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膀胱癌の治療について
先日、夫が血尿が出ると言い、近くの泌尿器科を受診したところ『癌の疑いあり』と言われ、紹介状をもらい大きな病院で検査しました。 結果はやはり『膀胱癌』。キノコのように生えたものが一つ、他にも数ヶ所に癌があるとの事。 そこで手術の説明を受けたものの、何が何やら知識もなく、知りたい事すら解らない状態で説明は終わりました。 手術方法はTUR-Btというもの、その後『エピルビシン』という抗ガン剤を膀胱内に注入し、再発を防ぐと説明されました。 この手法は一般的なものですか? いろいろ調べて、手術方法については理解出来つつあるものの、術後に施される再発予防方法は『BCG』について書かれたものはあっても『エピルビシン』という抗ガン剤の膀胱癌に対する投与については、あまり見つかりませんでした。 アドバイスがあればお願いします。
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- bakamr
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『がん診療ガイドライン膀胱がん』より抜粋。 II.筋層非浸潤性膀胱癌の治療 2.筋層非浸潤性膀胱癌のリスク分類と治療指針 「欧州ではアントラサイクリン系抗癌剤の膀胱内注入の研究が多く実施されており,日本でも欧州と同様に行われてい たことが本ガイドラインのエビデンスになっている。」 筋層非浸潤性膀胱癌の治療 CQ CQ 7 中リスク筋層非浸潤性膀胱癌に対して抗癌剤維持投与は推奨されるか? 「本邦でも,アントラサイクリン系抗癌剤を用いた膀注療法の有用性を検証する大規模RCTが行われ,TURBTのみの 群と比較して膀注療法群で有意に再発率が抑えられることが確認されており,維持投与の有用性については一 定のコンセンサスが得られている。」 以上です。
- bakamr
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エピルビシン:アントラサイクリン系の抗腫瘍性抗生物質製剤(抗がん剤)。 がん診療ガイドライン膀胱がん http://www.jsco-cpg.jp/guideline/17.html または、 医療情報サービス Minds(マインズ) http://minds.jcqhc.or.jp/n/top.php に、膀胱癌のガイドラインが掲載されています。 その中に、アントラサイクリン系の抗腫瘍性抗生物質製剤(抗がん剤)の 記述もありますので、お時間がある時にご覧下さい。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 詳しくありがとうございました(>_<)。 エピルビシンを使う方法は効果ありとのことですが、しらべてもあまり分からないのは、まだ浸透しきってはいないという事なのでしょうか? BCGとはどの様な部分が違うのでしょうか?