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日本の水道水のウラン濃度基準について
ドイツの番組(ZDF)を見ていますと、 最近は、1Lあたり10マイクログラムを超える水道水が検出され、 乳幼児には特別な水を与えるようになっていると紹介がありました。 日本での基準や現状はどの様になっていますか?
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当方もZDFのニュース番組でドイツ各地で水道水のウラン濃度が高いことを知りネット検索してみました。 ウランは放射線毒性以外に重金属として腎臓へ慢性的な影響を与えるので厳しく設定されています 1Lあたり2マイクログラム(暫定) 日本では、水道法第4条に基づく水質基準は、水質基準に関する省令(平成15年5月30日厚生労働省令第101号)により、定められています。 ウランはこの水質基準50項目以外の、水質管理上留意すべき項目・水質管理目標設定項目で指定されています。 評価値が暫定であったり検出レベルは高くないものの水道水質管理上注意喚起すべき項目になっています。 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html 現状については、5都市水道水の平均は0.009マイクログラム/1L程度、国内産ミネラルウオーターは0.003~1.3マイクログラム程度とのことです。 www.rirc.osaka-u.ac.jp/to/ricto001/april2002.pdf 海外産には基準以上のものや国内産でも文献によっては基準以下ではあるが高めのデータもあるようなので参考程度に考えてください
お礼
とても詳しい回答頂きありがとうございます。 正直、最近の原発不祥事で色々懐疑的になっていましたが、 ドイツ同様、基準が定められており安心致しました。 また、実際の数値を出した資料もありとても参考になりました!