私は見ていないのですが、昨日とか今日の話ですか?
詳細に見ると記憶違いもあるかもしれませんが、記憶によりますと、こういうことです。それを踏まえて、もう一度ニュースを見直すと理解できるかと思います。
たしか、昔、(台湾の)メーカーがアップルとはまったく無関係に「アイ・パッド」という商標を取りました。
(余談ですが、アイ・フォンという商標は日本のアイ・ホンという商品を売っている会社が今も持っています。アイ・ホンは商品名ではなくて会社名だったかな。で、アップルはそれを借りています)
アップルは、アイ・パッドを出すにあたり、(台湾の)メーカーから「アイ・パッド」という商標を完全に買い取りました(買い取ったつもりだった)。
ところが、その会社は、すでに中国に進出していてアイ・パッドという商標を中国で登録し、中国の提携会社だったか子会社かに使わせていたので、アップルは中国ではアイ・パッドの名称を使えなくなりました。
アップルとしては世界中で使う権利を買ったツモリだったので、台湾企業に対して抗議しました。
ところが、台湾会社としては、「中国以外の地域での使用権を売っただけ」のツモリだったらしいのです。
アップルは、世界中で使う権利を買ったつもりで高い代金を払ったのに「そりゃないぜ」ということで、争っていたのです。
訴訟天国のアメリカの、あのアップルが中国の企業へそんな大金を支払ったのだとしたら、やっぱり台湾会社の言い分が正しかったのでしょうねぇ。
アップルは商標代金を二重払いしたことになりますが、これでようやく、中国でもアイ・パッドという名称を使えるようになったものと思われます。
勝手に青森とか松阪牛と登録したのと違って正当なもので、まあ、この件だけで言えば、パクリではなかったということでしょう。
お礼
ありがとうございます。 理解できました。7月2日ののニュースでした。 わたくし、ど素人の意見なのですが、それだったら良い「物」はどんな名前でも変わらないので台湾の時点で違う名前にして出すとかしないものなのでしょうかね。 そこでそんな大金払わなくても…と思いました。 まさかアップルのプライドではないと思いますがそんな単純な話しではないのでしょうか…