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放射能のα、β、γの違いを超・簡単に教えて下さい…

ずっと色々読んでいるのですが、イマイチ分かりません。   放射線のα、β、γ等の違いを、超簡単に教えてください。 また、ガイガーカウンタでαやβを測れると、何が良いのでしょうか? 特に、βも測れると何が良いのでしょうか??? 詳しい方、ご教示くださいませ。。。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Feb12
  • ベストアンサー率29% (674/2296)
回答No.1

放射線は、波長が違うエネルギーの波と捉えていただければ。 γ線というのはX線と同様に、電磁波に分類されます。α線やβ線は荷電粒子線と言われる物です。他には中性子線というのもあります。 どの放射性物質が壊れて放出されたのかによって、それの種類が異なります。 放射線のエネルギーは、他の物質にぶつかってエネルギーを与えることで消滅します。 これは、音や光のようなエネルギーを持った波が他の物質に当たると、熱エネルギーを与えて、光や音が消えるのと同じです。(消えなかったら、TVの音や、部屋の照明の光が増大し続けて大変な事になります) 他の物質に当たった場合の透過性は、γ>β>αです。 γは分厚い鉛などでようやく遮蔽できますが、βは薄い鉄板などで遮蔽OK、αは空気中で数センチで止まります。もちろん、放射性物質の種類によってエネルギーが違いますので、同じα線でも空気中を飛ぶ距離は違ってきます。 透過性がγ>β>αということは、外部被曝の影響もγ>β>αです。数センチ離れたら飛んでこないα線はあまり影響ありません。 逆に、内部被曝だと、体内でα線を出されたら、全エネルギーを極めて纏まった場所に放出することになりますので、危険です。逆にγ線は体内から放出しても体を突き抜けて、体内で消費するエネルギーは一部にとどまります。そのため、内部被曝の影響はα>β>γになります。もちろん、順番を付けただけで、どれも被曝の影響は心配しないといけませんが。 計測機器で全ての放射線を測ることができれば、対策の仕方の参考にはなると思います。 しかし、α線をきちんと検出するのはハンディタイプの機器では難しいです。機器の筺体やカバー類で遮蔽されてしまいますし、対象から数センチ離れたら空気中で消滅して検出できません。 無いよりあった方がマシ程度の機能だと思います。

botankichi
質問者

お礼

ありがとうございました。   とっても分かりやすかったです!   どこかで、γよりもβの方が危険?と見た気がするのですが・・・そんなことはないのでしょうか?

その他の回答 (2)

回答No.3

ヨウ素やセシウムを計っても無意味ですよね αやβの方が人体に深刻な影響をおよぼします

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1905/9109)
回答No.2

これの右側の絵をみれば、いかがです? 下側に簡易的な解説がありますよ。 放射線 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A

botankichi
質問者

お礼

ありがとうございます。 wikiにこんな図があったのですね^^; 遮蔽に関することは、一目瞭然ですね

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