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社債を選ぶポイント

 最近、証券会社から社債の購入を勧められてます。  銀行の利率も低いし、当面使う予定のない資金であれば社債購入も良いかなとも思っております。  ただ、 目論見書なるものを見ても数字が大きすぎてよく理解できません。  財務内容など素人には理解できないし、100%信用してよいものなのでしょうか?  社債を購入する際、最低限注意しなければならないことなど教えていただければ・・と思います。  

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noname#212174
noname#212174
回答No.1

長いですがよろしければご覧ください。 >目論見書なるものを見ても数字が大きすぎてよく理解できません。 理解出来ない部分に関しては「運任せ・人任せ」になりますのでその点を納得のうえ購入する必要があります。 >財務内容など素人には理解できない 上述のとおりです。 また、たとえ財務内容が理解できたとしてもそれが虚偽ならどうしようもありません。 折しも「AIJ投資顧問」の破綻隠しが問題になっています。 他人にお金を預ける(社債を購入して借金を引き受ける)場合はそのようなリスクがあることは覚悟しておかなければなりません。 一部上場の「オリンパス」は長年粉飾決算をしていました。 >100%信用してよいものなのでしょうか? 「その企業を」でしょうか?それとも「証券会社を」でしょうか? どちらの場合も「100%信用する」ということは(くどいですが)「完全に下駄を預ける」ということです。 少なくとも投資の世界では「100%自己責任」で判断することが求められます。 その会社が倒産(破綻)したら借金(社債)はチャラないしは減額になります。 もちろん証券会社は損失を補填してくれません。 >社債を購入する際、最低限注意しなければならないこと まず、詐欺に遭う可能性を減らすため「よくわからない商品(社債)」を買わない。 また、「よくわからない業者」から買わないことです。 -------- 「社債」特有の注意点は以下のようなものです。 ○前述のとおり、その会社が倒産(破綻)したら借金(社債)はチャラないしは減額、つまりは「債権放棄」を迫られる可能性があります。 現在「エルピーダメモリ」という格好のサンプルがありますので今後の行方を注視しておいて下さい。(ニュースにならないことは営業担当者に聞いてみて下さい。) 『エルピーダ社債はデフォルト、低格付け銘柄に売り圧力も』 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE81Q05Z20120227 ○破綻しなければ「元本保証」であるのは間違いありません。固定金利なら受け取り金利(の額)が変動することもありません。 ただし、「中途売却」する可能性がある場合は注意が必要です。 理屈は割愛しますが、金利が上昇すると債券の(中途売却)価格は下がります。 つまり満期まで保有できないと「元本割れ」の可能性があるということです。 逆に金利が下がると債券(の中途売却)価格は上昇しますので値上がり益を手に出来る場合もあります。 ただし、既に超低金利の現状ではその可能性はほぼありません。 ○また、「社債」に限らず「売買手数料」や「預かり料」などの保有コストがどの程度かかるのかは事前に分かっていることですからきちんと把握しておく必要があります。 できれば自分で計算できる方が良いですが、無理なようであれば営業担当者にシミュレーション資料を作ってもらいましょう。 子供のお年玉ではないのですからそのくらい頼んでもバチは当たりません。(※ただし、それで購入を断りにくくなるようならやめておいて下さい。) ○個別企業に資金を集中させることに躊躇するならば、債券に投資する「単純な仕組みの」「投資信託」を購入することで分散投資することはできます。 ただし、現在は債券の利回り自体が低いですから、購入手数料や信託報酬(運用手数料)をしっかり見極めないと全く意味のない投資になることが往々にしてあります。 また、投信はその仕組み上満期の債券を別のものに乗り換えて行くので、売却するときは「債券の中途売却」と同様の元本割れリスクがあります。 さらに、信託が早期終了してしまうと運用途中で強制的に現金化しなければならなくなる事になります。 (参考) 『債券投資のしくみ』 http://www.takagi-sec.co.jp/start/saiken/shikumi.php ※この証券会社がおすすめというわけではありません。 『社債は個人に向いた投資対象ではない 』 http://diamond.jp/articles/-/6782 『毎月分配型投信・通貨選択型投信、ついに法規制へ 』 http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1935.html ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。

benihana
質問者

お礼

 回答、ありがとうございます。 読んでいて、私のような者には向いて無いように思えました。 ところで証券会社の勧めで 昨日電話である社債を購入することにOKし、(「営業の人が申し込んでおきます。」と言ってました。) 今日、振込み用紙が郵送されてきました。 キャンセルは可能ですよね。 キャンセル料とか取られるのでしょうか?

その他の回答 (4)

  • simotani
  • ベストアンサー率37% (1893/5080)
回答No.5

一般公募の社債なのか私募債(49人以内を相手に発行する債券)かでも異なります。 公募の社債では、原則として募集期間内は申込撤回可能です。募集期間内とは払込期日迄と言う意味ではなく募集を締め切る日です。 個人向け国債を例に取りますと、募集締切は毎月最終営業日です。この段階で申込撤回が不可能となります。が証券会社の場合払込期日は受渡日の前日です(最悪当日の12:30迄待ちますが)。 これと同じように募集締切迄なら撤回可能と考えられます。 尚格付けがA格との事ですが、格付け会社は何処ですか?日系の会社か米系の会社かでも意味合いが異なります。 確かに5年で1.1なら悪くないですが、劣後債とかでは?劣後債は格付けを2ランク程度割り引く必要があります(A格ならBBB-からBB程度)これは普通社債の内でも倒産リスクが高い債券だから。日航でさえ会社更正法適用で削減されましたから。東電も電力債は一部カットが既に噂されています。 ただ倒産しなかった場合リターンが大きいとは言えます。

benihana
質問者

お礼

 回答、ありがとうございました。 一般公募の社債です。 劣後債ではないです。 格付けは日本の会社でした。 今回気になったのは数年前に購入した時は格付けの欄がきちんと印刷されてあり、2社からの格付けが示されてたのに 今回は格付けの欄が無く、注意書きとして小さく、しかも1社のみの格付けが記されていたことです。 これについて質問したところ、深い意味は無いとのことでしたが、その点も気になりました。 おかげさまでキャンセルできたので良かったです。

noname#212174
noname#212174
回答No.4

ANo.1です。 お礼いただきありがとうございます。 >私のような者には向いて無いように思えました。 矛盾することを言うようですが投資に必ずしも高度な知識は必要ありません。 繰り返しになりますが「最悪元本を失う可能性がある」ということに納得していれば良いわけです。でなければ「投資」が出来るのはごく一部の限られた人だけのものになってしまいます。 ちなみに、「エルピーダメモリ」のような低格付けの社債をあえて買うのでもなければ滅多なことではデフォルトに遭遇することはありません。 しかし、「絶対ない」とは言い切れませんのでタイムリーな具体例をあげたまでです。 >キャンセルは可能ですよね。 通常債券の取り引きは金融機関と顧客との1対1の「相対取引」なので「上場株式」のように画一的なルールはありません。 ですから営業担当者に直接確認して下さい。 もっとも、たとえ「購入済み」でも保有したくなければ売却すればよいだけです。 『相対取引とは』 http://www.finance-dictionay.com/2008/04/post_244.html >キャンセル料とか取られるのでしょうか? 同じく営業の方に確認して下さい。 ちなみに「勧められると断れない性格」というのは投資に限らず「不利な契約」を結ばされる要因になるので、そういう意味では不向きかもしれません。

benihana
質問者

お礼

回答、ありがとうございました。 NO1の回答で参考にさせていただいたサイトを見まして、やはりキャンセルすべきと思いました。 実は数年前、同じ証券会社から今回と同じ会社の社債を勧められまして、「信用のある大きな会社」と言うことで「倒産することはまず無いだろう」と深く考えもせずに購入してました。(償還期限まであと2年あります。) 限られた資産の中で同じ会社の社債をまた購入することは避けるべきと考えました。 ちなみに昨日証券貸家に電話したところキャンセルできました。 いろいろと襲えていただき、ありがとうございました。 感謝です。

  • qazwsx21
  • ベストアンサー率32% (1286/3939)
回答No.3

たいていの人は利率や利回りが高いのに目が行きますが、信用ある企業なら利率は低くて資金調達(借金)できます。発行時期と償還時期が同じだったら、利率が低いほうが安全ということになります。

benihana
質問者

お礼

   ありがとうございます。  償還期限が5年で年利1.1%のものを勧められました。  名の知れた大きな企業で、「格付けA」だったので昨日OKしましたが  実態が判らなく、不安なのでキャンセルしょうかと思います。

  • ojisan-man
  • ベストアンサー率35% (823/2336)
回答No.2

投資信託ではなく、債券(ボンド)を直接買うということですね? 投資する際、特に気を付けるポイントは、 ・安全性 ・収益性 ・流動性 でしょう。 「安全性」とは、まずその社債を発行した事業体が倒産しないかどうかです。社債を買うということは、無担保無保証人で長期間お金を貸すことと同じことです。自分の大切なお金を貸しても良い相手かどうかの判断が必要です。 (そういう意味では銀行預金も銀行にお金を貸しているわけですが、銀行は様々な法律や規制で厳しくチェックされているからと安心して預けています) 「収益性」とは、他の投資と比較して得かどうかです。同程度の運用期間、同程度の信用力がある投資との比較が必要です。 「流動性」とは、換金したい時にいつでも換金できるかどうかです。流通市場が小さいものだと売りたい時に買主がなかなか現れないことがあります。これを見るには発行体の知名度や発行金額の大きさが目安になります。 ただし満期前に換金するとその時点の市場価格での売買になるので、元本割れになるリスクがあります。 ということで、一個人がすべてを完全に理解することは難しいので、発行体のネームバリューや外部格付機関の投資格付あたりを見ながらの投資ということになりますね。

benihana
質問者

お礼

 ありがとうございます。 発行体のネームバリューもあり、格付けも「A」のものを勧められましたが やはり、心配です。 私のような素人にはむいてないように思えます。

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