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イングロリアス・バスターズ、久しぶりに見たら・・・
第4章だったと思いますが、バーのシーンのヘルシュトローム少佐登場のシーンで少佐がレコードの針を上げます。 しかしもともと音楽というかBGMはかかってなかったので少佐が不可解な行動しているように見えました。 もともと曲を挿入する予定だった予定を編集段階で変更したのかと思いましたが、ほかの意図もあるのかなって気もしました。どうなんでしょう?
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レコードは外側から内側に再生していきます。あのシーンで蓄音機の 針は既に記録面の最も内側に針が来ていました。 ですから、あの行動の意味としては、とっくにレコードの再生は 終わっていたのに針が下されたままで放置されていたので、(気になって!?) 針を上げたのだと思います。まぁ、開けっ放しのドアを閉めたとか、 (不要な)つけっぱなしの電気を消す。みたいなものですかね。 深読みをすると、少佐は、周りの状況をよく見ていてどんな些細な事も 見逃さない観察力のある人物であるとか、几帳面な人物であるとかを 表しているシーンという事じゃないでしょうか。そして、後の、3つの グラスを要求する時の、3本の指の立て方の違いで、こいつはドイツ人 じゃないと見抜くのに繋がっているのではないでしょうか。 今時のAV機器は、最後まで再生されれば自動的に停止するかリピート します。またレコードプレイヤーなどでも自動的に針が上がり停止する ものはあったかもしれませんが、あれは超アナログな蓄音機ですから、 そのまま動いちゃいますよね。
お礼
お礼が大変遅くなりもし訳ありません。 回答により自分の全くの勘違いということが解りすっきりしました! 少佐の観察力もすごいですが、何気ない動作やセリフにも伏線や演出の意図を感じる観察力が観客にも求められるんですね。 勉強になりました。ありがとうございました。