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バスケ漫画と現実のバスケとの違いについて
- バスケットボール漫画と実際のバスケットボールとの差異について知りたいです。漫画では試合中の交代やスタメンの人数などが異なるように描かれていますが、現実のインターハイではどのように行われているのでしょうか。
- DEAR BOYSという漫画ではスタメンの5人だけが試合時間全体をプレーする場面が描かれていますが、現実のバスケットボールではこれが一般的なのでしょうか。
- 現実のインターハイの試合では身長の高い選手がなぜダンクやアリウープをしないのか、その理由について知りたいです。また、3Pの成功率についても教えていただきたいです。
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高校時代バスケ部に所属していて、NBAにも割と精通している者です。 一つ一つ回答していきたいと思います。 1について‥ 現実と漫画でもっとも現在のインターハイなどに近いものと言えばあひるの空でしょう。戦術的なことや考え方はあひるの空が最も現在の高校バスケを反映している漫画であることは確実です。スラムダンクや黒子、DEAR BOYSは選手の個人能力がかなり高い印象です。ただ交代に関してはスラムダンクは的を得ていると思います。特に湘北など選手賞が薄いチームは主力に頼らざるをえないです。一方で山王は割と頻繁にメンバーを入れ替えてたと思います。ということで現実ではベンチ入りする12人全員で回すのがベストだと思いますが、これも高校によってバラバラです。一つ確かなのは強豪であればあるほど割とメンバーの入れ替えは頻繁に行われるということでしょうか。 2について‥ 少ないです。5人のみで40分走りきるのはかなり無理があると思われます。もちろんチームに5人しかメンバーがいないのならば仕方ありませんが。 3について‥ 単純に難しいというのが正しいです。NBAや漫画を見ているとなぜインターハイではダンクが少ないんだと思ったりしますがいかないのではなくいけないのです。特にインターハイにもなればゴール下は相当なプレッシャーがありますし、よほどフィジカルに優れていないと漫画のように相手を吹き飛ばしてダンク!などというのは不可能です。その点留学生プレーヤーは素晴らしい身体能力を備えていて割と試合でもダンクを見ることができますよね。 4について‥ 三井の山王での3/3スリーが凄いのはその決めた試合がインターハイだったからです。三井ほどのシューターであれば試合であってもフリーの状態で打てば10本連続程度ならば軽くやってのけるでしょう。裏をかえせばインターハイという舞台は一つのシュートチャンスでもかなりのプレッシャーをかけられるし(精神的にも)、守備のよいチーム相手ならばフリーのシュートチャンス自体ほとんどないのが現実です。そういった意味で言うならば4割を超えればかなり素晴らしいシューターだと言えると思います。 5について‥ 現在のNBAでポジションがCで、SFのような動きができる選手‥難しいです。あえて挙げるならばネッツ所属のアンドレイブラッチ、ピストンズ所属のグレッグモンロー、クリッパーズ所属のデアンドレジョーダンなどはかなり機敏な動きを見せます。 6について‥ ブルズのネイトロビンソンは身長175cmでバンバン3Pを決めます。ただSGではないかもしれません。攻撃型PGと言われています。SGでは190cm以下のシューターが思いつきません。 7について‥ 選手それぞれ得意、不得意があるので一概にこれとは言えませんが、シューターならば9m程からでも決めれると思われます。ハーフコートからだとかなりフォームが崩れます。ちなみに史上最悪のフリースローとして有名なシャックはゴール1m以内じゃないと半分も入りません(笑) 8について‥ 198cmでリバウンド王となったチャールズバークレー(引退)や206cmながらPGを務めショータイムバスケを生み出したマジックジョンソン(引退)などはポジションを超越した存在と言えます。現役ならばレブロンジェームズがPG~Cまでこなしてしまう怪物オールラウンダーだと言えますね。またスパーズのボナーやマブスのノウィツキーあたりはインサイドポジションなのに一流のシューターです。 質問に対してかなり大雑把ですが解答させていただきました。
お礼
ご丁寧に全てお答えいただきありがとうございます! 大変参考になりました。