No1です。「補足」拝見いたしました。
そうですね、例えば1速~2速へのシフト時や2速~3速へのシフト時は特に「ガチャ」という感じが大きく、また高回転まで引っ張ったときなどにはちゃんとつま先に力を入れるような感じで意識してシフトしないと、抵抗感が大きい・シフトをミスしてしまった(ちゃんと入らなかった)などの経験はないでしょうか?
また、それに対して、2~3速・3~4速・4~5速とシフトアップしていくにつれて音も小さくなってきて入りやすい傾向にあるのではないでしょうか。
また比較的低速でのんびり走っているときなどは5速のつもりが4速のままだったとかという経験はないでしょうか?(4速と5速では他のギヤから比べてエンジン回転数にあまり差が無い)
ミッションのシンクロ機構とは次の(回転の異なる)ギヤにシフトするときに、その回転差を同期させるもののため、回転差が大きいほど抵抗感があるものです。
またバイクのドッグミッションではその機構により車と違って完全に凸凹が噛み合う(確かその噛み合いの仕組みからドッグ(犬の歯の意味で)ミッションと言っていたはずです)形なので「ガチャ」音が出やすい仕組みとなっています。
そのためにドッグが噛み合うのに回転差が特に大きい1~2速・2~3速あたりでは明確に「ガチャ」音が大きいはずです。
これはシフトアップ時のみでなくシフトダウン時も同様でして5~4速ダウンシフト時には抵抗感も少なく簡単にシフト出来るのに対して、特に2~1速などのシフト時には停止寸前でもかなり大きな「ガチャ」音が出てしまうはずですよ。
スティード特有のものではないでしょう、湿式多板クラッチとドッグミッションの組み合わせでは多かれ少なかれその傾向にあるものだと思います。また不具合でもないと思います。
最近のスポーツバイクの6速ミッションなどではこの各ギヤ間の差が5速より小さくなっている(細分化=6分割されている)はずですので(よく言われるクロースレシオのミッションでしょうか)、3~4・4~5・5~6などではより軽くシフトしやすいはずですよ。
ご参考になれば幸いです。
お礼
とても参考になりました!ご親切な回答本当にありがとうございます!