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ボクトウガの幼虫の植虫
父の所有する雑木林にめっきりクワガタが少なくなりました。 しかし、大きなクヌギなどは結構あります。何年もクワガタがつく木が家の近くにあったんですが枯れてしまいました。なかなか樹液が出ているクヌギをみつけることができません。 そこで家の近くの大きなクヌギに何とか樹液を出してほしいのですが、ボクトウガの幼虫が木に樹液 を出させることを最近しりました。そこでなのですがボクトウガの幼虫を樹液をださせたいクヌギにいれれば樹液をだしてくれるのでしょうか?
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>ボクトウガの幼虫を樹液をださせたいクヌギにいれれば樹液をだしてくれるのでしょうか? 樹液の出ているクヌギなどにボクトウガの幼虫が住み着いていることはよく知られています。 人工的にボクトウガの幼虫をクヌギなどに住み着かせることができれば、そこをクワガタムシの餌場にすることができるということは、理論的には納得できる話です。 お父上の所有する雑木林ということなので、木に多少のキズを付ける事が許されるとして、 1. ボクトウガの幼虫は、自力で厚い樹皮をかみ抜くことはできない。 自然界では、カミキリムシやスズメバチのかじったあとをきっかけとして木質内部に入り込んでいく。 2. ボクトウガの幼虫期間は2年ほどである。 従って、樹液の流出は2年で止まる場合もある。別個体がそのあとを引き継ぐ場合もある。 3. 幼虫は渓流釣りのエサとして、「ヤナギムシ」という呼び名で、釣り人達が現地で採集して使っている。釣り人は、樹液の流出している場所、おがくず、虫糞などから居る場所を見つけて採集する。穴に潜んでいる場合が多いが、外にでている場合も多い。また、ヤナギの枝の折れ目から先にも居る。大量に住み着いている場合もある。釣り具店でも「柳虫」という名称で売っている。下の店では10匹300円としている。写真を見るとおり、また、日本産をウリにしているので間違いの無いボクトウムシと思われます。 http://www.jataff.jp/konchu/bait/3.html 4. カミキリムシがあけた穴などから出る樹液は、1ヶ月程度でキズが修復されて樹液が止まる。ボクトウガの幼虫が住み着いてくれれば、穴の周囲を常にかじるため、樹液の流出が継続する。 5. 樹液の流出箇所は、地面から1m以内のところが多く、2m以上のところは少ない。 以上のようなことをヒントにすれば、 5月頃に、クヌギなどの幹の1mくらいの高さのところに、ドリルで木芯まで直径10ミリ程度の穴をあけ、樹液が流出したところで、自然界で捕獲した「ヤナギムシ」を投入すると住み着く可能性があるということです。樹皮をはいでおけば、成虫が産卵する可能性もあると思います。幼虫は安く購入できるので、自分の樹木であるのなら、じゃんじゃん穴を空けて投入すると、何匹かは住み着いてくれるかも知れません。 今シーズンは、穴を空けても樹液の流出が期待できないので、来年の5月頃にやってみるとよいと思います。 私は自分の樹を持っていないので、試すことはできませんが、非常に興味があります。うまくいけば自分だけのエサ場が作れますね。 樹液滲出のメカニズム】 ・木の傷から樹液は出るものの、木の持つ防御機構が働き、通常は1ヶ月程度で樹液の滲出は止まる ・これを持続させているのが、ボクトウガ幼虫である。 ・ボクトウガ科の幼虫の多くは材食性であるが、樹液場で見られるボクトウガ幼虫のみ肉食性である ・このボクトウガ幼虫は、樹液に集まる昆虫を捕食するため、坑道の周辺を意図的に齧り、樹液を滲出させている ・ボクトウガ幼虫のあごは強くないため、健康な樹皮を齧って樹液を滲出させることはできない ・そのため、カミキリムシの脱出痕、ススメバチの齧った跡、人間が作った傷などから、ボクトウガ幼虫が入っていく ・一方、ススメバチは、健康な樹皮であっても、巣材採取のため、その樹皮を齧り、樹液を滲出させる能力を持っている(もちろん樹液を餌にもしている) ・カブトムシも樹液滲出に関与しているが、クヌギのような硬い樹皮のものではなく、南国に分布しているような薄い樹皮の木を削っている。 http://blogs.yahoo.co.jp/kotaro168/3273253.html
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ボクトウガだろうがカブトクワガタだろうが、地域変異があるのだから、他地域のものを放してはいけませんよ。それを業界では遺伝子汚染と言うのですよ。そのボクトウガは、放っておくと羽化してどこかへ行っちゃうわけでしょ。分かっている人はね、町がとなりになるだけでも気を使うものですよ。自分の都合しか考えないマナーの悪い人間が遺伝子汚染をするのですよ。 質問者様の付近でボクトウガを採っている店があれば買えばいいでしょう。そうでない場合、別の樹液場のボクトウガを持ってくるしかないでしょう。そしてその別の樹液場は徐々に枯れて行くでしょう。つまり樹液場が移動したに過ぎません。質問者様が自分の庭に樹液場を囲いたいというのならそれでもいいでしょう。独り占めしたいのならね。心の広い冷静な人なら、採ってくるまでもなく、その場に通えば良いでしょう。
お礼
ありがとうございました。来年試してみようとおもいます。父の実家は離島のへんぴなところで 隣の家まで100メートルはある森にかこまれたところですが、魚釣りはさかんだとおもいますので ボクトウガの幼虫がてにはいるか調べてみます。 ただ離島だけあってなかなか連休でないといけないです。 シイタケのホダ木がそのままになっていたりするせいか他のところよりはクワガタはおおいです。 それでも年々減ってきているとおもいます。 ことしは2泊3日でノコギリクワガタだけ30匹ほどとれましたがヒラタがとれなかったので 全部森にかえしました
まさにその通りだと思います。 問題は、ボクトウガが、クヌギなら何でも付くわけではないということです。樹液場には条件があります。日当たりのよいヘリの方や、一本だけはぐれている木などに樹液場はあります。これは日光により栄養の質が良いためだと考えられます。無難なのは、かつて樹液を出していた木のうろにボクトウガ幼虫を放すことです。そうすればかなり、樹液が出ると期待して良いでしょう。 問題はボクトウガ幼虫をどうやって手に入れるのかです。そもそもボクトウガは樹液場に付くわけですから、人間が放す必要もないわけです。卵をたくさん取って、孵化させて、ある程度生命力をつけて放す・・・と考えたいところですが、ボクトウガは生きている木を食べるわけですから、養殖も難しいと思います。 樹液場が減っているのはボクトウガが減っているということでもあると思います。もっとも、ボクトウガだけ増えても、クワガタ・カブトもそれで増えるわけではない、とは思いますけど。
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ありがとうございました。来年試してみようとおもいます。父の実家は離島のへんぴなところで 隣の家まで100メートルはある森にかこまれたところですが、魚釣りはさかんだとおもいますので ボクトウガの幼虫がてにはいるか調べてみます。 ただ離島だけあってなかなか連休でないといけないです。 シイタケのホダ木がそのままになっていたりするせいか他のところよりはクワガタはおおいです。 それでも年々減ってきているとおもいます。 ことしは2泊3日でノコギリクワガタだけ30匹ほどとれましたがヒラタがとれなかったので 全部森にかえしました。
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ありがとうございました。来年試してみようとおもいます。父の実家は離島のへんぴなところで 隣の家まで100メートルはある森にかこまれたところですが、魚釣りはさかんだとおもいますので ボクトウガの幼虫がてにはいるか調べてみます。 ただ離島だけあってなかなか連休でないといけないです。 シイタケのホダ木がそのままになっていたりするせいか他のところよりはクワガタはおおいです。 それでも年々減ってきているとおもいます。 ことしは2泊3日でノコギリクワガタだけ30匹ほどとれましたがヒラタがとれなかったので 全部森にかえしました