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射出成型機 マシンサイズについて

流動解析で同形状のものを肉厚3.2mmと肉厚2.8mmで比較しました。 解析結果は肉厚2.8mmの方が最大型締め力が大きくなる結果になりました。 そのためマシンサイズのアップが必要だと考えています。 肉厚が薄くなるとなぜ型締め力が大きくなるのでしょうか。

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  • koko88okok
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回答No.1

肉厚3.2mmに比べて、肉厚2.8mmの方がより高い(平均)射出圧が必要です。 従って、金型を開こうとする圧力が高くなりますので、型締圧の高いマシンが必要と云う結果が得られたのだと思います。 但し、これは「射出する樹脂の温度(粘度)」、「金型温度」(樹脂の流動性を阻害します。)などを肉厚が違っても同じ条件で成形することを前提にしているのだと思います。 実際の成形操作では、ある基準より肉厚が薄い場合は、樹脂温を高目にし、金型温度も高目に設定すれば、マシンのサイズアップは必ずしも必要ないはずです。 (肉厚が薄い分、樹脂量が少ないため、製品を得るために除去しなければならない熱量は少なくなります。) 以上は、頭で考えた理屈ですが、算盤で考える場合は、1サイズ高いマシンを使って、品質に影響しない範囲で、高目の樹脂圧で短時間に充填し、短時間で型開きして、時間当たりの出来高を稼ぐ方がベターな場合があります。 (経営的には、マシンの稼働率なども考慮する必要があります。)

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