○後衛の逆サイドに立ち,自分の側のボールを処理するのが守り,後衛の前に出てボールを処理するのが攻めですよね。基本的には,自分の周りのボール処理する守りのほうが重要です。
○相手後衛がうつときには,ネットにつめ,自分の上や横をボールが越えて,味方後衛にいったときには,下がって,フォローの準備をします。これは,前後の動きです。
○横の動きは,「熊田道場」で有名な,熊田章甫(あきとし)氏の『3分の1理論』で考えるのが主流です。
ネットを3分の1ずつに3等分しますと,1つはシュートで抜けないゾーン(死角),1つは後衛のゾーン,もうひとつが,前衛のゾーンというように3つのゾーンになるわけです。
○そこで,前衛と後衛の位置によって分けられる,4つのゲーム展開に場合分けして,前衛の位置取りが出てくるのです。
○後衛が正クロスで向かい合うクロス展開のときには,前衛は,後衛の逆サイド側にある,3分の1のポイントに右足をかけて立ちます。
○これとは真逆の逆クロス展開のときには,やはり前衛は,後衛の逆サイド側の3分の1のポイントに今度は左足をかけて立ちます。
○ネットに向かって右側に後衛がならぶ右ストレート展開の時には,後衛側にある3分の1のポイントに右足をかけて立ちます。後衛がネットの左側にならぶ左ストレート展開なら,やはり後衛側にある3分の1のポイントに,今度は左足をかけて立ちます。
○この4つの展開時に,ボールがどちらがわの後衛にあるかで,最初に述べた前後の動きが加わるのです。
○以上が基本のポジションですが,あくまでもそれは,最初の立ち位置なので,あとはボールにあわせて移動していきます。
○後衛が,右に3歩動けば,右に1歩半移動し,左に4歩動けば,左に2歩移動というように,前衛の半分の距離を移動してポジションを取り,そこから,守るか攻めるかします。
○あとは,ボレーに出るタイミングです。練習はしていても,試合でボレーが決まらないのは,出遅れて間に合わないことが多いのです。相手プレーヤーが,ラケットの引きを完了したら,素早くでます。これは練習を積まないといけませんね。
○ここが大切なのですが,タイミングが取れたら,自分の後衛前のポーチにでる移動ボレーでは,約3歩分,つまり,3分の1のポイントから3分の1のポイントまでの約3.7メートルを動くだけでよいのです。
○まずは,4つの展開におけるポジションをしっかり覚えることが大切です。がんばってくださいね。
お礼
ありがとうごさいます(≧∇≦) アドバイスをもとに練習してみます!!