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DBX DRIVERACK PA+ の使用法
- DBX DRIVERACK PA+を使用したステレオ3WAYシステムの配線図について教えてください。
- JBL JRX125に内蔵されているネットワークを取り外して、DBXをチャンネルデバイダーとして使用することは可能でしょうか?
- 他の実践的な接続方法についても教えてください。
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デジタルのことではなくて、アナログの事で躓いていることを認識しにくいのが、DBX DRIVERACK PA+のような、デジタル処理アナログ機材の扱いにくい点です。使いこなすにはアナログの事が数値に置き換える事ができる程充分理解できている必要があります。 JBL JRX125取扱い説明書を持ちませんが、表現のしかたから22ページでいう3WAYは、Mid/Highはバイアンプではなく、JRX125内蔵のパッシブネットワークを使う事を前提としている感じがします。 もちろん、JRX125を小改造して、パッシブネットワークを取り外してHighとLow×2に変更する事はできます。 スピコンも元々4端子でチャンネル2が未接続になっていますので、カナレのような4芯スピーカーケーブル一本でHigh用とLow用の供給ができます。 この場合、アンプ側もHighとLowの配線間違いを起こさないように、独自に2ch分を4芯一本にするパッチベイとかYケーブルを作っておいたりする必要もあるでしょう。 むしろJBLの端子板も小改造してHigh用とLow用それぞれのスピコンにしたほうが、配線数は多くなりますが無難でしょう。 しかし、そのようなシステムは市販にはありませんので、DBX DRIVERACK PA+のプリセッツにも設定候補は無いと思いますので、自分で設定を作る必要があります。 自分の聴感に、よほど自信があれば、音を聞きながら設定してゆくことも不可能ではないと思いますが、客観的に判断しようとすれば、少なくともホワイトノイズ発信機と測定用マイクとスペクトルアナライザー程度の測定器は必要でしょう。 JRX125は、 M115-8というウーハーを並列 2412H-1というドライバーとホーン をクロスオーバー2KHzで繋いでいることになっていますが、パッシブネットワークにしても丁度2KHzにしてあるのではなく、周波数特性を補正しながら結果的に2KHzがクロスオーバーになっている、という使われ方が普通です。また、ウーハーとドライバーの能率を揃えることもパッシブネットワークに含まれています。 DBX DRIVERACK PA+を設定する時、このようなアナログを数値データに直して打ち込んでやる必要があるのです。 M115-8や2412H-1の詳細なデータがハイエンドユニットのように公開されていれば、そこからのある程度推測することはできますが、非公開ユニットでは、自分で測定したデータで、言い換えれば結果を見ながら、調整するしか方法がありません。キャビネットによってもウーハーの特性は変わるものの、似た様なユニットのデーターに置き換えてから詰めてゆくという方法でもそこそこの設定は不可能ではないと思います。 このシステムにDBX DRIVERACK PA+を使うのであれば、難しいでしょうがご健闘を祈ります。
お礼
Jone Papa様 的確かつご親切なご指導ありがとうございました。やはりマルチで鳴らす為に改造をすると成ると現場での汎用性にかける気がしますので、125を使用する場合にはハウリングプレッサーとオートEQという点で活用しようと思います。今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。