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BS258のDlifeはどうして無料で放送できる?
BS258のDlifeでアメリカのドラマを楽しんでいるのですが、このチャンネルにはほとんどスポンサーCMがなく、番組予告などばかりなのですが、どうやって収益を上げて運営しているのですか?無料放送することでDVD販売などでの収益を期待してということなのでしょうか? 結構楽しんで観ているので今後有料放送になったら困るなと思っています。 ご回答お願いしたします。
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以下のページで、同局のビジネスモデルと収益への戦略に関する情報が分かります。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120215/381773/ 同局で特徴的なのが、見逃しをオンデマンドへ誘導する形です。 言うなれば、NHKオンデマンドと似た構図でしょうか。 オンデマンドも二段階用意されており、無料と有料があります。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120409/390246/?ST=NNM これまでの放送局は、番組の二次利用に対して余り積極的では無かったと言えるでしょう。 その意味で、同局はBS放送自体を別のメディアへ誘導する広告の様な役割として位置付けている様にも感じられます。 これは、今までに無かったユニークな戦略ではないかと思います。 もし、これが軌道に乗れば、基本的に電波で放送しただけで収益を上げる手段(視聴率偏重)しか無く、近年その方法論に限界が来ていると思われる放送業界に、新たな収益構造を生み出す切っ掛けになるかも知れません。 BS放送の視聴率についても、従来とは違う基準で行い広告料を決めるそうです。 また、編成は既存の放送局がターゲットにしていなかった層に訴求して行うそうです。 具体的には、 「30~40歳代の女性およびその家族をターゲット層として、女性のライフスタイルに合わせて番組を編成」 するそうです。 そして、同局の番組は、元々スカパーで放送されているものが中心になりますので、そちらへの広告塔という役割もあると思います。 Dlife単体で収益を上げるより、同局に参加している企業グループ全体への収益に繋げる事で、Dlifeの存続を狙っている様にも思えます。 従来の局とは別の角度から収益の戦略を練る同局ですが、果たして日本の市場に馴染むのか、お手並み拝見といったところです。
お礼
複合的な利益を図る計画なのですね。 ぜひ成功してこのような見応えのある無料放送を続けて、増やして欲しいですね。 丁寧なご回答ありがとうございます。