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ＷＢＣへの不参加表明について
- ＷＢＣは国際野球連盟が公認した大会であり、公平性を求められるべき
- ＭＬＢ主催の初回大会ではアメリカ人審判の問題もあった
- ＮＰＢは中間管理職の問題やＭＬＢとの交渉などに直面している
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WBCについて考えるには、まずサッカーと野球の違いを考えると分かりやすいのではないかと思います。 サッカーの国際大会の主催はFIFA。日本の場合は、FIFA傘下のアジアサッカー協会に属する日本サッカー協会（JFA）が窓口になります。したがって、国際大会についてJFA以外が交渉するなんてあり得ません。JFAをすっ飛ばして、Jリーグ機構やJリーグ選手会がFIFAと交渉するなんて考えられません。サッカーはピラミッド型の組織が確立しているのです。 しかし野球は違います。国際野球連盟という組織は存在しますが、全世界の野球組織を傘下に収めているわけではありません。WBCを公認しましたが、あくまで主催はWBCI（WBCインク、MLBと大リーグ選手会が設立したWBC主催会社）であり、極言すれば組織拡大のために便乗したといったところでしょうか。 ですから、交渉相手はWBCIになります。 さて、日本には「全日本野球会議」という組織があります。JFAのように傘下に多くの野球団体を擁しているようですが、まだまだ野球界を統括できる状態では無いと思います。（組織図↓） http://www.japan-baseball.jp/japanbaseball/japanorg.html 結局、WBCは一部団体が催した大会。他競技にあるような国際団体主催の大会では無いと思います。。 そこで、WBC側からNPBへ参加要請がきたようです。 最後に私の邪推ですが ●NPBは過去２回の大会で潤った。だから何も言わない。 ●プロ野球選手会は大変な思いをしたのに、実入りが少なかった。 ●シーズン後や前に頑張ったのに調子が悪いと球団の評価が低い。
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- fisticuff
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ＷＢＣは、ＭＬＢとＭＬＢ選手会が出資して作ったＷＢＣＩｎｃという一企業が運営しているイベントです。交渉相手はＭＬＢでなくＷＢＣＩです。 ＷＢＣはオリンピックのＩＯＣ（国際オリンピック委員会）、サッカーＷ杯のＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）のような世界を束ねる中立的な立場の組織が主催する国際大会と基本的に性格が違います。ＭＬＢとＭＬＢ選手会がＭＬＢ選手の年金確保などの手段として考えた収益源です。もともと、ベースボールの世界大会はＩＢＦという国際野球連盟がやっていたのですが、ＷＢＣが横取りしてしまい、やむなくＩＢＦも認めざるを得なくなったという経緯があります。 アメリカはワールドシリーズの勝利チームをＷｏｒｌｄＣｈａｍｐｉｏｎｓと呼んでいるようにＷＢＣをベースボールの世界１決定の大会などとは全く思っていません。ベースボール熱が高く、スポンサーからのお金が期待できる日本や韓国をうまく錯覚させて金儲けしてやろうとしているだけです。現実に前回の収益の大部分は日本、韓国の企業のお金からでした。 ＷＢＣＩとの日本の窓口になっていたのはＮＰＢです。選手会はＷＢＣＩと交渉する立場ではありません。ＮＰＢが日本の主張を粘り強く訴えるべきなのに、ＷＢＣＩの代弁をして選手会を説得しようとする姿勢は理解できませんね。
お礼
そうですね そういえばＭＬＢの日本シリーズみたいなやつはワールドチャンピオンシップって言いますね ＭＬＢだけなのに世界王者決定戦って言ってますもんね
- Epsilon03
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ＷＢＣはともかく、ＮＰＢって某大手新聞社の重鎮による鶴の一声組織じゃないのですか？ その重鎮も内弁慶ですから、ＷＢＣに参加とか不参加とかに関して叫く事はあっても、いざ参加となると、自分が関係するチームからは選手を出さないとか言い始めるし、ＷＢＣ主催側に関しては外から叫くだけで何も出来ないでしょうに。 だからＮＰＢはＭＬＢに何も言える力も無い。 ただただ選手が可哀想なだけ。 ＮＰＢと言ったところで、国内のただ一つの球団寄りの組織でしょう。
お礼
あぁ なるほどコミッショナーには期待できないってことなんですね ま、期待できるコミッショナーなら選手会が直接抗議はしないでしょうしね
お礼
あぁ なるほど いわゆるその他のスポーツ（サッカーやバレー等）のように純粋に束ねる国際組織がないんですね。 問題はそこってのもあるんですね