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もしオフサイドが無かったら?
もともと野球ファンでしたが、「岡田ジャパン」のあたりから「なでしこ」「ザックジャパン」と、しだいにサッカーファンになってきた私です。 ただ、野球と違ってサッカーはほとんどプレイ経験が無いので「実感」としてよくわからないことも多々あります。とくに「オフサイド」ってやつがそうです。 どうしてそういうルールが出来たのか?、もし無かったらどんな不都合が起きるのでしょうか? どなたか教えてください。
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- fogber
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想像するとみんな広がったらテレビ画面におさまりませんよ カメラも大変です ちなみに僕がオフサイドなしの試合に出たら相手ゴール前で待機します
- noburico1974
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歴史的経緯はさておき、オフサイドルールがなくなった場合の効果を いろいろと考えてみました。 <守備はゴール前を固める> スピードのあるFWをマークするDFは、同じタイミングで走り出したら 負けてしまいます。オフサイドがないのであれば、最初からシュートエリア だけを防御するような陣形を取り、余り動かない守り方をすると思います。 つまりゴール前を固めて、とにかくシュートをブロックする守備です。 (少なくとも自分ならそうする、何故ならそれがもっとも効率的・効果 的だから) 遠めから放り込まれたボールに対しては、キーパーを前に出して、 ゴールマウスのライン上に数人のDFが並ぶような絵が浮かびます。 (コーナーキックのシーンなどが、常態化する) また、シュートをブロックしやすいのは体の大きな人であって、 DFは大きな人しか出来なくなるような気がします。 (今でも、プロのセンターバックはそうですが) ゴール前に放り込まれたボールをただクリアするだけなら、大きな人が 有利なのは間違いありません。 逆に、攻撃側はボールをキープする人、大きく蹴りだす人、決める人 という役割分担が明確化し、必要な能力も今とは若干変わってくる と思います。 結論としては、中盤の攻防はなくなり、両ゴール前の攻防だけが醍醐味の 肉弾戦スポーツのイメージになります。 中盤の攻防があるのは、両チームがDFラインを上げて、スペースを 狭めているから発生するのであって、DFラインが下がる(もっといえば なくなる)ということになったら、中盤はみんなフリーでボールを持て、 ただドリブルしてもしょうがないので、点を取るために、ゴール前に 放り込むしかなくなるだろうと想像されます。 ゴール前には、屈強なFWとDFがいて、体をぶつけあう構図です。 キーパーが最後尾にいる必要もなくなるでしょう。 (手が使えれば空中戦は有利だから、エリア一杯まで前に出て行く) つまり、今の進化したサッカーとは全く違うものになると思います。 戦術のバリエーションは、いろいろと出てくるのでしょうが、 今より面白いとは思えません。
- junsolo
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オフサイドは、簡単に言うと「待ち伏せ攻撃」をできなくするために生まれました。 昔オフサイドのルールがなかった時代があったのですが、 オフサイドがなければ、たとえば攻撃を受けている際に相手のゴール前でずっと待っておいて そこへロングパスを送り、ゴール ということが可能です。 これを防ぐためには、相手チームは選手を自分のゴール前に残しておかなければならなくなります。 攻撃中でも守備中でも選手はピッチ中に散らばっている状態になります。 自然攻撃はロングパスがいったりきたりするだけとなり、 大きくスペースが開いた状態がピッチ中に広がることになりますので 組織的な守備も難しく、技術の高さだけが得点を左右する大味なスポーツになってしまいます。 オフサイドがあることでディフェンダーはディフェンスラインを高く保つことができ、 自軍の攻撃に後ろから厚みを持たせることが可能になります。 サッカーというスポーツをつまらなくしない、 面白くするためにあるルールだと私は解釈しています。
- 409409409
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ルールの出来かたは、他の回答者様に任せます。 「不都合」・・・サッカーがおもしろくなくなる。 ルールだから、それに踏まえて試合をすることになります。 戦略は自陣に引いて、カウンター狙い。 それに対抗するための自陣に引いた相手を崩すサッカー。 現代とあまり変わらないように感じますが、 カウンター狙いの方がより楽に点が取れます。 オフサイドルールがなければ、カウンターは簡単。 1点取ってしまえば、相手もより攻めて来ざるをえず、よりカウンターが狙いやすくなる。 ウサインボルトが希望するマンチェスターUが世界を制することになるでしょう。
- ultraCS
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元々の原始的なフットボールでは、町野縄文同士をゴールにしたりしてもモブ押し合う競技でしたから、一点は行ったら試合終了だったんですね。で、フットボールは秋の収穫祭などに合わせて行われたので、祭りですから、参加者は朝から晩まで祭りを楽しみたいのにあっという間にて点が入ってしまってまでは楽しめなくて困る。ですから、出来るだけ得点が入らないようにルールが整備されてい揆、てを使うなとか前に放るなとかの中にオフサイドの概念か持ち込まれたのです。 ところで、オフサイド、廃止しても、意外に変わりがないかも知れませんよ。 フィールドホッケーのようにオフサイドを完全に撤廃してしまった競技もありますが、オフサイドが無くなっても対して攻撃的にはならなかったし、得点シーンは低いままです。 ですから、一度オフサイドを撤廃したり、変更したりして(ペレのいたNASLのようにオフサイドゾーンをセンターラインから35mラインやペナルティエリアに縮小する等)、試行ルールでユースなどの一大会実施してみればどうなるかはっきりします。 実際は待ち伏せが増えると言うより、ディフェンダーがオフサイドラインを味方としてプレーできなくなりますから、よりゾーンディフェンスに近づいてマークを上手く引き渡せるチームが有利になるんじ゜ゃないですかね。あるいはスイーパーが底まで下がる形になるか、年末にホッケーやってた知り合いに会うことがあったらどう変わったか聞いてみます。
- EFA15EL
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完全な蛇足ですが、このオフサイドルールの精神に真っ向から逆らうような戦術をとっているチームがイングランドプレミアリーグに存在します。 ストークシティとそこのMFデラップです。 つい先日某バラエティでも紹介されてましたが、非常にユニークな戦術です。 http://www.youtube.com/watch?v=LA8Iz8qXYJk
- EFA15EL
- ベストアンサー率37% (2657/7006)
歴史的な話をすれば、サッカーは元々ラグビーと同じスポーツでした。 どちらもフットボールという名前の競技だったのです。 で、イギリス各地で行われていたフットボールのルールを統一しようとした時、 イートン校とラグビー校が対立します。 手を使う事を認めるか否か、です。 認めなかったイートン校側のフットボールはいわゆるサッカーとなり、認めたラグビー校側のフットボールはいわゆるラグビーになります。 そして、オフサイドの原型はすでにこの統一前のフットボールに存在していました。 「ボールより前にいる選手にパスしてはいけない」というものです。 これ、今でもラグビーはそうですよね?前に進めるためには持って走るしかない。 分家したころのサッカーもこのルールだったのですが、そうするとドリブルでしか前へ進めず、陣形も横一線になってしまう。(前に出てもパス出来ないため) そこで競技としての面白さを増すためにルールを改変し、ボール基準ではなく、相手の選手がゴールまでに何人いるかを基準にします。 最初は3人、後に2人(キーパーともう一人)。 これによって前にもパスが出せるようになり、サッカーはよりダイナミックな攻撃が出来るようになったわけです。 つまり、最初自由だったものを制限したのではなく、もっと制限が厳しかったものを緩くしたというのが答えになります。 じゃあ統一前のフットボールには何故そんなルールがあったのか? これは簡単で「抜け駆け禁止」です。原始的なフットボールは死人が出るほど激しい競技であり、文字通りお互いの維持と尊厳を賭けた戦いだったので非紳士的な事はしてはいけなかったというわけです。
- gungnir7
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もともとラグビーからの派生でその伝統を受け継いでいるとのことです。 不都合は背の高い選手をゴール前に並べることで、これはかなり昔から卑怯とされてきたようです。 wikiに詳しく書いてあるので目を通してみて下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89_(%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC)
- asuncion
- ベストアンサー率33% (2127/6289)
オフサイドがないとすると、攻撃側の選手を常に相手ゴールのそばに配置することができますね。 攻撃に移ったら、その選手にロングボール一本であっという間にゴールキーパーと1対1です。 そういうつまらない状況をなくすために、オフサイドが存在します。 なお、サッカー以外の競技(ラグビー、アイスホッケーなど)にもオフサイドが存在しますが、 意味合いはサッカーとは異なっています。
お礼
いやー!!!面白かった。「人間発射台」 「ナックルボール」のサッカー版ってとこですかねえ。 興味は尽きませんねぇ。 ありがとうございました。