初代ドラゴンクエストの開発秘話の漫画を教えて!!!
その昔、(もう30年ぐらい前か?)初代ドラゴンクエスト(もちろんファミコン版。初代なので数詞(1)が入っていない)が発売され、その後ヒットした後、このドラゴンクエストの開発秘話を漫画化した作品が何処かの漫画雑誌か、ゲーム雑誌かに掲載されていたのを覚えています。
開発秘話、と言っても、内容は、作者の堀井、プログラマの中村、音楽家のすぎやまが出逢うまでの過程がほとんどでした。大まかな筋は
「エニックスのゲームプロデューサーが、次代のヒット作を作るべく、構想を練っていた。シナリオはエニックスのゲームコンテストで優秀な作品(ポートピア殺人事件)を応募してきた堀井雄二、プログラマは同じくコンテスト入賞作品(ドアドア)の中村光一と決めていた。週刊ジャンプ関係者からの売り込みで、グラフィック担当は鳥山明になった。しかし、大ヒットを狙うには音楽のプロに作曲を依頼する必要がある。
悩んでいたプロデューサーが目にしたものは、ゲームソフトの購入者からのユーザーアンケート葉書だった。なんとその中にプロの作曲家のすぎやまこういちからの葉書があったのだ。
早速プロデューサーはすぎやまこういちとコンタクトをとり、次回作の作曲担当を依頼する。すぎやまは二つ返事で了承した。
プロデューサーはすぎやまを中村と引き合わせた。すると中村は、
「どんな大作曲家か知りませんが、ゲームのことを知らない人間にゲームの仕事はできませんよ」
と敵対心をあらわにしてきた。
(のちにすぎやまはこの場面を、「俺たちの仲間の中に知らない奴が入り込んできた」という雰囲気だった、と懐述する。)
しかし、その後の雑談ですぎやまが無類のゲーム好きだということをしると徐々に中村も打ち解け、最後はすぎやまが作曲担当することを承知した。
その後、徐々にゲーム開発が進むが、プレイヤーがフィールドを歩く時のBGMが、うら寂しい雰囲気の音楽だったことに中村が反発する。
中村「勇者が世界を救う話なのだから、もっと勇ましい雰囲気の曲がいい」
すぎやま「確かにそうだが、フィールドのBGMは何百回、何千回と聞かされる音楽だ。その時に勇ましい曲ではプレイヤーが聴き疲れる。だからこのような寂しい曲調にた。騙されたとおもって、この曲でテストプレイしてごらん」
中村はとりあえず言う通りにテストプレイ用のファミコンカセットにその曲を入れて見たところ、テストプレイヤーから
「この曲は実にこの場面にふさわしい」
との感想が相次いだ。なにより、その曲を真っ先に覚えて鼻歌で歌うようになったのが、反対した中村本人であった。
(以下、略)」
こんな内容の漫画でした。確か連載ではなく、単発の掲載だったとおもいます。
読んで見たいのですが、ヤフオクやアマゾンで探そうにもまず書籍タイトルがわからないと探しようがありません。
この漫画が掲載された書籍、マンガ本のタイトルがわかる方、ご回答をよろしくお願いします。
お礼
わかりました。 どうもありがとうございます。