初めてのことなのですから。 世の中には、子どもが独立したら子育て終わり!というお母さんもいますが、 yunyunchuさんのお母さまの中ではまだ子どもが育っていくという試行錯誤は終わっていないのかもしれません笑 それは、嫁いでもずっと親子だよ、あなたはひとりじゃないよ、という、 お母さまの愛情の深さでもあるのではないでしょうか。 どうかお家を出られるしばしの間、なにげないことでもいいですから、 ご両親とのんびりお話をしてくださいね。 素敵な時間を過ごされますように。 すごく長くなってしまいましたが、結婚式のお手紙に少しでもお役に立てましたら 本当に嬉しく思います。 どうぞ、お幸せに!
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- s02152170
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御結婚おめでとうございます♪ うちであったケースなのであてはまるかわかりませんので、 参考程度に。 3年前くらいに結婚しました。 自分が25歳で、相手が21だったので、 経験も浅く、仕事との同時進行でストレスが 溜っていたのを覚えています。 そのせいで、両親にあたったり、お互いに喧嘩もしました。 質問者様もその状況でしたらストレスでうざいと 感じているのかもしれません。 何組かの友達とも結婚式はやはりストレス溜ったよね~とか 笑いながら話してますし。 なので、嫁は結婚式前日に手紙を書いていました。 それが良いか悪いかはわかりませんが、 準備が全て終わり落ち着いた気持ちで書きたかったそうです。 当日は御両親も心の底からおめでとうと言ってくれると思います。 それを受けたら多分嬉しいはあっても、 うざとかは感じないと思いますよ。 そして、結婚すれば同居以外は多少は疎遠になります。 今のうちに甘えられるだけ甘えた方が吉です もし今うまくかけなそうなら一回忘れて、 心をリフレッシュしてみては如何でしょうか?? ケースが違うので的確な回答になっていなかったら すいません・・・ 当日うまくいくことを心よりお祈り致します♪
お礼
私も仕事を続けながら同時進行で式の準備をしています。 確かに今は色んな感情が入り混じって、 事務的な手紙しか書けない様な気がします。 もう少し気持ちに余裕が持てる頃になったら もう一度ゆっくり書いてみようと思います。 アドバイスありがとうございました。
- borg121
- ベストアンサー率6% (363/5466)
彼がすごく素敵なかたなので期待感が大きいんですよ。 彼への愛情>>>両親への想い です。 是非とも幸せになって下さい。
お礼
こうやって自分の気持ちが彼ばかりに向いている事に気づき 今まで大切に育ててきてくれた両親に対して 自分は薄情な娘だなとハッとさせられました。 解答ありがとうございました。
お礼
自分と境遇が似ているということもありとても心に響きました。 読み終わったあと、素直に両親に感謝できる自分がいました。 一人で悩んでいないで相談してみてよかったです。 素敵な解答をありがとうございました。