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法政大学について
こんばんは。 現在高校3年で今年大学受験をする予定の者です。 志望校はまだはっきりとは決まっていませんが、哲学や宗教学を学べる大学に進みたいと考えています。 さて、そこで質問なのですが 私が現在進学を考えている法政大学文学部哲学科について、どなたか詳しい方がいらっしゃれば教えていただけませんか?学科の雰囲気など、なんでも良いです。 また、他にもおすすめの大学があれば教えてください。(国公立・私立どちらでも難易度は法政かそれより下くらいで) お願いします。
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確かに法政大学の蔵書は一目に値しますが、それも社会学が中心です。大原社会科学研究所と呼ばれる付属の研究機関を有しています。 哲学なら他の回答者がお勧めの東洋大学もありますが、こちらは東洋哲学です。けれど哲学というならばそれは西洋哲学でありこれをメインにするなら川原栄峰のいた早稲田であり、木田元で知られる中央あたりかな(法政よりは上です)。 東洋大学にいた井上円了は別名「妖怪博士」として知られています。
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- TANUHACHI
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正直なところをいえば、上智もお勧めはできません。それならば「東大文学部 ドイツ文学科」「東京外国語大学ドイツ語科」「一橋大学 社会学部」となってしまいます。 実際、学問領域は異なるのですが、大学教員の目線から見た上智の学生さんは相手にしにくいタイプが多く閉口してしまうケースも多々あります。個人の資質にも依りますが外国語を話せることと外国語というフィルターの持つ意味の区別が理解できていないことに原因があるとも考えられます。先日も大学院のゼミで上智大学に在籍していた学生さんの報告割り当てに際して、学生から幾つかの質問が提出されたのはいいのですが、何一つ答えることができずに立ち往生し気まずい空気が流れ時間だけがむなしく過ぎていくとの経験をしたばかりです。 また企業採用の現場でも英語を含めてただ単に外国語を話せる事だけやTOEICのスコアを自らのセールスポイントにする学生も目立ちますが、「それだけ」では意味がなく、「それを使って具体的に何ができるか」が大切との話をしますと、鳩が豆鉄砲を喰らったようなポカーンとした表情を示す学生も少なくありません。 また上智独特のシステムとして全学共通教育としての「キリスト教人間学(在学者全員を対象とする必修科目)」および「神学部」の存在も哲学にとっては気になる部分です。哲学が「人間および人間の知」を問う性格の学問であることに鑑みてお勧めできないことになります。それほど宗教が学問にとって邪魔な存在であることに疑いの余地はないのです。
お礼
ただ外国語が話せるだけでは社会では通用しないのですね。何ができるかが重要、心に刻んでおきます。 何度も詳しい回答ありがとうございました。本当に助かりました。これからじっくり考えてみます。
- ppkk
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早稲田の一文哲学科OBです。 西洋哲学ということでしたら、推されている方もいて嬉しいのですが、早稲田はそれほど秀でてはいないかもしれません。 西洋哲学はなんといってもドイツ語につきますから、やはり上智の文学部哲学科はレベルが高いなとそこで学んでいた知人の話しからも感じました。 東洋哲学は専攻できる大学が限られますから、やはりここで推薦されている東洋大学と早稲田、そして東大が教授と研究成果ともに質が高いと思います。 法政については、やはり実学を重んじる校風ですので、あまり哲学での実績のイメージがないのが本音でしょうか。 とは言っても、伝統のあるしっかりとした大学なので、学ぶ姿勢さえしっかりとしていれば、十分な教育を受けられると思いますよ。
お礼
早稲田大学の後輩になれたらよかったのですが、わたしの今の学力では厳しいようです…。 結局どの大学に入っても、自分の努力しだいということですね。じっくり考えてみます。 ありがとうございました。
- TANUHACHI
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早々のレスありがとうございます。 やつがれが早稲田や中央を紹介させていただいたのは一人の思索家の存在があることによります。 その思索家の名はM.ハイデガーと申します。20世紀の西洋哲学に大きな足跡を残す『存在と時間』を著した人物です。 『ソフィーの世界』という書物の名をお聞きになったことがあるかと存じますが、あの書物は西洋哲学の流れを俯瞰的に眺めた書物でした。そしてその章目に挙げられていなかったものの、西洋哲学史に名を刻んだ先達の一人であり“陰の主人公”的な存在としてソフィーに出された招待状の送り主がこのハイデガーでした。 早稲田にいた川原栄峰も中央の木田元もこのハイデガーの『存在と時間』を読みたいとの一心で哲学を志した先学です。この後、両者は現代哲学の一つの論点でありメルロ・ポンティに代表される「現象学」に接近していきます。 もちろん他のアプローチの仕方も多様にあります。一昨年来の話題をさらっているマイケル・サンデルに代表される「政治哲学」もあります。どちらといえば「政治哲学」が行動から「意味としての哲学的思考」を探り出そうと試みる形をとることに対し、「哲学」は最初から「物の考え方」に正攻法の形でアプローチしていくスタイルです。 何れを選ぶにせよ「人間に対する眼差し」を問うことには本質的な変わりはありませんが、どちらかといえば政治哲学の方法や言葉は「行動を説明するために求められる根拠」の印象が感じられます。 哲学を志すことは如何なる学問分野に学ぼうとも全ての者に出された宿題ともいえます。ご自身で答を出されるには長く険しい道のりであると同時に豊かな感性と綿密な論理性が大切な道案内ともいえましょう。哲学を学ばれるならドイツ語やフランス語あるいはギリシア語や時によってはラテン語などに接する機会も少なくありません。先達の声を聴き原典に接するならば耳と目を研ぎ澄ますことも大切です。
お礼
一言に哲学と言っても、とても奥が深いのですね。教授の研究内容などもしらべてみますね。 ありがとうございました。
- ennalyt
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図書館の蔵書がものすごくいいですよ、法政は。 やっぱり明治時代に設立された学校は勉強する為の資源が揃ってますね。 教授は東大出身の人の多い大学ですから、ちゃんと勉強しようと思ったらいい学校です。 あとは東洋大学ですかね。 大哲学者、井上円了が創設なだけに、哲学に強い印象があります。
お礼
東洋大学ですか。一度調べてみたいと思います。 蔵書などを考えると歴史のある大学の方がいいのですね。 教えていただきありがとうございました。
お礼
早稲田は学力が足りないかと思い、考えてませんでした。もっと勉強しておくべきでした… 中央大学についても調べてみたいと思います。教授まで目を向けるといいのですね。 教えていただきありがとうございました。