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2歳半の女の子、自閉傾向についての悩み
- 2歳半の女の子が自閉傾向であることが診断され、現在の状態や他の親御さんの経験を知りたい。
- 娘は言葉の遅れがあり、自閉症の特徴も見られる。家族との関わり方や自閉症についての理解を深めたい。
- 療育施設への予約が半年待ちであり、不安と焦りを感じている。自閉が確定するかわからず、結論を待つ中で悩んでいる。
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質問者が選んだベストアンサー
現在9歳の息子が 二歳半のころとてもよく似た感じでした。 目は合うし、よく笑う子だけれど、言葉が遅い。 回るものなどにこだわり オウム返し、クレーン現象。 指差しをしない、外出したらすぐどこかに走っていってしまう。 お友達と同じことをしない。 2歳半のときに 児童相談所で、はっきりと自閉症と言われました。 そのときは、かなりショックを受けまして、まだ2歳なのに。 この先どうしていったらいいのだろうと気が遠くなったことを昨日のことのようにおぼえているので、 あなたの気持ちよくわかります。 そのあと、療育や市の言葉の教室などに通ったり、いろいろ勉強して、たくさんのお子さんを見てきました。 自閉症といっても ほんとうに様々です。 そして、子供の成長は人それぞれで 成長とともにすごく変わります。 簡単に書きますと息子は現在、普通学校に通う3年生で算数得意、暗記力がいい、おしゃべりな子になっています。 お友達もたくさんいますし、100点も結構とってきます。 スイミングや空手、そろばんもやっています。でも、息子が2歳3歳のときは、将来息子と会話ができることもないのだろうと考えていましたので、今の息子の状態は5.6年前のわたしにとっては本当に信じられないような成長ぶりです。 まだ、ちょっと空気が読めなかったり、好きなことにはすごい集中力を発揮したり、暗記は得意でいろいろ知識はあってもも中身は幼かったり、勝負けにすごくこだわったり、人の気持ちに共感しにくかったり・・・やはり昔の傾向というのは今もあるかなとは思います。 今振り返って、思うことは、やはり発達の遅れ、自閉傾向とか言われることで、母親が落ち込むことが 一番よくなかったと思います。 テレビを見せてばかりいるよりは、人に会ったり、新しい体験をするほうが、どんな子にとってもいいことですし、現在の娘さんの発達状態を認識できたと前向きにとらえて、娘さんにいろんな経験をさせてあげてるのがいいのではと思います。 なので幼稚園も、人と同じことが出来ない息子には、あえて一人ひとりの個性を大切にしてくれて、好きな遊びを思う存分させてもらえる園を選びました。何かを強制されないことは息子にとっては本当によかったように思います。 年中さんのころには、強制されずともみんなと一緒にしていました。 そして、一番大切なのは 「あせらない、比べない、期待しない」ことです。 その言葉を聞くまでは、息子をほかの子と比べて、あせって、比べて、期待したのではと思います。 息子の園の先生がおっしゃったこの言葉なのですが、子育てする上でどんな子供にもあてはまることだそうです。 発達が遅かった息子にはなおさらだと思いました。 親は子供を認めてあげること、気持ちに共感してあげること。 本当に大切だと思います。 人と比べるのではなくて、診断名にとらわれるのではなくて、娘さんの1週間前、一ヶ月前、半年前からこれだけ成長してした、ということを見ていってあげてくださいね。 わたしは今は喉もと過ぎればなんとかで、そこそこ勉強が出来るようになった息子に中学受験の道を考えていて、ついガミガミ言ってしまうこともありますが、このトピックスを見て昔を思い出し 決して息子に無理させないようにしなければと思いました。 ありがとうございます。
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娘が発達障害です。 娘が診断される前の事を思い出しました。 同じ様に悩み苦しみ、ネットで自閉症の症状と比べては、一喜一憂してました。 2歳で発達外来を受診し、様子見という事でしたので、すぐに療育へ通いだし、3歳で自閉症と診断されました。 娘はとにかく癇癪が激しく、言葉も遅かったです。3歳半まで単語数個のままで、それから、爆発的に言葉がふえました。が、現在(小3)でも、言語性は弱いです。そのかわり、視覚性は優位で、その差が大きいです。 私が娘の特性を受け入れられてのは、専門医に診断されてからです。 それまでは、自分の育児方法がいけなかったのでは・・と自己嫌悪の日々でした。診断された事はかなりショックでしたが、自己嫌悪から抜け出せそうになったことで、多少ホッとした気持ちになった事を覚えています。 特性を受け入れられた事で、療育にも前向きな気持ちで取り組むことができました。 診断前は、焦りと将来を悲観しながら、娘に接していました。全てが空回りしていたのだと、今ならよく解ります。しかし、その当時の私はそれすら気付けない程、余裕のない状態でした。 時間はかかりましたが、気持ちを整理し、娘の特性を受け入れた事で、焦りはなくなりました。 自閉傾向のお子さんはコミュニケーション能力が弱いですよね。 母親が十分に愛情を注いであげる事が、今は一番大切なんだと思います。 それは、十分にしてあげてる様ですから、無理に何かしようとしなくても良いと思います。母親が無理をすれば、お子さんに良い影響をあたえないですからね。 療育へ通い出してから、専門の知識のある先生にみてもらい、どの様なサポートをどの程度すればよいのか教えてもらって下さい。 今は御自分の気持ちの整理と、現状のままお子さんに沢山の愛情を注いでください。 無理してはダメですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。とても共感の多い部分に心をひかれました。 >診断された事はかなりショックでしたが、自己嫌悪から抜け出せそうになったことで、多少ホッとした気持ちになった事を覚えています。・・・その診断を心からおそれている自分が情けないです。それでも、今は前向きな気持ちで取り組めそうです。 >診断前は、焦りと将来を悲観しながら、娘に接していました。・・・という部分は、まさに今の私の現状です。でも少しでも早く楽になりたくて、病院にいけば何かが前に進む。心のどこかで大丈夫だろう、というのがあったのでしょう。まさか自閉傾向との診断がおりるだなんて夢にも思っていなかったのです。 爆発的に言葉が増える・・・今の私が切望している状況です。ですが、自閉傾向または自閉症のお子様をお持ちのお母様方に共通して私が感じたのは皆さんお子さんの状況を本当に温かく長い目で見ておられる、ということです。そして、当初の苦労・困難を乗り越えた先に今の状態があり、どの方もとても落ち着いておられますね。 私もそうならねば、そうなるためにはまず動くこと、だと思いました。考える暇もないくらい、娘のことだけを考えて、出来ることをめいっぱい探したいと思います。今出来ないことでも時間はかかるが出来るようになる。出来なくても可愛い娘は娘。そんな思いに気づきました。 お嬢さんのお話も大変参考になりました。心から感謝しております。本当にありがとうございました。
- suzuko
- ベストアンサー率38% (1112/2922)
支援学校教員です。 他の方が素晴らしい回答をされているので、蛇足になりますが。 >2歳半の時小児の心理専門の医師のいる小児科へ行き、自閉傾向と診断されました とのことなので、自閉症児に向いている療育について書きます。 >療育の出来る施設への予約も取っていますが ならば、次に保健センターや発達障がい者支援センター、自立支援センターでの療育相談はいかがですか? 具体的な「TEACCH」や「応用行動分析」などの療育方法を簡単に教えてもらえます。 http://www.ypdc.net/autism/teacch.html 参考URLはある教員が書いたであろうサイトです。かなり文章が難解ですが、現在学校現場で理解されている自閉症について書かれています。 この他にも、お子さんの場合「PICシンボル」を利用した言語理解がいいのではないかと考えます。 http://pic-com.jp/03_02_pic_symbol.htm >二人目がお腹にいるとき、私はつわりで寝込み、1日中長女にテレビばかり見せていました。 >食事も私が台所に立てなかったので、朝昼晩、ベビーフードをあげていました。 これらのことが原因でお子さんが今の状態であるのではありません。一日中TVと言っても、子どもを起こすのは人ですし、食事・排泄・着替えなどでかかわるのも人です。まったく、声をかけなかったわけではありません。 昔、ある社会主義の国の孤児などの養護施設での話ですが、10人以上の赤ん坊が入っていた乳児室で出入り口の一番そばの赤ん坊だけが、他の子たちより目に見えて成長が良かった。不信感を抱いた医師が聞き取り調査をしたところ、警備をしていた職員がいつも見回りの最後に入口の子だけを1度抱き上げあやしてから扉を閉めていた。だから、その子だけ成長が良かった。という、ほぼ都市伝説に近いような話があります。 この話のように、入口以外の赤ん坊のように抱かれもせず、ただ機械的に授乳と排泄をされていたのでは、確かに発育不良を起こすでしょう。でも、1日1度抱くだけで発育は変わっていくのです。 お母さんが自分で出来る範囲で、余裕をもって子育てされる方が、子ども成長には一番いいと思います。 ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。児童相談所と役所に相談したところ、ほかにも出来ることがありそうなのでさっそくお願いしてみました。臨床言語士?の方の受け持ちでトレーニングのような事をされているようです。 >>>二人目がお腹にいるとき、私はつわりで寝込み、1日中長女にテレビばかり見せていました。 >これらのことが原因でお子さんが今の状態であるのではありません。一日中TVと言っても、子どもを起こすのは人ですし、食事・排泄・着替えなどでかかわるのも人です。まったく、声をかけなかったわけではありません。・・・とのお言葉に、とても救われました。それまでは娘の当時の写真を見てはなみだがあふれ、罪悪感でいっぱいで、娘を本当は愛していないのではないか?とまで考えるようになっていました。それでも申し訳ない気持ちは消えませんが、その分、出来ることを探し、少しでも娘が過ごしやすい環境に整えてあげたいと思います。張っていただいたリンクも大変参考になりました。心から感謝しております。本当にありがとうございました。
- baroque203
- ベストアンサー率30% (150/497)
言語表出障害(言葉が遅いなどの症状。言葉の意味は理解できる)の長男を持つ主婦です。 自閉傾向といっても、できることが多いですね。私の長男は三歳の時点で単語さえも話さず、指さしもしませんでしたよ。 5歳になった今でも2語文がでるのはまれです。集団生活も難しいときがありますが、それでも自分の気持ちを伝えようという努力もありますし、納得(あきらめ?)すればみんなに合わせることもできるようになってきました。 質問者様は十分やっています。そして、それは間違ってはいません。 一つ加えるなら、読み聞かせとかはしてますか? 図書館などで絵本を借りてきて、大げさにテンポよく、そして感情的に読んでみると子供は引き込まれます。 次男が絵本好きなので読み聞かせていると、まったく見向きもしなかった長男が気になってのぞきに来るようになりました。 また、声掛けをたくさんして、子供の言葉が増えたというママさんの話も聞いたことがあります。 まだ大丈夫です。お子さんはまだ小さいから、今から考えられることを試していけば、早く改善していきますよ。 ちなみに、半年待ちの施設は市町村がやっているものですか? 市町村でもそういう療育教室があったりします。また大きな病院では、言語療法などの先生がいたりするのでちょっと調べてみてはどうでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。>自閉傾向といっても、できることが多いですね。・・・ご回答いただいた内容の中に励まされるお言葉が多く、とても心が温かくなりました。絵本の読み聞かせもしています。半年待ちの施設は県が運営している施設だとわかりました。今日、児童相談所や役所に連絡をして半年待ちの施設の予約日までに何か出来そうなことはないでしょうかと相談したところ、臨床言語士?の方の受け持ちで個別で言葉や運動?のトレーニングのようなものがあることがわかりましたので、そちらにもぜひ行ってみようと思います。>まだ大丈夫です。お子さんはまだ小さいから、今から考えられることを試していけば、早く改善していきますよ。・・・たくさんの言葉に勇気付けられました。本当にありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。こちらの回答を見て、涙が出ました。お礼を言われるなんて夢にも思っていなかったので・・・。こちらで質問する前は、夜も眠れず、食欲もなくなり、不安で不安でたまりませんでした。誰かに、大丈夫、娘は自閉症じゃないよって言って欲しくて、現実から逃げようとばかり考えていました。弱い母親ですね、お恥ずかしい限りです。でもご回答を頂き、merodypandaさんの息子さんのように努力が実り、娘が楽しい毎日を過ごすことが出来たら、こんなに嬉しい将来はないなって気がつきました。現実から逃げてる暇があったら前に進まなくては。娘が傷つくことが増えたときのために私は強く、たくましくなっていなくては、と考え直しました。いつか私もこうして、当時の自分と同じ境遇の方を励まして差し上げたいとさえ思います。大切な娘の将来のために、前に進みます。まだ不安な心は残りますが、あせらない、比べない、期待しないの言葉を胸に、自分と娘と、そして娘の障害と常に向き合って生きていきたいと思います。 >人と比べるのではなくて、診断名にとらわれるのではなくて、娘さんの1週間前、一ヶ月前、半年前からこれだけ成長してした、ということを見ていってあげてくださいね・・・ その通りだと思いました。素晴らしいご回答を本当にありがとうございました。