一般的に間合いは自分の間合いで考えますが、戦闘では相手の間合いで考えねばなりません。自分の間合いで計算するとやられます。極端に言えば相手が槍であれば、槍の間合いで考えねばやられるわけです。
練習ですが。
レッスン1はAはBに面を通常に打ってきますが、頭頂部ではなく顔面ぎりぎり3cmほどあたるくらいをねらいます。(剣術ではさまざまな構えから同じように当てる)同じ場所に同じようにあたることが出来るようになれば、
レッスン2.Aは後退し、距離をとって前進しつつ、同じように当てます。
レッスン3は両者とも移動しながら同じように当てます。
以上はAの自分の間合いを体感する練習です。
次にもう一人Cを加えます。
レッスン4はレッスン1にもどりますが、Bは打たれる瞬間、頭だけそそらしボクシングのスゥェーのように、これを最小限の動きでかわします。Cは横から見て、そのかわしと剣先が何センチ離れていたか、知らせます。初めは20cmとか動いていたのを小さくしていきます。これはBの相手の間合いを知る練習です。
レッスン5はAは当てる、届かず当てない、大きく届くの3つをランダムチョイスで打っていきます。Bは届かないときは動かず、届くときは最小限の動きでかわします。時には長い竹刀、短い竹刀で使い分けてもいいです。
BはC