- ベストアンサー
死刑廃止に賛成な人への質問
- 死刑廃止に反対する理由として、犯罪者の過ちが消えることはないという点が挙げられます。
- また、故意に人を殺めた者の命が最大限に尊重されないという矛盾も指摘されています。
- 遺族の意思を尊重し、犯罪者が生きて罪を償うことが適切だとする意見も存在します。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
死刑は、冤罪の場合、執行されてしまうと取り返しがつきません。 これが、最大の(かつ、私にとっては唯一の)死刑廃止の根拠です。 質問者さんは、被疑者・被告人=真犯人を当然の前提として私権を組み立てています。しかし、問題は、本当に、当該事件の被疑者・被告人が真犯人と言えるのか?にあるのです。 そして、これは、あなたが述べていることよりも先に解決せねばならない問題です。被疑者・被告人が真犯人でない場合、あなたの述べられた根拠は、まったく意義を失うのですからね。その意味で、あなたの論は、まったく説得力がありません。「被疑者・被告人が本当に真犯人なのか?」の問題(刑事訴訟手続き法上の問題)を、一顧だにしないのではね。 さらに言えば、 そもそも死刑制度は、刑事訴訟手続きの一環ですから、刑事訴訟手続き法の内容、及び実際の運用の中身を知らずして、私見を組み立てられる訳がありません。少なくとも、刑事訴訟法・同規則・刑事訴訟判例・同学説・刑事訴訟手続きの運用の実際を知らなくてはね。ところが、死刑存続・廃止を論じている人たちは、おしなべて、これらをろくに知りません。刑事訴訟法ひとつすら、まともに読んだことがあるのだろうか?と思える人たちばかりです。 特に、この傾向は死刑存続論者に多いように思えます。だから、死刑存続論者は、おしなべて「刑事訴訟手続法上の問題」を抜かして論を組み立てる。死刑存続を主張する人で、この点にもしっかりした根拠をあげている人を見たことがありません。 さて、質問者さんは、如何でしょうか? 同様に、刑事手続き法を、ちゃんと勉強していないのではないですか? もし、そうなら、刑事手続き法を勉強して下さい。その上で、もう一度、考えてみて下さい。(もし、「ちゃんと勉強した」と言うのなら、刑事手続法上の問題についても、根拠を上げて論じて下さい)
その他の回答 (6)
- mikky777
- ベストアンサー率69% (44/63)
失礼。NO6です。 先の回答の第二段落1行目、「私権」ではなく、「私見」です。 訂正いたします。失礼しました。
私もNo.4さんと同じです。 どうやって冤罪を回避するか。
- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
死刑廃止に賛成ではありませんが、死刑賛成の論理が単純すぎるとついて行けない場合があります。例えば えん罪:えん罪をどう考えますか? えん罪やむなしと考えますか? (えん罪を訴えて審査されればまだしも、一旦死んでしまうとえん罪かどうかも検討されません。死人に口無し) 遺族の感情:米国では被害者感情は客観的に証明できないからそれをもって死刑の理由にするのは憲法違反とされています。裁判官の立場で具体的な問題がいろいろ考えられます:遺族のいる場合といない場合とで犯罪者は異なる扱いを受けてよいか? 遺族が加害者と被害者の両方の親族の場合はどう扱うのか。殺人事件で起訴されても死刑判決とならない場合の方がずっと多いが、それでは感情回復は出来ていないではないか。死刑囚に対して被害者の遺族が死刑を執行しないよう求めたのに死刑が執行されたケースもある。
- tk-kubota
- ベストアンサー率46% (2277/4892)
絶対に死刑反対です。 人は自然に生まれてきたのだから、自然と死ぬのが道理に叶っているからです。 勝手に法律を作り強引に殺すのは人のすることではなく野蛮です。
- guess_manager
- ベストアンサー率33% (1175/3512)
遺族感情がよく引き合いに出されますが、日本では知らない人間に殺されるよりも家族、親族に殺される率がかなり高いのです。遺族の感情とはすなわち殺人犯の感情ということです。
- saltmax
- ベストアンサー率39% (2997/7599)
死刑は 冤罪等で無実の人を国が殺してしまうことを避ける為に その罪が確定されるまで概ね執行されないので 何年間も国民の税金でその人を生活させ、病気の治療をし 事故で死ぬ事も無く、人に殺される事も無く、生かしていきます。 それが我慢できないからです。 人を殺したのなら 殺されることに脅え、病気になれば自分で医者にかかり 日々の生活も自分で賄い、死ぬまで償って欲しいからです。
お礼
ありがとうございます。 大学の講義で勉強中です。 いずれ法関連の仕事をする予定です。 法律を学ぶ者がこんな事をいうのもあれですが、法律云々の話ではなく、 一般論を問いたいです。 法律論で話をするなら勉強中の私でも死刑反対を選ばざる終えません。 冤罪が取り上げられていますが、明白極まりない事実がある者に対し行うのであれば回避できるのではないでしょうか。 回答者様は刑事訴訟にお詳しいようですが、 日本国民で刑事訴訟を少しでも知っている人はどれぐらいいますか? それ以前に、憲・民法を多少知っている人はいるかもしれませんが、詳しく勉強している人なんてあまりいません。 詳しい人からすれば、「何も知らないのに偉そうな」と思うでしょうが、