お医者さまへ。プランセンタの事で迷っています。本当に安全なのでしょうか
肌の若返り効果としてプラセンタの注射が効果が高いと伺いました。
こりゃ彼女に使えそうと、興味を持って、ネットを調べてみたら
「お肌に良い」
「厚生労働省認可の医薬品」だから「安全」な薬
なんて美辞麗句が山のようにヒットしました。期待は高まります。
でも、献血会場でみた「プラセンタ注射経験者は献血お断り」のポスターが引っかかり、プラセンタ製造会社のひとつ、ラエンネックの製造会社のホームページを見たら、ビックリ仰天(@_@)(@_@)!!。
>本剤の主成分の原料であるヒト胎盤を採取する際には、問診、感染
>症関連の検査を実施するとともに、本剤の製造工程において加熱処
>理を行う等安全対策を講じているが、ヒト胎盤を原料としているこ
>とに由来する感染症伝播の危険性を完全に排除することができない
>ことから、疾病の治療上の必要性を十分に検討の上、必要最小限の
>使用にとどめること。
(取扱説明書冒頭に別枠で表示されている警告文)
確かに加熱処理等はHIV等の「ウイルス」には有効ですが、vCJDの原因とされる「プリオン」には無力ですよね。
>2003年7月より、改正薬事法が施行されました。ヒト胎盤由来のラ
>エンネックもその対象となり「特定生物由来製品」に指定されてい
>ます。
(中略)
>本剤の使用にあたっては疾病の治療における本剤の必要性ととも
>に、本剤の製造にあたっては感染症を防止するための安全対策が
>講じられているが、ヒト胎盤を原料としていることに由来する感
>染症伝播の危険性を完全に排除することができないことを患者様
>に対して説明し理解を得るよう努めてください。
(中略)
>お願い事項
>1. ラエンネックを使用する患者さんへ、リスクベネフィットの
>説明と患者さんからの同意(「同意書」取得は義務化されていま
>せん)が必要になります。
使用にあたって「患者の同意が義務づけられている医薬品」なんて初めて知りました。
>2. 患者記録の保存(20年)
>ラエンネックを使用した年月日、製造番号、患者さんの氏名、住所
>、を生物由来製品使用者管理簿 様式(A)><生物由来製品使用者管
>理簿 様式(B)>(用紙をプリントアウトしてご利用下さい。)に記
>録し、使用日から20年間保存してください。
厚生労働省も、「特定生物由来製品」を以下について、
http://www.mhlw.go.jp/qa/iyaku/yakujihou/point1.html
の中で結構恐ろしいこと書いていますけれども、要するに、
「一旦使用したら、要注意人物としてマークされてトレースされる。」という事ですよね?。
vCJDといえば、【狂牛病(BSE)】と良く似た、【クロイツフェルト・ヤコブ病】・・・脳味噌がスポンジ状になって、呆けてしまい1年前後で死にいたる・・・あの恐ろしい病気でしょ? プリオンの検出方法はおろか、治療法の検討も未定という【死病】ですよね。事前に分かっていれば発病も防げるようになってきたHIVの方がまだましです。
オイシイ文句を並べている美容整形クリニックの類、もっともらしいQ&Aは書いていましたが、どこにも↑の様な【取り扱いに慎重であるべきで、軽々に使うクスリでは無い】事を書いていません。これって、国の定めた基準違反ギリギリの行為とも思います。
本来は、「予後の悪い肝臓癌に移行しやすいC型肝炎を治癒して眼先に迫っている危機は回避したいが、将来cVJDという恐ろしい病気に罹患するかもしれない」という、極めて究極のジレンマに悩みに悩みぬいて最後に選択をするような【恐怖の医薬品】を、一般人の無知をいいことに、だんまりを決め込んで、自分の懐を温めるのが美容整形外科の先生の倫理観なのですか。下手すれば、その患者さんが将来vCJDを発症しても知らん顔をされそうですね!
それに、薬価基準のどこを見ても、美容目的を見つける事ができませんでした。ということは・・・適応外だから効果がないという訳ではないとはおもいますが、いわゆる自由診療ですよね。つまりお医者さんの言い値で投薬可能。ラエンネックの薬価は一回分185円、溶媒のソルデムを合わせても300円も行かないはずです。しかし、一回の注射の相場は最低でも1,000弱。ぼったくりではありませんか。
それに「厚生労働省が認可している医薬品なら安心。」っていってますけれども、薬価基準には、のりピーが捕まった「覚せい剤」も「塩酸メタンフェタミン」として掲載されてますよね。「消防署の方から来ました」サギより悪質じゃありません?
「特定生物由来製品」の扱いが始まったのは平成15年7月30日。もう6年以上前の事です。知らなかったで済む時間ではありません。
美容整形外科の先生。納得のいく説明をお願いします。
お礼
ありがとうございます。やはり、物質としての安全性とそれを正しく適切な部位にインプラントする技術は別々の課題と思いますが、虚偽と思われる記載が多い事が問題ですね。やはり、身を守るのは自分だけという事に最終的にはなるんでしょうね。