- ベストアンサー
生産管理をするのは現場か事務所か
小さな製造業です。 生産する品種、順番、量など現場の最初の工程の人が今は決めてます。 私は別に現状を変えないといけないとは思ってないのですが、友人が製造現場って製造だけするものだと言っていたのが気になりまして。友人の話って正しいのでしょうか。もっと市場情報など隣接も必要なのでしょうか。弊社の社内にはもともと市場情報は間接的に聞いたものしかないのですが。 別に私に仕事の配分権もないですので、ただ予備の情報を知りたいと言ったことですが。もしくは将来、その情報が有効に活用されるかもしれません。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
会社の規模や取り扱い製品数によっても違います。 ご友人の会社は、けっこう分業化が進んだ大手企業なのではないかと。 単純には、製造担当部署の長が、段取りから人員配置、どれくらいの生産時間が必要か、どういう順番で製品を作っていったら効率的かを一番よく知っていますので、小さな会社であれば、製造の職長がやることも多いです。 ただ、これのデメリットは資材調達係に連絡が欠如することがある、まれに納期を間違えることがある。 製造の職長ががっぷり製造現場に入っているときは、納期の変更相談があったときに、その変更可不可の検討や取引先回答に半日とか一日のタイムラグが生じる、などがあります。 市場の情報については、製品のことか資材のこと(仕入れ価格の変動)なのかはわかりませんが、どちらかといえば製造の職長に任せるよりも購買係や営業部門・戦略担当が専任でウォッチしたほうが良いです。 いずれにしても、今後分業を図るのであれば、工程を組むには製造現場の職長レベルでかなりのことを知っていなければなりませんので、現場の職長経験者を異動してやってもらうのがいいかもしれません。 また、スケジュールを組むのは製造業にとってもかなり重要な業務ですので、購買・在庫計画の担当・生産計画担当・その他諸々が参加するミーティングは少なくとも一週間に一回以上は必要です。
その他の回答 (4)
- gisahann
- ベストアンサー率37% (973/2616)
製造業ならばいかに原価を安く作るかが主眼となるでしょう。 材料を安く仕入れ、検査・販売の経費も低く抑え、期間中の工場の操業度も上げる事に苦労します。 なお、人件費(加工賃)については、概ね加工時間が短い方が有利に働きますが、手待ちや不良が出ては 台無しです。(逆に言えば、段取り換えが少なく同じ時間内で多くの数量をこなすことになります) このような仕事はそれぞれの会社の状況で判断するしかなく、また、程度の差こそあれ誰かが そのための準備や手配・連絡調整の仕事をしなくてはなりません。(外注品を含む) 大きくは市場調査から研究開発部門あるいは設計・加工技術、小はロットの計画まであります。
お礼
なるほど。流れなど書いてくださってありがとうございます。 ご回答ありがとうございます。
- jacob-wk9
- ベストアンサー率36% (85/231)
>市場の情報って必要なのでしょうか。 製品のことをおっしゃってるのであれば、 業種によって違います。商品そのものにあまり特徴がない普遍的なもの、頻繁に卸値が変更されるもの 「石油などの資源」「マテリアル」「生鮮食料品」などであれば、市場の動向を見るでしょうが、 普通は必ずしも市場とは連動しません。「トヨタの自動車がバカ売れです」というニュースだけを見て マツダ自動車が「よーしウチも増産しちゃうぞー」と言わないのと同じです。 営業部門が先月や前年度の売れ行き、小売店や中間業者、受注状況を分析して次のタームの生産数を 生産部門に発注するのが原則です。部品などの下請けモノであれば、直で生産管理部門が処理することもありますが 発注元の注文より先にモノを作るというのは、リスクが大きいのであまりしません。 (ただし、トヨタのJITというくだらんシステムがあるせいで、実際は先に走って作ることもあるようですが) その読みが売れない方に外れれば営業部門の責任は大きいですし、予想を上回る生産が必要な場合には 製造部門に泣きついて、製造時間を増やして貰います。 一方、原材料については市場の動向に注意しなければいけない場面が多くあります。 マテリアルなど、非常に多くの材料を輸入に頼っていることなどから値段が刻一刻と変化します。 今、アメリカのヘリウムのプラントが故障して、世界的にヘリウムが不足し、高騰しているなど、 気候、産出量、プラントのトラブル、先物市場、戦争などの情勢によって、簡単にそういった材料の類いは高騰します。 材料倉庫のキャパが許す限りは、なるべく安い時期を狙って材料を購入する必要があるので 購買の担当者は、こういったニュースには敏感でなくてはなりません。
お礼
製造とやはり営業部門も大事なのですね。 生産量を営業部が決めて責任を持つ。そして製造部門に量を決めて発注する。 私もそれがいいと思います。 ご回答ありがとうございます。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
複数の製造業で勤務したことがあります。 これは会社や工場で全部違います。 製造ラインが単純であれば現場管理は可能でしょうが、これが複雑な場合は現場だけでは無理でしょう。 圧程度大きな工場では殆ど生産管理は独立していて、しかもそこには現場の最優秀のものを集めるというのが多かったですね。 ジャストインタイムなど日本の製造ラインは極端に効率を追求しています。こういうことは現場だけではとても出来ないと思いますよ。
お礼
生産管理は優秀なものがする。 確かに選ばれた人なんでしょうね。 ご回答ありがとうございます。
- pusai
- ベストアンサー率38% (451/1161)
大きい製造業では生産工程を管理するための工程管理を行う専門部署が置かれているケースが多いです。 生産する品種、順番、日々の生産量だけでなく、材料・部品の在庫量、追加手配、入手日等なども含め、総合的に生産工程を管理しています。 専門部署を立ち上げるほどの規模でないのであれば、製造現場に生産管理担当者が居るというケースも少なくありません。 > 友人が製造現場って製造だけするものだと言っていた ご友人の認識もかなり偏っているかと思います。 製造現場で製造だけをしていてこと足りる人間は末端も末端、期間雇いのパート、バイト、派遣社員といった責任がない立場の人間だけではないでしょうか? 正社員になると製造管理(※)や各種記録、報告書の作成など事務的な仕事も少なからず発生するのが自然だと思います。 ※:製造管理:生産管理のような大きな工程管理ではなく、もっと細かな製造ステップごとの管理など現場レベルの管理
お礼
生産管理担当者や部署があるというとやはり大きな会社ということになるのですね。 弊社のような規模の会社であれば、製造の中で担当しているのはしっくりきます。 友人は偏っている。おそらくこのことについてはそうですね。 ご回答ありがとうございます。
お礼
やはり現場の製造の長がやるのがいいのですね。 分かります。現状そうなのですが、頭の中でくみあがっているように思えます。 やはりいちばんいいのですね。 ご回答ありがとうございます。
補足
細切れに受注するので、リピート品などは当然数回分作ります。 市場の情報って必要なのでしょうか。