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福田雅光氏の言う芸術性とは?
ケーブルの評論で有名な福田雅光さんが、音質評価用語として、「芸術性」という言葉を使っていることがありますが、この「芸術性」とはどのような傾向の音を言い表しているのでしょか? 電源ケーブルアクロリンク・6N-P4030PCで福田氏は「芸術性」という項目で、最高点を与えています。私は柔かい音を狙ってこの電源ケーブルの導入を考えてますが、福田氏の仰る芸術性の意味がイマイチわからず判断に困ってます。 この福田氏の仰る「芸術性」の意味を教えて頂ければと思います。 また、電源ケーブルアクロリンク・6N-P4030PCを実際にお使いになっている方には、 感想もお伺いしてみたいです。 宜しくお願い致します。
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こんばんはNO6です 自作でオーディオアクセサリーという本の、75ページに書いてありました。 まだ本屋にあると思いますので良かったら御覧ください。 立ち読みでしたので細かい所は忘れてしまいましたが 解像度とは真逆の滑らかさや艶やかさ、柔らかさを芸術性と表しているそうです。 ただ福田さんとしては高解像度のほうが好きなようです。 ☆オーディオアクセサリー誌 福田屋セレクション スピーカーケーブルースクランブルテスト によりますと スピーカケーブルについてですが どのようなケーブルが最適かは、個人個人で重視している部分の違いから、必ずしも一致しないかもしれないが、ケーブルを数多く試聴する立場にある福田屋の個人的な意見としては、広帯域、高SN比、高解像度、コントラストが高く得られることが重要である。 音質的には、ぼやけず、濁りがなく、広域に繊細な部分までにじみがない・・・略 と書いてありました。
こんばんは 私も福田雅光氏の言う芸術性については分かりませんが、福田雅光さんのいろいろな評価は個人的にはかなり正しいように思います。 安い製品でもいいものはいいと褒めますし、個人的にこの製品はこういう音だと思うと、雑誌に同じことが書いてあったりしました。 それ以来同じ感覚を持っている評論家の方のような気がして好きになりました。 (私自身は全然素人ですが) 芸術性の意味はわかりませんが、福田さんが好きー感動するー良いと思うー音なのかなと思います。 このケーブルの福田さんの評価については知りませんが 個人的には(私の考えでしかありませんが)福田さんはクリアーな現代的な音が好きな気がします。 今までの雑誌でのいろいろな製品の評価などを見ていますと。 本人に聞いたら違うかもしれませんが・・・
お礼
福田さんのケーブル評論は、確かに良いものは良いと書いてますね。そのてん、信頼出来る方でもあります。ただ、やはり芸術性というのは、曖昧な感じがするのです。他の回答者の方が書かれてましたが、芸術性が高いということは、それだけ福田さんの好みに合う傾向のケーブルなのだろうと思います。 どこかの記事でECMの録音がお好きだということが書いてありました。どうやら、高S/N、高純度、高解像度な音がお好きなのではないかと、予想ではありますが、そう思います。 参考になりました、ご回答頂きありがとうございました。
- DateSuikyo
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福田氏はどういう経歴の人か知りませんが、オーディオ評論家なる人種は、多くが元エンジニアです。オーディオメーカーや電機メーカーが不況になってリストラされ、仕方なく評論を始めた人が多い。 エンジニアは記号は使えますが、日本語は使えません。メーターを読むことはできますが、文章は書けません。特に、他人の理解できる論理的文章となると、まず絶対に書けません。 また彼らは、なぜかメーカーの顔色を極端に気にしていて、製品の悪口を滅多に書きません。だから高音に歪みの多い音は「明るい音」、左右の位相が揃っていない装置は「広がりのある音」という風に言い換えます。 こういうオーディオ評論家特有の表現パターンを、かつて長岡鉄男という評論家がさる誌上でバクロしたことがありました。その長岡氏にしても、かなり妙な言い換えをしていましたけどね。 福田氏の「芸術性」なる表現も、何を書いていいか分からなくて苦し紛れにひねり出した言葉でしょう。実態は「ない」と考えた方が無難です。オーディオ評論家の言い種を真に受けると、とんでもない無駄遣いをしてしまいます。 以上、音楽業界で仕事をしている男の実体験に基づく感想です。
お礼
確かに、某オーディオ雑誌の編集者によると、あまりこいうことを書いてはいけないかもしれませんが、雑誌は広告収入で成り立っているので、広告を出しているメーカーの製品には悪いことが書けないそうです。うーん、芸術性の実態はないと考えたほうが良いですか。私も分かるようなわからないような、曖昧な気持ちです。 ご回答、ありがとうございました♪
- chandos
- ベストアンサー率36% (267/732)
福田雅光が言っている「芸術性」なる音質指針とは、たぶん「福田自身が好きな音」のことでしょう。誰だって嫌いな音を「芸術的だ」とは形容しませんよね。 「芸術性がある」とは、音に深みがある、音に色気がある、音に血が通っている、音に存在感があるetc. 。。。といった「褒め言葉」のバリエーションのひとつですな。で、それは「いかに自分が好きな音か」ということを意味するものの、では具体的にどのような感じなのかというと、まったく何も語っていないに等しい。 少なくとも、6N-P4030PCが安っぽいドンシャリの音ではないことは想像できますが、それ以外は何も分かりません。 なお、私はACROLINKの電源ケーブルを使ったことはありませんけど、10種類以上の電源ケーブルを「試聴」したことはあります。けれども「音が柔らかくなる電源ケーブル」というのは聞いたことがないです。 電源ケーブルの付属品からの交換は、音の重心を低くすることによる安定感アップが見込めますが、音のタッチがソフトになるとか明るくなるとかいった「音色」の範疇に属する変化は期待出来ないのではないでしょうか。スピーカーケーブルやRCAケーブルならば、場合によっては少しは期待出来ると思います(もちろん、しょせんケーブルですから、過度な期待は禁物ですが)。 6N-P4030PCと同クラスの製品ではACOUSTIC REVIVEのPOWER STANDARDや、FURUTECHのABSOLUTE POWER IIなどが上質ではないかと思います。ただし、それらにしても、実装して「音が柔らかくなる」という性格の製品ではないです。
お礼
福田さんの好きな音ですか。まあ確かに嫌いな音を芸術的とは形容しませんね。 また、福田さんの好きな音というのもわからないんですよね・・・・。 録音で言うとジャズのECMのような透明感のある繊細な高純度な録音が好きだとかいうのは聴いたことがありますが、芸術性が高いということは、そのような傾向の音のケーブルなのかと思いました。 仰られる通り、福田流の褒め言葉の一つなのでしょう。 とりあえず、導入してみます。 ご丁寧にありがとうございました。参考になりました。
- 6750-sa
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単なる思いつきの言葉でしょう 音色の表現に数値が使えないのと、現在までにさまざまな言葉が用いられてきましたが、どれもありきたりの印象が定着してしまい評論家としても陳腐さや平凡さを感じない言葉を求めていたに違いありません、グルメ番組の「まったり」とかいう言葉に近いです。 そもそも絶賛されている歴史的な芸術(音楽や絵画、彫刻等々)は当初誰にも認められず全くと言っていいほど散々酷評されていました。 後世になってこれはすばらしいと賞賛している人々の大半は先入観無しでその価値を理解できているでしょうか? 有名な画家の高価な絵画も変なオヤジが「これはうちのせがれが書いたものだけど誰か高額で買い取ってくれんかね?と言われたら誰が買うでしょうか 芸術もマイサウンドも自分の感性で認めたものでなければ催眠誘導と同じです、理解しにくい言葉は時にイメージの独り歩きを招きます(そういう意味では質問者さんが疑問を抱かれたのは正直だと思います) あえてここの「芸術性」を定義するとすればメーカーの熱意と開発の歴史、またそれにふさわしい価格設定ということかもしれませんが実際あてはまるかどうかはわかりません おそらく質問の「芸術性」とやらも、先入観無しで製品を使用した時、使用者が「芸術性」に相応した印象を感じるのでない限り商業行為の犠牲になるだけの気がします。
お礼
グルメ番組の「まったり」とかいう言葉ですか。なんとなくイメージが掴めます。 もしかすると、コストパフォーマンスが高いということかもしれませんね。 他の回答者の方が書かれてましたが、芸術性の高い音というのは、 福田さんの好きな音なのかもしれませんね。 ただ、まぁ芸術性という言葉で音質を評価するというのは、福田さん以外知らないですし、 独特の表現言葉ですよね。わかるような、わからないような、ちょっと曖昧な気がします。 とりあえず、導入してみて、福田さんの言う芸術性の高い音とは何か、 と聴いてみたいと思いました。 ご丁寧に回答頂き、嬉しく思いました。ありがとうございました。
- noct_nik
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失礼、一部途切れたまま投稿してしまいました。 >変化で言えば、ラーメンに故障を少し入れた 変化で言えば、ラーメンにコショウを少し入れたよりもわかりづらいでしょうね。 変化はあっても、それがいいか悪いかはまた別の話です。
- noct_nik
- ベストアンサー率50% (604/1206)
懐かしいですね、まだオーディオ誌を毎月買っていた頃は、そんな表現ばかり載っていたのを思い出しました。 この手の疑問が出てくる、ということは、結局読者に伝わっていないということなんですよね。 芸術って、それを芸術と捉えるかは人それぞれで、ピカソを芸術と思うか変な絵と思うか、人それぞれでしょう? 福田氏の芸術性の評価なんてのは、氏の評価であって、客観的な意味など持たないでしょう。 オーディオ評論家って、訳の分からない言葉で飾って表現するのが大好きなようで、読んでいる方も何となく分かった気になっているけど、実はよくわかっていなかったり。 特にケーブルの評価はとても微妙なんですよね。 確かに電源ケーブルで変わるのは認めるところですが、それを言葉に表現するのはとても難しい。 食べ物の味だって、言葉にするのは難しいわけで、それを言葉で表現できるような人が評論家なわけですが、ことケーブルの変化の微妙さと言ったら、まあ雑誌を読んでいて、よくもまぁこんなに書けるよナ、と思うわけです。 変化で言えば、ラーメンに故障を少し入れた 残念ながら、最近のアクロリンクのケーブルについてはよくわかりません。 自分の中では、アクロテック時代で止まっています。 アクロテック時代からそのままの傾向であれば、誰にでもわかりやすい解像感が高い音、というイメージでしょうか。
お礼
確かに、福田さんの仰られる芸術性という言葉は氏の評価であって、 客観的とは言い難いかもしれませんね。 他の回答者の方が書かれてましたが、福田さんの好きな音なのかもしれませんね。 音を言葉で表すのは難しいです。芸術性という言葉を持ち出されると、正直な所困るんですよね。 福田さんの好きな音なのかもしれませんが、それもECMのような録音が好きだというくらいで、 本当の所はイマイチ理解出来ないです。 とりあえず、導入してみて、福田さんの言われる芸術性の高い音とはなんであるかを実感してみたいと思います。 ご丁寧な回答を頂き、感謝しています。ありがとうございました。
お礼
どうやら、オーディオ的な音では無いような音に対して芸術性という言葉を使うようですね。 でも、福田さんの好みはオーディオ的な高解像度にあるという・・・・・。 福田さんの好きな音=芸術性ではないということかもしれませんね。 参考になりました、ありがとうございます。