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花園ラグビー場の芝について
- 花園ラグビー場の芝が非常に良い状態であることにびっくりした。
- 試合の多さにも関わらず、芝の状態が非常に良い理由は何か気になる。
- スタッフの努力や特殊な品種の芝を使っているのか、花園ラグビー場の芝の秘密を知りたい。
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質問者が選んだベストアンサー
現在の花園のグランドの芝は、夏芝と冬芝のウィンターオーバーシーディングで作られています。 花園の場合、9月頃に夏芝(高麗芝)に目土を入れて冬芝(ペレニアルライグラス)の種を蒔き、冬に備えています。 1990年代に改修されるまで、花園のグランドは夏芝の高麗芝でした。高麗芝は冬には枯れてしまうので、この時期には痛んでも再生しません。ですから、この当時の第一グランドでの高校ラグビーの決勝を見ると晴れると砂漠、雨が降ると田圃状態になっています。また、この頃は年によっては社会人大会が花園で集中開催でしたから、両方やった年の芝は本当に酷い物でした。 冬芝は冬でも成長するので、痛んでもある程度回復できるし、芝を入れ換えれば根付きます。花園にはバックスタンド裏に練習用グランド(旧第二グランド)が有り、痛みが酷い場合はここと張り替えることも可能なので痛みに対応することも出来るのです。 また、南側ゴール裏に屋根が無く、北側は旧ゴルフ練習スタンドで低いため、風がよく通り、グランドが乾きやすいため、湿潤に弱いペレニアルライグラスにとっては良い環境になっています。 大きな問題を抱えているのは秩父宮で、ここも、オーバーシーディングをしていますが、南側スタンドに屋根があり、伊藤忠とオラクル(間組のビルの後に建築)の高層ビルがあり、風通しが非常に悪く、湿潤に弱いペレニアルライグラスが回復できず、毎年、12月頃には田圃になり、今年もなってしまいました。秩父宮の場合、芝の育成圃場が無く、ライン外の芝を切り取ってえぐれた部分を埋めるくらいしかできないため、広く痛んだ場合はお手上げです。 以下は、国立競技場と秩父宮ラグビー場の話ですが、芝についてかなり突っ込んで書いてありますので、ご一読されるとよくわかるかと、第二回がオーバーシーディング、第八回、九回が秩父宮の話です。 https://naash.go.jp/kokuritu/tabid/179/Default.aspx
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- tar5500
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どの芝を使ってるかはわかりませんが 芝を管理してる人の記事はありましたので参考に http://mainichi.jp/select/news/20130107k0000e040155000c.html
お礼
回答ありがとうございます。 やっぱりオーバーシードはするようですね。 近鉄は慢性赤字だったバファローズを売却したので そのぶん予算を割り振ってもらったんでしょうかね!?
お礼
回答ありがとうございます。 やっぱりオーバーシードですか・・・ 競馬だと、11月末にジャパンカップというレースがあって 海外から外国馬を招待してレースするんですが、 第一回(1980年か81年かどっちか)の時の東京競馬場の芝は 野芝オンリーだったため、芝は黄色いし、傷んで地肌が 丸見え・・・という状態で・・・ 招待された外国の関係者からは、 「日本の競馬場は一体どこに芝があるんだ!!!」と 酷評されたそうで・・・レースも上位を外国馬が独占し、 散々な結果でした・・・ それを踏まえて、 ”冬でも緑の芝を”ということでいろんな努力を重ねて オーバーシードなどの方法に行き着いたそうで・・・ いまは、オーバーシードはもちろんするんですが、 JRAが独自に作った「エクイターフ」という芝を植えていて、 とにかく”異常に強い”。多少馬が踏み込んで、荒れてきても なかなか止まりません。春以降になるとそこに砂を巻いて ”かさ上げ”のようなことをしてくるので ここ数年時計が異常に速くなってるだけでなく、 芝生のレースなのに”砂塵が舞う”という状態になり、 本当にわけがわからない状態になってます。 人間が”細工”したのがあからさまに見えてくると、 買おうという気がそがれてくるので、程々にして欲しいもんですが・・・