※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「大君の通貨」pp.36-37の記述について)
「大君の通貨」の謎とは?ドル価値の変化について考察
このQ&Aのポイント
佐藤雅美「大君の通貨」(文春文庫)1刷の36~37頁の内容が理解しかねます。日本の金貨の四進法による価値の変化と、ドル価値の変化について考察します。
文中には、日本の金貨が四進法を採用しており、イチブとニシュの交換レートが1:4であることが記述されています。しかし、重量交換によるドルとニシュの交換では1ドル=2ニシュとなり、ドルの価値が本来の交換レートである1ドル=3イチブから6分の1にされたのではないかという疑問が生じます。
しかし、以降の文章ではドルの価値が3分の1にされたという前提で話が進んでおり、矛盾が生じています。この謎の解明にはさらなる考察が必要です。
佐藤雅美「大君の通貨」(文春文庫)1刷の36~37頁の内容が理解しかねます。
問題は以下の記述です。
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「ところが日本では一リョウは四イチブ、一イチブは四ニシュに当たります」
日本の金貨は四進法をとっていて、一両は四分、一分は四朱に当たった。
(中略)
「日本の幣制によれば二ニシュは一イチブの半分の価値しかない。にもかかわらずニシュ貨はイチブ貨の一・五倍の重さになっている。ということは……」
一行は静まって、オールコックのつぎの言葉を待った。
「一ドルを重量交換でニシュ貨と交換するとニシュ貨が二枚で、一イチブとの交換になる。イチブ貨との交換だとイチブ貨が三枚で三イチブとの交換。一ドルは本来三イチブと交換されなければならないのに、ニシュ貨と交換すると一イチブとの交換になってしまう。分かった。これはドルの価値を三分の一に叩き落としてしまおうとする企みだ」
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1イチブ=4ニシュなのであれば、重量交換では1ドル=2ニシュなので、1ドル=2ニシュ=0.5イチブ。したがって、本来の交換レートで1ドル=3イチブなのであれば、ドルの価値は6分の1にされたのではないかと。
でも以降は、ドルの価値が3分の1にされたという前提で話が進んでいくので、訳がわかりません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり、一行目がおかしかったんですね。 誤りではないかと疑いましたが、まさかクリティカルな部分に誤りがあるとは信じがたくて……不審感が解消されて良かったです。