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原発技術者引き抜きの動き
ネット上では、 中国や韓国から原発技術者に対して、誘致の働きかけが盛んに行われているという情報が提供されていますが、 マスコミでは報道されていません。 事実はどうなのでしょうか。
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- key00001
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別に最近の話しじゃないですよ。 1990年代くらいから、中国,韓国,台湾などの企業が、定年世代の技術者や技能者を、高額年俸で雇い入れていますし、もっと以前からも、例はいくらでも有ったでしょう。 中には職位高位者や、基幹社員も含まれており、企業への忠誠心も希薄になったなぁ・・と感じます。 しかし国内が、雇用延長を制度化するなどしたものの、実態は給料が半分になって、年金受給まで何とか食いつなげ!と言う感じでは、とても「豊かな老後」は望めませんので、「年収1千万円で3年間!」などと誘われたら、「一丁やったるか!」と言う気になるのも、仕方が無いとは思います。 とは言え、「余り実害は無い」とも言われていますよ。 大企業のサラリーマン技術者を、何人かヘッドハンティングしたところで、どうにもならないからです。 極論しますと、日立,東芝,三菱などの社長をヘッドハンティングをしたところで、まず役に立たないですからね。 逆に中堅クラスの「旬の技術者」は、ヘッドハンティングも難しいし、やはり彼らとて個々に天才技術者と言うワケでは無く、経験豊富な先輩なども多数の、優秀で大きな組織の中で、才能を発揮する人材なんですよ。 また優秀な設計者を獲得しても、製造の知識は乏しかったり、追加で製造技術者を獲得しても、日本の場合、「ソコは外注・・」などと言うコトが多かったりします。 原発に限らないコトですが、日本の自動車メーカーでも、下請企業も含めて海外進出すれば、「海外生産の日本車」と言えますが・・。 しかし、外国の自動車メーカーが、日本の技術者をヘッドハンティングしたり、日本の企業から部品を調達するなど、いくら頑張ったところで、日本車にはなれませんからね。 実際にも、中国産の新幹線には、かなり多くの日本人が関わってますが、日本の新幹線とは似て非なるモノでした。 結局のところ「MAde in JAPAN」は、日本でしか出来ないものである場合が殆どで、ヘッドハンティングされた人の概ねは、その壁にぶつかって、2~3年でお払い箱になる運命の様です。 もはや、そう言う事実も知られてきていますが、それを承知で、「ヘッドハンティングに遭遇したら、2~3年は稼いでやる!」と言う、たくましい人もいますよ。 いわば、日本の年金制度が破綻してきている部分を補う「新しい制度」として利用してやろう!と言う考え方ですかね? 一方、海外で成功した日本人は、外国企業を「Made in JAPAN 化」する、コーディネーターみたいなコトをやっておられる方が多いですね。
これもネットですけど。事実は関係者のみぞ知るところなのでは。
お礼
そうですね。ありがとうございました。
お礼
ご高説のとおりであれば安心ですが、あまりにも学問的すぎて、庶民感覚からすれば、不安が、やはり、残ってしまいます。 貴重なご見解を披露していただき、ありがとうございました。