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大学の講義における記述
大学の講義の試験や実験レポートで記述力が要求される事項がどうも苦手です。どのように克服していこうか悩んでいます。どなたかアドバイスをください。
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読書が足りないのでしょう。まともな日本語を読み、定型的な文脈に慣れましょう。 天声人語の書き写しなんてのもポピュラーらしいですね。 一般的には、ストーリーを意識することで読みやすく、また伝わりやすい文章になります。 これは、書く前にまずどういった内容について書くのかイメージを持ち、主眼となる部分をはっきりさせて、そこに至るまでの経緯を示す事です。内容が客観的に意識できていないと、暗黙の了解的な省略が多い内輪受け文章になってしまいがちですね。 例えば、質問文ではあなたが一体どういった点を苦手とされているのか、さっぱりイメージが湧きません。「記述力が要求される事項」とあるのがあいまい過ぎて、それがどう苦手なのか、読み手に伝わってこないのです。観察結果を文章化するのも「記述力」ですし、得られた結果から論理を展開するストーリー構成においても「記述力」が必要ですよね。 極端な話、記述力とは「書き記す力」ですから、結局自分の感じた事考えたことを文章化するのが苦手って事にもなります。ただそうなると事は試験や実験レポートに限った話では済まなくなり、「・・・試験や実験レポート『など』、・・・」と一般化した文章になるはずですね。このように、接続詞一つとっても文章の意味は意図したところから簡単に外れてしまいます。 文章を読む相手があなたと同じ思想を持ち、同じように考えるとは限らないのです。 そうそう、適切な例えを示すのも分かりやすい文章とするポイントですね。 レポートに限らず、この結果からいったいどうしてこの結論に結びついたのかが曖昧であったり、理論が飛躍している文章だとストーリーの「流れ」がおかしくなります。「AはBである、BはCである。だからCはAである」といった三段論法などは分かりやすいストーリー展開ですよね。それが、AからCへいきなり飛躍していたり、AとBの関係を示唆することなくBだからCはAであるなんて書いてしまうと、伝わりにくい文章になるのです。観察文であれば、最初はどういった状態であったか、どういった操作を加えた結果、どういった変化が生じたか、変化した結果、最初の状態がどのように変わったか、と「そもそも」から初めて順に書けばよいわけで、説明の順序や互いの関連性を明確にすることでかなり改善されるのではないでしょうか。 まずは実験の方法や結論といった要点を全く知らないという前提で、自分の文章を読み返してみましょう。それで伝わらないと感じた部分の順序を入れ替えたり、補足を足したりしていけばとりあえずマシになるのではないかと思います。 社会に出るにも文章力ってのは結構大事ですし、集めた情報の中からストーリーを見出せるかどうかっていうのは作業効率にも関わってきます。今苦手と感じているならチャンスです。読んで読んで、書いて書いて、練習あるのみで頑張って鍛えてくださいな。
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大学用教科書や学術論文のように,プロが書いた「鋭利かつ粘っこい」文章を読んで見習うといいでしょう。ぼくがこの質問コーナーに書いてきた数千件の回答も,いちおうプロの作物ではあるのですが,これらには多分のシャレや感情が入っています 笑。業績にも収入にもなりませんしね,マジじゃ書きません。
お礼
いい文章をたくさん読むようにします。ありがとうございました。
お礼
CC_Tさん、的確なご指摘ありがとうございます。CC_Tさんの回答を参考に文章力をつけて行きたいと思います。ありがとうございました。