- ベストアンサー
ボクシングとキックボクシングのパンチの違いとは?
- ボクシングとキックボクシングのパンチには、さまざまな違いがあります。
- ボクシングは相手のアゴや脳を鋭く揺らすテクニックを重視し、コンパクトに強弱をつけて打ちます。
- 一方、キックボクシングは蹴りのような大技にも重点を置きつつ、一撃必殺の考え方もあります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
格闘技経験者です。打撃・柔術・護身を20年ほどの経歴です いい質問ですね。すごく面白いです。人により様々なスタイルがあるので「基本的に」という前提を用いてお答えします。 ボクシングはパンチオンリーですのでパンチだけのきめ細かな駆け引きが要求されます。パンチだけに非常に特化してるのでココに当てる技術という物が大きく存在感を持つのです。脳を鋭く揺らすパンチはこれに分類します。ポイント制でもあるので、必ずしもハードパンチャーだけが強くなれるわけではないのですね。 キックボクシングではこのパンチテクニックに加えて、基本パンチの3倍の威力がある蹴りが使えます。これにより威力のある蹴り攻撃を生かすためのパンチというボクシングには決して無いパンチが生まれるわけです。なのでボクシングとは打ち方が少々異なるのです。ただ、蹴りは基本的にフォームが大きいので蹴りにに対応しようと「素早く出せる強いパンチ」もまた存在感を発揮するのです。パンチの一撃の強さを求めるのはここら辺が作用します。ご質問にあるパンチの威力ではキックの方が上では?というのもココに属します。 空手は流派による分裂が激しいので色んなルールが存在しますがフルコンの極真ルールでは素手による顔面攻撃禁止ですので、拳を鍛え受けた場所すら破壊するように拳自体を変えます。これはグローブを使う物には存在しない物でカチカチの拳はもはや武器と言えます。階級の幅が広く体重増があまり求められない所も破壊力に関係する所です。これもまた「質」という意味で全く違う所ですね。 競技によるパンチの威力ですが、比べようも無いことですけど・・・私が知る上では経験によるものを省いて体重・体脂肪率が同じだとどの競技も威力は同じです。人の個性による違いでしか違わないのではないかな。「人間自体にそんなに変わりは無い」ですからね。。。 競技として似た部分を持つ物なのですが「ルールにより求められる物の違いにより必要とされる物に少しだけ違いがある」ということです。ですので足らずを補う為、もしくは自分のスタイルに合わせて他競技の技術を取り入れるということを求める人が居るのです。 形に無いトリッキーな打ち方というのも、おかしいと言う捉え方もあれば、分り難いという捉え方もあるのです。私的では形にとらわれないというのは相手への撹乱という意味で戦法の一つと思っています。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 ベテランのかたの意見なので参考になります。 要は競技の特性によりけりで、体格が同じくらいだったらそれほど差はないということですね。。私はハードパンチャー型らしいのですが、様々な角度でパンチというものを追求していきたいので、空手のように手首や拳そのものを鍛えるということもしていきます。
補足
蹴りありの状況、パンチオンリーの状況など、様々な状況で生きてくるパンチについて考えていこうと思います。 そのためにはもっとスパーリングや試合もこなそうと思います。 ありがとうございました。