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ゴルフのテレビ中継を参考にするところ
ゴルフのテレビ中継を見るときに参考にするところはどんなところでしょうか? また今年もマスターズが始まりますが、毎年のことながらワクワクするだけでなく ラウンドに活かせることが出来るような点を探しています。 技術的、戦略的な点を中心に、参考にできることをお聞きしたいと思います。 オーガスタ ナショナルに行ったことがある方は極少ないとは思いますが、 そうじゃない方も含め宜しくお願い致します。
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●何人かのプレーヤーのパットの球の速度や曲り方を見て、以降のプレーヤーがパットする前にそのパットの狙い目標点を言い当てるという楽しみ方があります。 テレビ画面を見ても芝目の方向はもちろんのこと、グリーンの傾きもほとんど分かりませんから、頼る情報はグリーンを転がる球の挙動だけです。実際のラウンドの際に他の同伴競技者のパットやランニングアプローチあるいは自分自身のファーストパットなどを参考にして、次の自分のパットのラインを読むという訓練(や習慣)ができるのです。 狙いを「カップ右横30cm」などと読んだとしても、その目標に向かって球が打ち出されたかどうかの判別は簡単ではないので、アドレスに入った時に画面上に長い定規を当てて(考えた目標点とアドレスの球との両方を定規で結ぶ)打ち出し方向を確認するのがお奨めです。 ●番組を録画していれば、優勝争いをしている選手が特に(意外とも思える)ミスショットをした時に、その選手のその日のそれまでのプレーや、その大会でのそれまでのプレーなど必要な個所を再生して、(心理的や技術的なことを含め)何がその選手のミスの誘因・前兆となっているのかを探究してみるという楽しみ方もあります。 例えば、今回のマスターズの優勝が決定したプレーオフでの10番ホールのウーストハイゼンの3打目のアプローチが、何故あのように大きくオーバーしてしまったのかを探ることができます。特にその日の本戦での10番ホールの二人のプレーの録画を再生してみて下さい。プレーオフでの二人の10番ホールのプレーは本戦での10番ホールのほとんど『デジャブ』であったことが分かります。二回とも右の林にティーショットを打ち込んだババ・ワトソンが二回ともウーストハイゼンが三打目でグリーンに乗せる前にツーオンさせてしまいました。プレーオフの三打目のアプローチを打つ時に彼の脳裏に「さっきのこのグリーンではオーバーを恐れてバンカーショットが短くなって長い超高速の下りのパットが残り、ババに負けた。このアプローチがショートして下りのパットが残れば、負けは決定だ。オーバーして返しの上りのパットならばまだ分けるチャンスがある。このアプローチ、絶対ショートだけはダメだぞ!」との考えがよぎっただろうことは想像に難くありません。
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- rimurokku
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回答が付かないようなので、私なりの感想を書かせていたきます。 ハッキリ言って、その技術のすばらしさと戦略など見せてくれるゴルフに感動するだけで、トッププロの技術や戦略的な点を参考に出来る様な所はありません。 あえて参考にするとすれば、彼らのようなすごいゴルフは所詮無理なのだと考え、アマチュアが出来る範囲のゴルフに徹するべきだと自分に言い聞かせるだけです。 勿論、ショートゲームのすばらしさは少しでもまねをしたいところですが、行き着くところは技術のすごさより安全で確実な方法を選ぶ事と成るだけです。 逆に、彼らは短いパットにも十分に時間をかけますが、生活をかけているゴルフと違って我々素人がまねをすべきではないとか、プロは専属のキャディが付いている事を思い出して、アマチュアはターフ後やバンカーなどの後始末は必ず自分でしなければいけない事と言い聞かせるようにして居ます。 望まれるような回答ではありませんが、ある程度の場数を踏んで現実を知っている経験者は、似たような考えで観ているのではないかと思われます。
お礼
貴重な回答、ありがとうございます。 あまりにもお答えが少ないので、期待しておりませんでした。 マスターズに限って言えば、世界中のベストプレーヤーが150人集まった大会ですからそれなりのプレーを期待する向きもあるのは間違いありません。 そこから見える範囲でわかることはやはり少ないようです。 あまりに現実のコースと違っていては参考になるべきところはないのでしょう。 現在最高のプロのプレーからアマチュアが知ろうなんてことはおこがましいのかもしれません。 ただ、ゴルフは失敗を反省し、そこから何かを得ていくゲームのはず。 数多いテレビ中継の中でも失敗プレーが他の放送よりたくさん見られるのがマスターズだと思うのです。 特に、毎年同じコース、同じカメラ位置から見ることができる試合は少ないのですから。 rimurokkuさんの仰っているパッティングの時間やディボットホール、ショット後のバンカーの処理などはごもっともです。 忘れていることを改めて思い出させてくれました。 ありがとうございました。
お礼
御回答ありがとうございます。 パッティング時のラインを想像することは以前していました。 ただ、むかし翌週実際にコースに出た時に参考にすべきではないことも知ったのです。 あの14フィート~18フィートといわれるグリーンスピードは現実のコースではありえないスピードです。 おかげで、パッティングはボロボロでした。 オーガスタナショナルでしか通用しないラインなのでしょう。 それでもファイナルラウンドの速さはかつてのグリーンが戻ってきたと思えるほどでしたね。 南部出身のババと南アフリカ出身のウーストハウゼンでは応援も違っていました。 そのあたりも心理的影響があったんじゃないかと思います。 今は亡き師が参考にしろと言っていたのは、アドレスとフィニッシュ、打った音、着地した後のボールの動きでした。 あれほどボールマークがつかないグリーンはこのあたりではありません。 砲台グリーンの攻め方をみられるのがマスターズだと言っていました。 サドンデスのシーンの解説は興味深く、参考にさせて頂きます。 私の想像ですが、あのアプローチショットは勝手に手が動いたんじゃないかと思います。 230ヤードショット後のアプローチですから、もっと慎重に打たないといけないはずなのに、トップしてしまっては・・・。 それほどスピンもかかっていませんでしたね。 心理的解説をしていただいたlongshaftさんをBest Answerとさせて頂きます。 ありがとうございました。