いつどのように移植されたのかわからないので、現状のみで判断出来る事を書きます
乾燥状態の枝や黄土色に変色してパラパラ落ちるような葉は、
二度と元には戻りません。完全に死んでいます。
普通の健康な木の枝が何本か枯れたのなら、
そのままにしておくと健康な枝の成長の妨げとなるので元から落としてしまうのですが、
木全体がそのような状態ですと、ヘタに枝を取るとそのまま全て枯れて死んでしまいます。
ですから、どの枝がどこまで生きているのか判断するために、
手で軽く曲げてみます。パキッと簡単に折れる部分は
死んでから時間が経っていますから、取ってしまいます。
ツゲは弾力がありますから、死んでもある程度時間が経たないと
軽く曲げたぐらいでパキッとは折れません。
次に、切り出し小刀等で、できるだけ小さく枝や幹にキズを付けてみます。
みずみずしい緑と白の層が見えれば、そこは生きています。
乾燥した木材のようになっていれば、死んでいます。
生きている枝があれば、
ギリギリのところで切るのではなく、
死んだ部分を少し残して切り、切り口には癒合材を塗ります。
全ての切り口に塗るのは大変ですから、太さの基準を決めて、
(例えば指)それより太い切り口に塗るようにします。
もし幹の地面に近い方まで死んでいれば、
復活する可能性はとても低いですが、0ではありません。
死んだ部分を15cmほど残して棒にしてしまいましょう。
で、切り口には癒合材を塗っておきます。
運が良ければ、まだ生きている幹の部分から芽吹いてきます。
お礼
回答どうも。 大変貴重なアドバイスありがとうございました。