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自動車バッテリーについて
今現在、クルマから外して車庫で保管(放置して1年程度)しているバッテリーが在ります。40B19Lです。元々夏場に急にセルが回らなくなった事があって、急遽交換した経緯があります。最近ふとテスターで電圧を計ってみると11.5V位でした。復活するとは思っていませんでしたが、バッテリーチャージャーが手元に在るのでクランプを繋ぎっぱなしで三日経過しての電圧は14Vを僅かに超えていました。充電器はBAL(大橋産業)のNo1734というモノです。軽自動車用のボタンを選択して2Aで充電していたのですが、こまめに見に行く度に電解液注入栓の通気口から電解液が僅かですが漏れ出しています、6セル全てではありませんが。充電する前に、6セル全ての電解液の水位を上限ラインに揃えました。漏れ出しているセルの注入栓を開けて中を確認しても、水位に変化はありませんでした。結局全部のセルを確認しましたが、全て水位に変化はありませんでした(厳密には僅かに減っているのでしょうが)。ここでバッテリーの構造と充電・充電器に詳しい方に質問ですが、どのようにして電解液が通気口まで上がってくるのでしょうか(そもそも電解液ではないのでしょうか)?バッテリーはパナソニック製で、4年前位の商品です。筐体に膨盛は見られません。もう一度使用する等考えてはいませんが、疑問が湧きまして。ちなみに、各セルの内圧上昇を推定して注入栓は少し緩めてあります。
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- kaitaiya
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まず質問の回答ではないですが、現在の状態は過充電になるはずです。 すぐに充電を停止してください。出ないと最悪ガスが過剰発生してバッテリーが破裂します。 バッテリー液は硫酸ですので周囲に飛び散った場合、あちこちダメになります。(生き物だけでなく建物もヤバイ) この辺は充電器の取扱説明書等に充電時間の記載とかあるはずですけど・・・・・ 電解液の液面が盛り上がってくるのは充電時に発生するガスのせいです。 コレは水が電気分解されて発生するので水面ではなく電極面で発生します。 バッテリーの電極は複雑な形状をしており、(断面図とかどこかで見たこと、ありませんか?) あちこちにガスがたまって水面を押し上げます。 走行中の車などは振動もありテキトーに抜けていきますが、現在は振動無しでしかも過充電(超ハイペースでガス発生)なので抜けにくくなっています。 なのでごぽごぽと泡がはじけるたびにしぶきが飛びます。溢れたというのはおそらくこのときのものです。
>どのようにして電解液が通気口まで上がってくるのでしょうか 理科の実験で、水の電気分解と言うのを習ったと思います。 水に電気を流すと、H(水素)と2つのO(酸素)が発生します。 液体に比べ、気体は体積がおおきくなりますので、バッテリーの極板に発生したこの酸素と水素は、泡となって付着しています。 この泡は、大きくなれば、その浮力で、極板から離れ、電解液の中を昇って行きます。 電解液の上面にたしっした泡は弾ける時に周囲の電解液を霧状にして飛ばします。 この霧状になった電解液と、バッテリー内部で体積が増えた水素と酸素がバッテリーの上部の空気室の空気を押し出します。 この押し出された気体とそこに含まれていた電解液の霧が外へ出る時にキャップの周囲に付着するのです。 (キャップから外へ出て行く物もあります。) これでキャップ周囲に付着した電解液が、乾燥していくと、電解液に含まれている硫酸や局番に使われている材料などが乾燥してバッテリー上部に白く堆積したりする訳です。 キャップなどの通気口が何らかの原因でふさがれて居ると、バッテリーが膨らんだり、ケースを破裂させたりする位の力があります。 なので、密閉式、メンテナンスフリーのタイプのバッテリーの中では液栓が外せない物もある為、専用のバッテリーチャージャー(充電時の最高電圧が抑えられており、電気分解をしにくくしている)を使用する様にと、されて居ます。
お礼
非常に判り易く説明して頂き、ありがとうございました。
お礼
危険な状態である事を教えて頂き、ありがとうございました。