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伊丹十三の「お葬式」のセックスシーン

伊丹十三の映画「お葬式」に登場するセックスシーンは一見真っ赤く必要もないように思われますが、、、 1:監督本人はどのような意図があって挿入したと思いますか? もちろん話題作り、ウケ狙い、サービスなどもあるでしょうが、あの映画の中での意味合いが知りたいです。 2:また、あのシーンは愛人との場面ですが、何故奥さんのブランコシーンも出てくるのでしょうか? 3:それからあの場面での映画の主人公は、なぜそうしたかったか?などの気持ちも知りたいです。 色々な解釈が出来ると思いますが宜しくお願いいたします。

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  • ultraCS
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回答No.4

フロイト的に考えてみました。無意識の意図を読むならば 1 エロスとタナトスの対比 2 エロティシズムとエロティックの対比 3 ハレ(晴れ)に対するケ(褻)の侵入 予想外にうまくいってしまったので自分でもびっくり

その他の回答 (4)

  • -0-0-
  • ベストアンサー率41% (40/97)
回答No.5

1:映画が公開されて、地上波/初放送の時に見ました(20年ほど前)が、 お葬式 で、一番印象に残っているシーンは、脇毛のSEXシーンだけが、一番 心に残っています。 余談ですが、 たんぽぽ の時の、役所×黒田+胴口 のウナギや牡蠣シーンも、印象的で心に残ってます。 やはり、 映画のストーリーは完全に忘れても、SEXシーンのみ、心に残ってる事が多いです。 20年経っても、心に残る映像を創れた。これが『意図の答え』です。 2:だいぶ前に見たので、忘れました。 3:喪服=エロティシズム を感じる方も多いはずです。大人のビデオ屋でも普通に借りられます。 喪服は、AV創世記からの定番アイテムです。

  • utu-ne
  • ベストアンサー率39% (52/131)
回答No.3

 こんばんは。 >1:監督本人はどのような意図があって挿入したと思いますか? >もちろん話題作り、ウケ狙い、サービスなどもあるでしょうが、あの映画の中での意味合いが知りたいです。  「お葬式」ではなく、同じ伊丹監督の「タンポポ」の中に、役所広司さんが黒田福美さんのおっぱいにむしゃぶりつくシーンが挿入されているのですが、それについて、生前伊丹監督が、ずばり池波正太郎さんに言い当てられた、とおっしゃっていましたが、それは(伊丹監督が)スケベだからだ、という理由だったとのことです。それと同じく、お葬式という厳粛な儀式を描く中に、スケベ心から、ああいうエッチなシーンを挿入したのではないかと、私は見ています。 >2:また、あのシーンは愛人との場面ですが、何故奥さんのブランコシーンも出てくるのでしょうか?  ANo.1さん、No.2さんのおっしゃるご意見に加えて、夫婦がそれぞれ別々の行動を取るのを描いて、対比させている、という効果も狙っていると思います。夫は愛人に誘惑されて性欲に負けてしまい、一方妻は子供のようにブランコ遊びに夢中になる、という、人間の自然な本性を描いているのだと思います。それに加えて、あのブランコが男性のペニスを象徴し、ピストン運動でセックスを連想させているのは、お分かりですよね。 >3:それからあの場面での映画の主人公は、なぜそうしたかったか?などの気持ちも知りたいです。  あの場面は、夫(山崎努)は、愛人(高瀬春奈)が騒いでだだをこね出して、誘惑されたという流れにあります。そして、林の中に二人きりになって、周りに人がいっぱいいて堅苦しい雰囲気のお葬式の場から、誰も見ていない自然の中に解放された、という開放感も、一気に発生したと考えられます。愛人の誘惑と開放感から、張り詰めていたものがぷつりと切れて、衝動的にあの行動に走ったのではないでしょうか。  一視聴者としての分析です。参考になれば幸いです。

  • yomyom2001
  • ベストアンサー率46% (763/1638)
回答No.2

監督の意図するところを推測するには、監督の書き記したものを読むのが一番かと思います。 文芸春秋社から下記のような本が出版されてます。監督が撮影中に書き残した日記らしいです。 「お葬式」日記  伊丹十三著  1985年2月発行 たぶん図書館に行けばあると思います。

  • gonpachi
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.1

質問された方はお若いのでしょうか。 「事実は小説より奇なり」の言葉どおり、現実には美しいことばかりでも都合のよいことばかりでもないでしょう?伊丹監督はそのリアルさを 表現する、それも深刻にではなくシニカルな眼をユーモラスに包んで。 だっておかしいでしょ、知ってて知らんふりする奥さんがブランコに 乗っているんです。あーあ、伊丹さんは女ごころをよくご存知だ、と大人の女性は思うんじゃないだろうか。愛人はここぞとばかりに、家族が集まるところだからこそ、自分の存在を主張したがるもの。 人が死んだ、だから深刻に。というのは建前。あの映画は建前と本音を描きながら、死をおとしめない傑作です。 伊丹十三監督の著作も読むと監督の哲学がわかるかと思います。

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