コーヒー屋です
まず、焙煎方法には、シングルロースト・ブレンディングローストと言う2通りの方法があります。
シングルロースとは、その名の通り単品豆で焙煎する方法で、それぞれの豆の個性を際立たせる事が出来ます。
ブレンディングローストは、焙煎する前にブレンドして、焼き上げますのでブレンドとして、統一感を出し易くなりますし、焙煎時のロス等も減らせますし、自動焙煎も行い易くなります。
で、ご質問の何故安く出来るかですが、まず、殆どの焙煎が、フルオートでなされている事が多いので、人件費が恐ろしく安くつく事、それと、抽出度合いが一般のドリップ等とは異なる為に、成分抽出が、より効率良くできる事、抽出後の工程に関しても、殆ど自動化されていますのでこちらでも、コストを抑える事が可能ですし、量産によるスケールメリットも派生しますので、相乗効果で安価に生産できる訳です。
例えば、一般小売用の豆を100Kg製造する場合と、10000Kg製造する場合でも、コストは変わってきます。
ついでに、焙煎工場の生豆サイロは複数の部屋に仕切られていますが、出口で混ぜるような装置をつける場合は、ブレンディングローストを行うプラントですね。
シングルローストの場合は、ブレンダーでブレンドしますよ。
全てが同じ工程ではない、と言う事も、おまけとして付け加えておきますね。
お礼
回答ありがとうございます。 私も製造業に携わっておりますが、やはり人件費が大きいのですかね。 また、大量生産になるに従って、製造コスト原単位は小さくなりますよね。 それにしても安いです。