脅迫罪の定義について

質問

かなり前の事ですが、あるディスカウントストアが管理する駐輪場の係員（シルバー派遣の人）の口調や態度が酷いのでお店の店長さんにクレームを入れました。
次回駐輪場を利用したところ、その係員の方に「あんたの自転車他の自転車よりも止めた時の傾きが大きいね、これじゃ邪魔になっちゃうよ。起こしていい？」と聞かれました。
店長さんから指導を受けた事に対しての当てつけだと思い、無視してそのまま行こうとしたら「ちょっと返事してください！しないと自転車外に出しちゃいますよ！」と怒鳴られました。
その地域は自転車の駐輪に厳しく少しでも歩道に置いておくと駐禁の警告札を付けられたり、保管所に持っていかれてしまいます。
再度お店にクレームを入れ、係員の方から直接謝罪させて欲しいと伝えたところ「本人からの謝罪はさせられない、謝罪は店舗責任者から電話のみで行う」と言われ話にならないと思い、そのお店の本社に「駐輪場の係員から脅迫めいた事を言われた」と伝えたところ、本社損害担当部署の者だと名乗る高圧的な方から「脅迫罪と言うのは身の危険を感じた時のみ適用されるもので、物に対してはその範疇ではない。あなたは妄想で物を言っている、気に入らないなら最寄りの警察署に行けばいい。」と言われました。
頭にきましたが、実際に自転車は外には出されてはおらず実害は受けていない為、この程度では相手にしてくれないだろうと思い警察に相談はせず、そのお店も駐輪場も今後一切利用しないと決めました。
今更訴える云々は考えていませんが、係員がした発言は本社の人間が言う様に脅迫罪または強要罪等に当たらないのでしょうか？
ふと思い出したので質問して見ました。
回答よろしくお願いします。

回答No.2

hekiyu · ベストアンサー

”脅迫罪と言うのは身の危険を感じた時のみ適用されるもので、物に対してはその範疇ではない”
　　　　　↑
これは明らかに間違っていますね。
物もその範疇です。
また、身の危険を感じたかどうかは関係ありません。
社会通念上畏怖を感じさせるような事を言えば、
相手が身の危険を感じなくても脅迫罪は成立します。

”係員がした発言は本社の人間が言う様に脅迫罪または強要罪等に当たらないのでしょうか？”
　　　　　↑
難しいと思います。
一見すると脅迫罪が成立しそうですが
この程度なら違法性が阻却される、と
考えることが十分可能だからです。
また、御指摘の通り、例え成立しても、警察は相手にしてくれない
と思います。

回答No.3

n_kamyi

”脅迫罪と言うのは身の危険を感じた時のみ適用されるもので、物に対してはその範疇ではない”

これについては、他回答通りですが、係員の発言に関しては、脅迫罪は成立しないと思われます。

「あんたの自転車他の自転車よりも止めた時の傾きが大きいね、これじゃ邪魔になっちゃうよ。起こしていい？」
「ちょっと返事してください！しないと自転車外に出しちゃいますよ！」

他の自転車の邪魔になるので、動かしていいか？の問いかけに無視しているわけですから、無視するなら移動するよ？と警告しているわけですので、正当な業務行為でしょう。
それが、たとえ当てつけだとしてもね。

妄想だと言われても仕方ないですね。

回答No.1

yamato1208

（脅迫）
第２２２条　生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、２年以下の懲役又は３０万円以下の罰金に処する。
２　親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、前項と同様とする。

自転車も「財産」となります。
「返事しないと、外に出すよ」は、その地域が取締りの強化地域と相手も認識しているでしょうから、それにかかる面倒をさせるよという意味にとれます。
当然、その言動は害悪告知ということになる可能性が十分あります。

しかし、現実的には警察も実際に相手が行動をしていないのですから動くことはないでしょう。