常識的な答えもあるでしょうけど、私は「それ」は言いませんし、私が言うべきものでもないでしょう。
私は「考え方」というものをこういう場合は話しています。
さて、どうして今は困窮の時代なのでしょうか?。
色々ありますけど、バブル期は別にしても、そうそう生活水準が昔に比べて落ちているってわけじゃないんです。
身の回りをよく観察すればわかるでしょうけど、30年前にはテレビの台数が「一人一台」ということは無かったはずです。
電話は家電だけだから、恋人の家に電話するのもコソコソやっていたものです。
カップ麺の値段はほぼ変わらずで、ガソリンは高騰しましたが、カメラなんかはデジタル化されるとぐっと値段が下がりました。
DPE屋さんは昔なら良かったけど、今はもう青息吐息です。
写真は24枚撮りが普通で、とにかくケチケチと撮ったものでした。
現像が高いからで、今のようにプリンターで印刷じゃないから、一枚の写真は重さが違ったのです。
…コンビニも無く、ショッピングモールも無く、小さな専門店が街道に並び、それぞれが販売をして生計をたててました。
みんながそれぞれに「貧しい時代」であり、ほんの一部を除いては、似たかよったかの暮らしが展開されていたわけです。
今は「一部の企業体」が、主に我々の消費によって富んでいるのです。
一部の企業体、ということは、それが大企業であるだけ、社会的に見れば「還元されづらい」仕組みになっているわけです。
法人税というものの仕組みを知れば、それがどういう「不均衡」を社会にもたらしているかがわかります。
核家族化が始まったのは随分前の話ですが、核家族とはいえ、人口そのものが多く、しかも若年層が比率として多い場合は、それでも消費の妨げにはなりづらかったのですが、その先にあった現在という時代では「核家族から独立した、核家族が出来る」ようになりました。
七人兄弟から七つの家族が出来るのと、二人兄弟から二つの家族が出来るのでは、出生率と死亡率の割合が変わってきます。
つまり「人口が増えない」わけです。
おまけに今後くるのは「高齢化社会」であり、無生産社会です。
人口比率はますます高齢側に傾きます。
それとともに税収も減少していくわけです。
生産もだめ、人口は増えない、そのくせ「学歴社会」などと言っているわけですから、自分の子供には十分な知識を、と親は思います。
よって学費がかかるわけですが、その見返りは満足とはいえないわけです。
そして世界的な不況…頼りない政治家は、アメリカさんにベッタンコで、自国の行き先を蔑ろにしました。
…それでも…業なんですかね…結婚すれば家がほしいなどと宣う。
未来をちゃんと考えないまま、家をほかの土地に新築し、実家は寂れてやがて不動産屋の持ち物となり…というわけです。
ダメダメなんです、この国は。
過去の暮らしと決別して行かない以上は、先ぼそっていくだけなんです。
昔の暮らしはさっさとゴミ箱に捨てて、あらたな暮らしを模索しないと、外国に良いとこだけ食われちゃいますぞ?。
待ちを決めるような生き方は、遺物社会との心中を意味します。
変えるべきは会社じゃなく「生き方そのもの」です。
消費のスタイルを変え、仕組みを変えていく努力をしないと、この国はきっと滅んでしまうでしょうね。
今をどう生きるべきか…そうです…小さな枠から未来を見ないことですよ。
私は何も壮大なことを言っているんじゃない…単純に「楽しい暮らしをするにはどうしたら?」を考えれば、その先にちゃんと答えがあるよ、と言ってるだけです。
環境に負けないで下さい。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
みなさんは、どのように生活のやりくりをされているのかをお尋ねします。 仕事の掛け持ちをされているのか?貯金をくずしての生活なのか? 今働いている会社の給料で生活がなりたっているのか? を、お尋ねします。