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資源もない小さい島国なのに、経済3位の実力
経済初心者です。 「資源もない小さい島国なのに、経済3位の実力」の意味するところがよくわかりません。 資源がないことと経済力は相関があるのでしょうか?
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- potatorooms
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関係ないかもしれないけど。 安土桃山時代、世界の鉄砲保持数のトップが日本で、8割くらいだったはず。鉄砲伝来からホント、すぐの時代です。 江戸時代、江戸は、世界トップの人口を誇る都市でした。 日本に資源が無い、というのはちょっとだけウソです。日本は火山国で、ホントさまざまな地下資源が得られます。そして、南北に長く、多くの動植物が得られます。他の世界の国々に比べて、無い資源の種類は少ないんです。ただ、日本の経済規模と比べて、量が足りない。 要は、最近の話ではなく、日本って、伝統的に、技術があり、生産人口が多く、それを実現するための資源も豊富でした。ただ、いまは、量産するため、安価に作るために、国内の資源では足りないだけです。 やり方が分かれば、安いところから持って来て生産する。私には当たり前の話に思えるんですが。安土桃山時代から、火薬の原料のひとつは輸入が主体でしたしね。
>資源もない小さい島国 明治の初めにそれを自覚した先輩が西欧に追いつこうとがんばって、当時の3大国(清、ロシア、米国)と次々に総力戦争をした結果、最後には負けましたが国民はそれでいろんなノウハウを得て、その蓄積が戦後の経済総力戦争の勝利、大発展へ結びついたのでしょう。つまり国内がひとつの精密で効率のよい人馬一体の最新鋭巨大工場になったのです。一億の市場である国内でも競合してよい品質を磨き上げ、安かった石油や鉄などの自然資源を買いあさりそれを製品にして付加価値を付け世界へ売ることに精を出して米国からヨーロッパから、更には発展途上国へも製品を売りつけて巨万の富を蓄積したということです。つい最近まで世界第二位だったのです。いずれ第一位になるだろうといわれた時期もありました。日本の適当に狭くて暮らしやすい国土と知的で倫理意識の高い人的資源などを考えれば特に不思議ではなかったと思います(なにしろ70年前には世界最大の国に宣戦布告した国ですし)。 >資源がないことと経済力は相関があるのでしょうか? 一般的にはあります(米国がその例です)。日本には当てはまりません。むしろそれがハングリー精神を育てたのだと思います。これからが問題です。
- gokakukei
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まず第一のポイントが東西冷戦でアメリカが勝利したことです。東西冷戦では主に2大国 ソ連 対 アメリカ という軸の対立があり双方が疲弊して行くことに成りました。そして先に倒れたのはソ連でした。日本はアメリカに付いていましたのでこの選択は結果として功を奏しました。 そして日本の経済発展がどの様に果たされたのかといえば、日本という安い通貨の国がアメリカという高い通貨の国にものを売って経済成長したというかたちです。日本は通貨が安いため安い人件費の国として米国に重宝され、また同時に日本は単純に安い労働をするだけでなくその中で安く良い物を提供することで技術を身につけ社会インフラを整備して経済発展を遂げることができました。 ただ日本の安い労働力は主にアメリカの企業や富裕層を儲けさせましたが、一方でアメリカに深刻な雇用問題をもたらしました。それは日米貿易摩擦につながり、日本に輸出自主規制なるものまで発動された(輸出自主規制:アメリカはそれまで散々自由主義経済を喧伝し市場開放等を他国に迫り続けてきたため、自由主義によって起こった自国の雇用問題に輸入規制で対応してはメンツが保てない。そのため日本に自主規制というかたちで要請し、日本政府はこれに従った)。 日米貿易摩擦の激化後に 経済”戦争”なる解釈が行われるようになり、経済も自国の安全保障に関わるものと位置づけることで、冷戦後には余剰となったCIA等のスパイ人材を日本等への産業スパイとして使用していたともいわれ、日本の仮想敵国化が進められていた。 戦後、日本は資源小国であるがゆえにアメリカに従うこととなったとも言えるでしょう。資源がないがため戦争に負け、戦後は資源がないがためにアメリカに従属的になってゆき、そして米国は有り余る資源を日本へ売ることで更なる市場拡大によって自国の産業を潤わせることができたという関係でした。基本的に戦後から数十年に日本と米国の関係は経済的にWinWinの関係でした。単純に資源がないことと経済力は相関はありませんが、日本は資源小国であるがために貿易へ注力していったという実態はあります。
- Guan-Yu
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資源には限りがあります。資源が無くなれば終わりです。 しかし、人間の知恵には終わりがありません。 つまり、知恵のある人間は無限の富を得られる事ができます。
- Mokuzo100nenn
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日本の国土面積を指標として「小さな島国」=「小国」と考えるのはいかがなものでしょう。 現実の日本は人口が世界で10位で、強力な人的資源があり、 また国土の森林面積率68%と、有数の森林資源(=綺麗な水)に恵まれております。 また地面から海面に視野を移すと、EEZと領海を合計した面積は世界第5位で、広大な海洋資源国です。 これら豊富な資源にめぐまれている日本国が、世界第三位の経済大国になっていることは何も不思議ではありあせんが、 世界5位の海洋資源、世界10位の人口で、世界第3位の経済という頑張りには関しては、少し考察が必要と思います。 私見ですが、理由の一つは、キリスト教の普及率が低く(2-3%)、仏教や儒教の価値観で仕事に取り組む人が多いことだと考えています。 日本と条件が似ている大韓民国では、日本からの独立以降、急速にキリスト教が普及し、いまや40%以上のKoreanがキリスト教徒に宗旨替えしているとか。このことが、韓国人一人当たりのGDPが日本のそれと比較して半分にとどまる理由ではないかと考えておるのですが、経済活動における生産性と仏教+儒教的価値観の相関に関しては、今後も研究してゆかなければならない分野と思います。 アメリカ、フランス、オーストラリア、ロシア、カナダなど、日本よりも資源が豊富なキリスト教国の人々全員が生産性が低いと申し上げているわけではありませんので、悪しからず。
- dragon-man
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英エコノミストに「世界各国の本当の「富」:日本はまだまだ豊か」という面白い記事が載っています。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35606 国連のレポートだそうですが、それによると、経済のバランスシートで見る限り、日本はアメリカを抜いて世界一豊かな国なのだそうです。もちろん中国、韓国など遠く及ばない。 バランスシートは、産業や生産工場などの物理的資本、資源などの自然資本、人的資本の三つに分かれていますが、日本など先進国が多いのは人的資本で、中でも日本が圧倒的なのだそうです。 企業の大きさはフロー(収益)とストック(資産)で計られますが、国の場合今まではフロー(GDP)でしか尺度がありませんでした。ストックである富の概念がなかったのです。国連のレポートはそれを補ってるのです。 低成長の日本が、フロー(GDP)の面で中国や韓国に追い上げ、追い越されつつありますが、明治維新以来営々と蓄えた人的資本を中心とするストック(国の富)の大きさでは中国韓国はもちろんのこと、アメリカさえも追い越しているという見方が、このご質問の回答になりそうです。
- blackhill
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資源には広狭さまざまな意味があります。 狭義には、いわゆる天然資源があります。鉱物、森林、生物、耕地、水などが含まれます。 経済への貢献という点では、人的資源や知識・技術など知的財産を含めて考えるのが普通でしょう。 さらに、文化や芸術を加えることもあります。たとえば観光資源には、自然遺産と文化遺産の双方が含まれます。 引用文は、「天然資源が乏しい小さな島国」とするほうが誤解がなかったように思われます。 産業構造が高度化しGDPが増えるとともに、天然資源より良質の人的資源や金融・情報など無形のサービスの役割が高くなるので、天然資源が乏しい国でも豊かになることが可能になります。
- potatorooms
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追加。 ブルネイ。
- rikukoro2
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まず『国力』というのがあります この『国力』は 『経済力』+『科学力』+『軍事力』の総合値で決定します 資源もないというのはこの科学力が他国よりぬきんで居るわけです 結果、国際世論において日本の発言力が高まり、その分国民が裕福になるわけです
- nevel
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そりゃあ、相関有るだろ。 クエートとか、ドバイとか、石油資源だけで裕福になってるだろ