長年公文のアシスタントをしていました。
残念ながら、学研についての知識はありませんが、検討される材料にはなると思い、回答させていただきます。
まず一番念頭に置いていただきたいことは、同じ教材で勉強していても、教室によって学習内容はかなり違うということです。
公文の教材は全国どこでも同じです(これは学研も同じだと思います)。
ですが教室の先生の方針によって、お子さんに合う合わないが出てくると思います。
公文式の最大の特徴として
「自分の学力に合うところから学習を始める」
「プリントはすべて100点にする」
という点があります。
これらのことを基本にして、教材の使い方はさまざまです。
復習のプリントと学年相当のプリントを併用する場合、学年をさかのぼって、数をこなしながら学年相当に追いついていく場合、などなど・・・その先生がお子さんに応じたやり方を考えます。
また、国語の場合ですと、教材だけでなく読書や音読などに熱心に取り組まれる先生もおられます。
つまり、「教材をどう使うか」は先生によって全然違うのです
プリントを直すときにも、教室に辞書を置いておいて、低学年のうちから辞書引きの習慣をつけさせることもありますし、時間がかかりすぎて子供の負担になる時には、さっさと回答を教えてしまって、後日同じプリントをもう一度させることもあります。
色々と書いてみましたが、要するに「お子さんや親御さんとの相性」という事に尽きると思います。
ですから、公文でも学研でも、実際に親御さんが教室を見学に行かれて、子供たちの様子、先生の指導の様子、教室の方針などをよく観察し、話を聞いてみてください。
宿題の出し方1つにも、先生の方針が反映されますので、ご家庭での教育方針やお子さんの性格などと合っているほうが望ましいと思うのです。
お近くにいくつかの教室があると思いますので、見学に行ってみてくださいね。
学研についての知識はありませんが、全国展開での教室ですと、同じことが言える部分はあると思います。
最後になりましたが、公文の最大の欠点を・・・
それは
「教室にいる時間が決まっていない」
「ご家庭である程度のチェックをしないと、宿題が溜まって嫌になる」
という事です。
プリントが100点になるまで帰れないので、思いのほか帰宅時間が遅くなり、親御さんが心配して迎えに来られることは何度もありました。
低学年のうちは男のお子さんでも心配ですよね。
通う際の安全などもお考えになってみてくださいね。
ご参考までに。
お礼
参考になりました。有難う御座います。