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FXの税金について
FXの税金で法人でやれば3年以上も損失が繰り越せるようなことをきいたのですが、普通の会社で給料をもらっている人でも法人になれてFXできますか?あと法人になるのに費用が掛かるような気がするのですが、たとえば手続きとか年間に1年ごとにかかる費用などはあるのですか?ある場合はいくらぐらいかかるかわかりますか?そのかかる諸経費以上の利益がなければ別に法人登録しても損するだけだと思いきいていますが。あと個人は一律20%で3年繰り越せるようになりましたが、法人だと何年繰り越せて税率は何%になるのかもわかりますか?
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ANo2です。 少し書き方が悪かったのでしょうか、補足させていただきます。 >法人のFXの利益の税金は800万までは一律30%もとられるということになりますか? 回答の中に含んで書いていたつもりでしたが 「FXの利益」ではなく「法人としての利益」です。 つまり地代家賃、人件費、車両費、設備費、光熱費、交際費、雑費などを経費として 粗利益から差っ引いたものが法人としての利益、これに対して税金がかかります。 ざっくりとですが説明させていただくと・・ 例えば「主たる業務」の利益が「仕入れと売上」だけ見てほとんどなかったとします。 ここで「副業の」FXでの利益が500万円あったとするとそのままでは会社の利益は500万円となります。 しかしここから経費を計上することでその利益を圧縮することができます。 例えば人件費として毎月20万円とすると年間240万円、家賃が毎月10万円とすると120万円、 設備やその維持にに20万円かかった、光熱費が20万円かかった、 ここまでで400万円の経費が発生していることになります。 すると法人の利益は100万円となりますので30%で30万円が税金という計算になります。 対して個人の場合はほとんど経費が認められませんのでほとんど500万円の利益となり それに対しての20%となりますので100万円が税金となります。 さらに法人の場合、景気の良かったバブル期に良く行われた手法ですが 領収書を確保し外食を交際費、タクシー代を交通費などと計上すれば(上限はありますが) この利益さえ0にすることもできます。 この場合は当然、利益に関しての課税も0となります。 ですが「人件費」として質問者様の家族が会社から給与を受け取っていた場合は それに対して所得税がかかりますのでさすがに無税とは行きません。 ですがここで「給与所得控除」というものが生きてきます。 これは是非ご自分で調べていただきたいのですが「給与」には国が定めたあらかじめの控除額、 つまり「課税対象とならない」金額枠があるのです。 これも個人ではできないメリットです。 ただし質問者様が「役員」として登記してしまうと「給与」ではなく「役員報酬」となり 会社法の様々な縛りによってそのメリットを活かすことができません。 人件費が一番大きく計上しやすいものですので この辺をやりそこなうと非常にバカを見ることになります。 いずれにしても法人化によるメリットを享受するならば 安定した利益と綿密な計画が必要、ということになるのではないでしょうか。
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- ranjyukyou
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私もサラリーマンでしたが、副業のアフィリエイトとFXの利益が膨らんで法人化(妻を代表取締役にしましたが)した者です。 巷ではよく法人化して節税と言われていますが、FXだけをする人の場合はちょっと違うと思います。なぜなら、FXの分離課税であれば税金が一律20%だからです。 (私の場合はアフィリエイトがあったので仕方なかったですが・・・) FXのための会社を立ち上げて同じように運営しても法人税はどれだけ安くても30%はいきます。 このサイトでも比較してくれてます↓ http://www.bigwave.info/knowledge/081015.html このサイトでは法人化することで節税になるという記載がありますが(どのサイトもそうですね)、FXだけを事業としてやる場合は全く別問題だと思います。 一般的な事業であれば、20%の分離課税を採用できないので、どうしても所得税がガツンとかかってきます。所得税は累進課税なのでどこかのタイミングで法人税率を超えるわけで。その境目があるから法人化が有利と言われるのですが、FXの場合はあまり関係ないかもですね。 法人化して経費をいっぱい積んで利益を消せばいいのでは?という意見もありますが、FX事業ではそんなにいっぱいの経費は認められないです。通信費とか事務所家賃関係ぐらいなので到底経費としては足りません。 もしFXだけをお考えであれば個人事業のままでもいいのでは?と個人的には思います。。 ちなみに法人化したら損失は7年繰り越せますが、個人と違って住民税(年間7~8万円程度)がかかりますよ!
お礼
自分はFXと普通の会社の給料だけなので、回答を見る限りでは個人でFXやっていたほうが有利みたいですね。気をつかった回答ありがとうございます。
- kanpachi
- ベストアンサー率73% (14/19)
まず、法人の損失繰越は7年です。 また事業税と法人市・都道府県民税の合計は利益が800万円までならおよそ30%です。 以前は累進課税で繰越もできない個人でのFXの税制が改正される前は 「勝てる」人ほど法人化するメリットが目立っていましたが 改正後はデメリットの方が目立っています。 デメリットとは ・設立の費用 ・赤字でも毎年定額の税金がかかる(7万円ほど) ・申告の手続きの煩雑化、税理士を雇った場合はその費用 ・社会保険の加入義務 などです。 また旨みがないからといって解散する場合はそれにも経費が発生します。 逆にメリットは ・経費として認められる範囲が広がる 個人の場合は取引手数料や研修費、 よくできてPCや電気代の一部くらいしか認められなかった経費が 会社が「主たる業務」を運営するためのほぼ全ての出費に対して認められます。 ・会社から自分に給与を支払う形を取ることで給与所得控除が受けられることとなり有利 ・先だって設定された個人に対するレバレッジ規制の対象外 が主なものとなります。 ただし、経費に関してはあまりにも逸脱した内容に対して 「認める」「認めない」は税務署員の腹一つですし 法人化することによって税務署からの調査が入りやすくなるという面もあります。 この点をクリアするためにも税理士の威光は必要かと思います。 現実的には粗利で年間で500万円以上なければメリットが感じにくいかと思います。 つまり何年繰り越せようと、損失等あっては話にならない、ということになります。
補足
法人のFXの利益の税金は800万までは一律30%もとられるということになりますか?そしたら一律20%の個人のほうが利益がでたとき20%だけなのでいいですね。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
法人を設立するには主たる業務が必要で、FXをそれにするには証券業等の許可が必要ですから個人にはまず不可能です。 何か、何でもいいですが、実態のある業務が必要です。実態がない、取引が無いような場合はfxを付随させる事はできないと思います。主たる、ですから、それなりに取引が必要になります。年間売上げが1万円ぐらいで、fx取引が数百万なんてのは認められない気がします。 という事で、なぜみなやらないかというと、できない、利益が無いからです。 現実的には、すでに会社を持っている、営業している社長がfxもやる、という場合だけです。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます。