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浅田真央 白鳥の湖の後半の曲について
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- manakanawow
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この質問、僕も気になってあれこれ調べました。 これですよね? 白鳥の湖 第3幕 黒鳥のパ・ド・ドウからコーダ http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=oRRaHMVTQwA 浅田真央さんの「白鳥の湖」について詳しい解説が以下にもありました。 http://blog.goo.ne.jp/0612-0523/e/9e73a16923772a3ec16ce93df37d20ed
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バレエが趣味で、白鳥の湖のCDを数枚持っています。 浅田選手自体のスケートは、リレハンメルで同じく「白鳥の湖」をしたオクサナ・バイウル選手の出来栄えには程遠くて、途中から曲のみ聴いていました。 さて、ご質問の件ですが。 「白鳥の湖」の曲です。確かに「白鳥の湖」というと“第2幕 情景” “小さな白鳥の踊り(通称 四羽の白鳥)”がひとり歩きして有名ですが、他の曲は実際に習っているか余程興味がないと知られていません。 浅田選手は今回の大会では合計4曲を抜粋して用いています。バレエ上演では第2幕と第3幕での曲です。 私見ではもっと他に曲があったのに、と感じています。 まず、第2幕の情景から始まり、動画サイトでは2分過ぎる手前からのヴァイオリンソロで第3幕の“黒鳥のパ・ド・ドゥ”が出てきます。実際はあの曲の前に導入部ワルツがあるのですが浅田選手はそれを抜かしてアダージョの部分を使用しています。 それでも中間は省いて、冒頭と後半のみをつなぎ合わせて選んでいます。 その後の軽快な3番目の曲は、パ・ド・ドゥの後に王子が踊るソロの曲であり、最後でパ・ド・ドゥのコーダを使用しています。 余談ですが、「白鳥の湖」には一般的な“プティバ=イワーノフ版”と滅多に上演されない“ブルメステイル版”と2つがあります。中身は「ひたすら踊りで淡々と進める」か「つじつまを合わせてもっと分かりやすく進める」かの違いです。 また、“黒鳥のパ・ド・ドゥ”はブルメステイル版では使われません。というより導入部ワルツとアダージョのみが第1幕で別の踊りとして扱われます。 浅田選手の曲はバレエで言えば「プティバ・イワーノフ版」で構成されるもので、バレエファンでは最も良く知られている曲です。この曲が欲しいならば「白鳥の湖 全曲」を買えば聴くことが可能です。組曲版では情景しか含まれていません。 ただし、楽譜では本来は第1幕の曲として作られているので、第1幕の中にCDでは組み込まれています。時間にして全曲版は演奏が2時間以上あります。安いものは1800円前後からありますが、中には演奏が悪いものがあります。 プレヴィンとロシア・ナショナル・フィルハーモニーの2つはお勧めしません。参考までに。 浅田選手の曲を聴く限りでは、3・4曲目のテンポが早いので「マリインスキー歌劇場管弦楽団」ではなく、一般のオケが演奏している全曲版CDから選曲をしたと思えます。