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今と昔の大学入試問題の難易度について
大学一年の者です。高校の先生が過去に「今の大学入試は十年前より簡単になっている。」と言っていたのを、勉強している最中に気になって質問してみました。今とそれ程大きく違うのでしょうか?回答お願いいたします。
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入試問題は難しくなってきていると思うけど、 それをサポートする体制(予備校や塾など)が現在のほうが 充実しているのではないでしょうか? 難関大学の問題でも、大手予備校は見事なまでに似たような傾向の問題を 受験生に慣れさせているから。 ただよく言われるていることだけれど、少子化が進んで受験生が減少しているのに 大学の門戸は広がっている。 立場上、いろんな世代の人たちと話をする機会が多いけれど、 50代以上の人たちは、マーチや関関同立出身の人たちでさえも、 ホント、いろんなことをよく知っている(単なる経験を積み重ねただけではなくて)。 それに比べれば20代のマーチや関関同立出身者は、話をしていると えっ?と思わせる人が多いのも確か。 (こんなことも知らないの? という感じ) 文科省のゆとり教育とかの影響もあるのだろうけれど、自分の専門以外のことは ほとんど知らない人間が多い。 さきほど放送された大河ドラマではないけれど、20代の人は源氏や平氏のことなど 全く知らないし、例えば一の谷、屋島、壇ノ浦のことは全然知らないし(国立大生)、 先日、話しをした銀行マン(地銀)などは、石田三成のことさえも知らなかった (信じられない!) そりゃあ、平清盛の視聴率が伸びないのも分かる。 登場人物が複雑すぎるなんて理由が新聞に載っていたけれど、 信西や悪左府の話なんて、幼い頃から両親に何度も聞かされたけどなあ・・・・。
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- snaporaz
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いわゆるゆとり教育で範囲はうんと狭くなった半面、出題自体は難化しているというか深化している、ただしそれは上位に限るということのようです。「予備校サプリメント」の効用もあり、上位はよりスキルフルになっています。 体操やスケートのワザの難度や、陸上・水泳の世界記録がセンチやコンマ何秒単位で更新され続ける(しかも競技人口の変動とは連動しない)のと似ています。しかし今の選手がかつての環境でいまと同じパフォーマンスができるとは言えないし、かつての選手が今通用しないと言えるわけでもない。 「東大入試」はひとつの象徴で、影響力も大きいようですが、それだけで論じるのは片手落ちだと思います。東大入試というのはその年のトップクラス三千人を抽出する、ある種のイベントであって、それに挑戦するのは最も変動の少ない層だからです。近年は「医学部シフト」もあると聞きますが。 旧帝大上位や医学部志望者などの上澄み層を除けば、現実としては生徒の側が難化に対応できないので(これは今に始まったことではない)、「狭くなった範囲」だけが残ります。選抜という意味でも、同世代で30,000番から50,000番くらいまでの層の受け皿になっている大学があると仮定すれば(旧帝大+早慶のその下のクラスはそんなものです)、かつては上位1.5~2.5%に入らねばならなかったのに、今なら上位3~5%でいい。 合格者の学力帯がまるまるずれてしまっているのだから、それを弁別する装置(入試問題)の難易度も自然とスライドする(易しくならざるを得ない)だろうし、それは玉突き現象によって、むしろ下位で顕著になるだろう、と考えます。
お礼
回答有り難うございます。今の時代、やはり易しくならざるを得ないのでしょうか?昔と比べて易しい入試問題で入った人間が言うのもなんですが、やはり難しくしてほしいと思います。変に優しいと、かえって大学に入学した後にとても苦労する羽目になるからです。(現に、今の私もそうです。)私みたいな人間はごく少数でしょうが、今はそういう風に感じています。有り難うございました。
- tekcycle
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大学入試が簡単になる(合格難易度が低くなる)のと、入試問題の難易度か低くなるのとは違う話ですよね。 例えば、全く同じ問題が出ても、合格点を高くすれば合格難易度は高くなりますし、合格点を低くすれば合格難易度は低くなります。 で、合格難易度で言えば、少子化の影響が大きいでしょう。 10年前より20年前と比べれば圧倒的で。18歳人口が6割になっちゃって、しかも大学の定員は若干増えてますから。 上から見ていくと、20年前の東大京大一橋の合格レベル層も、単純計算なら6割に減っているわけですから、その頃なら東大京大一橋に受からなかった連中が、定員の4割分もそれらに合格しているわけです。 (ただし、それらの定員が減ってないかどうかまでは知りません。) (当然、仮に出題難易度が同じでも、合格点が低くなるはずです。) とすると、その下位である早慶や地方旧帝大や横国辺りは、上位層を東大京大一橋の定員の4割分も持って行かれることになります。 とつらつら考えると、今MARCH辺りにいるのは、従来なら絶対に受からなかったような連中ばかりではないかと。 日東駒専なら、従来ギリギリ受かっていたような学力層はもう殆ど居なくて、ほぼ全て、従来ならとても受からなかったような学力層ではなかろうかと。 そいつらに対して試験をするわけですから、特に日東駒専辺りですと、従来通りの出題難易度の問題を出していると、合格点が下がりすぎ、できない奴もできる奴も似たような点になり、上手く選別できないのではないかと思います。 従って、出題難易度が下がっている大学は、おそらくあるだろうと想像します。 そのもっと前ですと、例えば名古屋大学の数学が鬼のように難しかったのですが。 数学科の大学院試とお間違えでは?と言いたくなるような。 そのように、20~30年前辺りで出題難易度が変わっていることはあるかもしれません。 全くの勘ですが、センター試験(共通一次)で色々な大学が並べられ比較されてみると、出題難易度が不適当な大学が敬遠されたのかなぁと思わないでもないです。
お礼
回答有り難うございます。私もそれ程学力は高くないので、ひと昔前だったら絶対二浪してると思います。何とも言えません。何だか私が昔の人より楽して入ったようで恥ずかしい思いがします。周りは遊んでいる人が随分たくさんいますが、一生懸命勉強する気になりました。有り難うございました。
- ennalyt
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東大の入試問題は、確かに易しくなってますね。 東京の中高一貫名門私立の、たっぷり学費かけてきた連中だけでなく、 県立三年制の出身者でもキチンと努力すれば点数になる出題を工夫しているようです。
お礼
回答有り難うございます。そうなんですか?私は東大なんか及びもつかない人間だから、何とも言えませんが、最高学府でもそのような変化があるとは知りませんでした。有り難うございます。
- bismarks0507
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予備校の世界史講師だお >「今の大学入試は十年前より簡単になっている。」 あくまでも世界史・数学全般だけの評価で言えば むしろ、難易度は高くなっている傾向がある 特に難関私大は、癖のある出題も多い ただ、大学の門戸が広がっていることから、学生の学習到達度が低いケースが多々見られることは否定できないだろう 受験がテクニックに偏重して、学習内容の中身に迫っていない出題傾向にある・・という批判的な意味の発言ならば、教師の見解は理解できる 求められる学習到達度は大差なく、それを受験用に出力する方法のテクニックが問われる傾向であることを踏まえれば、簡単・・という指摘も理解できるにしても、 その見解は、教師の目線であって、受験生の視座の意味ではないだろう あくまでも、世界史・数学全般の話なので、他の教科は知らないが、二極化しているようには思う なお、センターに関しては、難易度が変わっていないだろう
お礼
回答有り難うございます。まさか予備校の先生から回答を頂けるなど、思ってもいませんでした。私自身は、難関大学や一般的なレベルの大学のどちらも簡単になっていると思っていましたが、その様に二極化しているとのことは知りませんし、考えも付きませんでした。 確かに受験勉強の時、授業中に練習問題として出された問題も、センター試験のようにテクニックを問うような問題が多かったように記憶しています。いかにして時間内に収めるようにすべきかとか、そんな感じでした。 参考になりました。有り難うございます。
お礼
回答有り難うございます。私より学力の高い人で、これ程物事を知らない人がいるとは知りませんでした。本当に受験勉強してたんでしょうか?私でさえ一の谷や壇ノ浦は小学生の時から知っているのに!(屋島は知りませんが。) 私も中三までは専門バカでしたが、高一から様々なものに接するよう努力しています。この回答を読む限りでは、まだ私は頭が良い方だなと自信を持てました。多分、ドラマそのものには責任はないでしょう。とても参考になりました。有り難うございます。