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日本代表(男子)のゴールシーン
ばかばかしいとは思いましたが、ふっと不思議に感じたことです。 代表戦ではよく見かけたシーンですが、 ゴール前でモタモタしたり、自分ではシュートせずに無用に思えるパスを出していました。 なにせ、チャンスに思えるところでゴールに向けて蹴らない。 それが、最近の試合では見られませんね。果敢に攻め行っています。シュート恐怖症の姿が見えません。 相手ゴール前には、1人でも行っていればマシだったのが、ここんところ2~3人以上で突っ込んで行ったり、欧州などのTV中継でもよく見られる光景が日本のチームがやっているではありませんか。 これは観戦していて気持ちがいい。エキサイティングなプレーを予感させてくれてます。 さて、このような数年前まで日本代表には見られなかった攻撃スタイルは、いつからこーなったんでしょうか? その発端など知りたいと思います。
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- 409409409
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シュートを打つことに重きを置かれているようですが、 20本ものミドルシュートを打っての1点と 何度もゴール前でシュートを打てるタイミングがあってもパスを回し、 決定的な場面を作って1本のシュートで1点を奪うでは、どう思われますか?? 今や世界最高峰と称されるバルセロナは、後者の攻撃に近いです。 エリア内でも、パスをし相手をかわします。 誰がシュートを打った方が確率が高いのか、それを最後まで判断していると感じています。 守備が厳しいところでも、失わない技術とパスの受け手がいるということが大前提ですが。 まぁ、バルサはそれでも何度もゴール前に侵入し、シュートを打てる場面を数多く作ります。 メッシはリーグ得点王です。 確率の低いシュートを打ち、外すことはボールを相手にパスすることと同義です。 相手ボールになり、相手主導に対して守備をするのを嫌うため、バルサは無理なシュートより ボール保持。次の崩しで、得点できるかもしれないなら失わずに、やりなおそうとなるわけです。 それが出来ないチームは、ゴールになる確率がある程度のところでシュートするわけです。 質問者からは、“柳沢”が当時受けていた批判を思い浮かべてしまいますが、 現在のバルセロナともしかしたら同じように考えていたのでしょう。 よく「他の選手の方が体勢が良かった」(その選手がシュートしたほうがいいと思った)からパスを出したと言っていたように思います。 ただパスすることには、ボールを失うリスクも付き物なわけで、日本はよくその場面で失っていました。結局失うなら、シュートして失えと批判されてしまったわけです。 ボールを失うリスクとゴールを奪うチャレンジを天秤にかけると、 ボール保持が出来る競合国は、リスクを考え、高確率の場面を作るまでシュートを打たない。 ボール保持がままならない国は、守備してカウンター、低確率でもゴールの可能性があるならシュートを選択するという感じですかね。 バルサのサッカーの評価は、私の考えであり、間違っているかもしれません。 逆に、ミドルシュートにしても技術が高く可能性が高いのであれば、武器になります。 ゴール前にわざわざ人を多くかけて苦労して1点取るよりも、 ミドルシュート1本で1点取れたほうが楽なわけですから。 3本中1本は(枠を捉えるでなはく)決められるというレベルでミドルシュートが打てる選手がいれば、 ゴール前まで染め込む必要はなくなるんですがね。 C.ロナウドはこの域に達している唯一の選手かもしれません。
- yukomine
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とくに本田なんか意識している様に見えますが、レベルが高いリーグでゴール前でトラップしたりドリブルしたりするとすぐシュートコース消されたり、潰されたりします。それができるメッシなんて例外。 日本では香川くらい だから、数人でディフェンス分散さしてボールが出たらすぐシュート。 これくらいでないとWCで点を取るのは難しい。 アジアではイケるけどね。 今からやっとかないと!
お礼
ありがとうございます。 人的な要因はとても大きいと感じます。ただ、そのアイテムをうまく機能させられないと空廻りになってしまうでしょうから、それを活かすための努力は必須と思います。 前線のプレーヤーがほぼ海外組ということから必然的にプレーの質自体が変わったからということでしょうかね。そーすると、南アW杯以降が転機だったということですね。 とにかく、シュートをするようになりましたね。宝くじを買わないんだから当たりもしないという試合運びだったのがウソのようです。 ゴール前へボールが上がり、以前はよくて1人しか走らなかったのが今は人数をかけてこぼれ球にも対処できるような走り込みをしていましたよね。 そーした強豪の国やチームには見られた攻め方が、やっと日本でも見られるようになってきたのは遅すぎたという気もします。気がつかなかった訳でもないんでしょうにね。
- 409409409
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ボール回しが出来る相手との試合なら、過去もそうでした。 前々回W杯アジア1次2次予選あたりも出来てました。それより前はわかりませんが。 格上との(勝つよりも負けないの比重が重い)試合は、どうしてもカウンター気味にならざるを得ず。 ゴール前に人が入っていく時間がありません。 ブラジルW杯もおそらく決勝トーナメントに進んだ場合、カウンター気味かセットプレーの流れからの得点になるでしょう。 アジア最終予選レベルで、日本が格上として試合が出来始めるようになったのはいつ?というのであれば、 このレベルで前線にタメをつくれるようになったのは、ここ2,3年という印象です。 ボールが相手ゴールに近ければ近いほど、守備は厳しくなります。 いままでは、ハーフライン付近から、ゴール前のスペースにスルーパスを出して点を取るか。 ある程度のところから、クロスを入れるしか。 ボールをゴール前まで運ぶ技術がロングパスしかなかった。 今はゴールに近い(守備が厳しい)位置でも、 ボールを取られない技術が向上したから、 ショートパスを細かく繋ぎ、大人数がゴールに近いポジションが取れるようになりました。 逆に言うと、強豪国(世界のトップ)相手では一昔前の攻め方では、ほとんど点を取れなくなってきており ゴール前まで、人数をかけて攻めないと強豪国相手に点が取れない。 そして、W杯出場が目標ではなく、強豪国に勝ちW杯制覇を目標にしているから。 目指す攻め方もシフトしています。 世界のサッカーの流れおおまかに、 (1)ゴール前にロングパス、クロスをいれ点を取る、が対策され 次に (2)守備陣形が整う前に攻めるカウンター、が対策され 現在は (3)守備陣形が整っている相手からでも点を奪う方法として、 ゴール前に大人数が侵入する攻め方に変わっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そーですか、2、3年前ということでしたか。 でも、その転機は何だったんでしょう。監督?選手?誰が主導?技術の向上だけでは無い気もします。 そー考えると、やっぱり監督なんでしょうかね。 あたり前だったゴール前まで攻めいって目の前にはキーパーしかいなくてもシュートせず、フェイントなのか不思議と誰もいないところへパス?を出したりしていた臆病な面が最近は見られなくなっています。 だから、最近の観戦ではやきもきしません。 録画で見て知ったんですが、ある番組での北澤氏の「本田がゴール前へ斬りこんで、栗原のゴールまで」のシーンで「以前の代表は、ゴールサイドまで持ち込まずバックやサイドにパスを出していが、・・・」とコメントしていましたね。 ここに、現在との違いがあるんだと感じます。以前はそれがクセだったのか、監督の方針だったのか、当時外国人記者達の言っていたシュート恐怖症だったのかは興味に絶えません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は何のスポーツを観戦するときでも、のめり込んで見ていません。そのため客観的な見方をします。 高校野球で言えば、徳島の池田高校のパワー味溢れる攻撃姿勢がお決まりのバント戦略が主流だったものを変えていきました。 サッカーもそうですが、攻撃スタイルが変わっているのは明らかです。 「それは何時ぐらいからで、ターニングポイントは何だろう」としたふっとした思いつきです。 No.2の方から「香川」という選手名が出て、海外組のスタイルが影響を与えているんだろうと思えるようになりました。・・とすれば、南ア以降であるんだろうと思えます。 ただ、これを実戦に移すにもいろんなことはあったはずです。 “柳沢”は、そーいえばそんなことも言われたと記憶にあります。これ以前より日本の学生時代から伝統的なことであったとも思います。1人だけのヒーローはいらないってやつでしょうかね。 ≪ジョーホルバルの歓喜≫といわれた時の岡野のプレーはその代表例でしょう。 相手ゴール前でのいろんなシーンがかつての日本には無いものであることがとてもエキサイティングです。そりゃあ得点できれば尚いいんですが、それを期待させてくれる攻防が最近のゲームの中で多く見られます。 それが、この質問の本筋です。 おそらく、強豪外国のチームのゲームには随所にそれが見られるから観客は盛り上がれるんでしょうね。