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腹筋を使う唱法
を知りたいです。 プロの方々は腹筋は引き締め他はリラックスした状態で歌うと聞きますが私が歌うときは腹筋含めリラックスしちゃってます。 ただ腹筋を引き締めて歌うのか、 あまりにも漠然としていてわからないのでアドバイス下さい。
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- nung
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声楽をやっています。 発声については、オペラ歌手の発声が最も研究され尽くした、歌の原点ともいえる発声方法だと思います。 呼吸法については、下記の呼吸法に関する記述が参考になります。 http://homepage2.nifty.com/il-tenore/hassei.html#fukusiki 発声には、ドイツ式発声と、ベルカント(イタリア式)がありますが、一番大きな違いは、支えのやり方の違いです。 ドイツ式は、腹筋に力を入れますが、ベルカントでは、腰(背筋と腹斜筋)に力を入れます。 要は横隔膜のコントロールですが、横隔膜そのものを動かすことはできませんので、その周囲の筋肉で、横隔膜を間接的にコントロールします。 日本では、大昔にドイツ式発声を取り入れましたので、腹式呼吸と言えば、ドイツ式が広まっていますが、好みの問題です。 個人的には、腰に力を入れて、体の前面はリラックスする、ベルカント方式の方が、より自由に歌えると思います。 ボイストレーナーに習うのが良いとは思いますが、ボイストレーナーにもピンからキリまであります。 自分がボイストレーナーだと名乗りさえすれば、ボイストレーナーになれる状況です。 発声に関する情報も、正誤入り乱れて、人によって言っていることがまるで違います。 下記は、ヨーロッパで現役のオペラ歌手として活躍されている方のブログです。 理論と実力が伴う方の発言であり、私が最も信頼している情報源の一つです。 http://ameblo.jp/ken-baryton/ ヨーロッパのオペラの舞台に立ち続ける事のできる人は、日本人の声楽家ではごくわずかです。
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腹筋を使って歌うのは【腹式発声】です。現在でも実力派の歌手(ソロで活躍の歌手に多い)の多くは腹式発声で歌っていますが、最近のアイドル系やロック系の歌手は、ほとんどは喉で歌っています。 発声に対しての質問には、【腹式呼吸】との回答が届くと思いますが、無視してください。藪の中へ迷い込む恐れがあるからです。 【腹式呼吸】は健康法の一つ、【腹式発声】は【腹式呼吸】の一部を応用しますが、腹筋の使い方と吸気(ブレス)の方法が違うからです。 腹式呼吸の吸気はお腹を膨らませますが、お腹に空気を入れる訳ではありません。お腹を膨らませると横隔膜が下へ引っ張られ肺を広くし、新鮮な空気が肺に沢山入れる為です。 腹式発声は腹式呼吸の、腹筋でお腹を押し出す行為を応用するだけです。腹式発声では、歌い出しの前に瞬間にお腹を前へ押し出すだけで、直ぐお腹の筋肉を緩めます。 お腹を緩めないと歌い出しにお腹を前へ押せず、腹圧がかかった声でマイクを鳴らせません。 お腹を凹ませながら声を出すのも間違いではありませんが、70年代頃は押し出す方が主流になりました。お腹が凹み終わると声が続かないからです。 お腹を前へ押し出しながら声を出すには、ベルトをしっかりと締め、そのベルトを押すなら何回でも短い休止符の間に[腹筋を緩めて押す]を繰り返せるからです。 前置きが長くなりましたが、ブレス(息継ぎ)と発声の方法を記入します。 姿勢は全身の力を抜いて楽な姿勢で肩幅ぐらい足を広げて立ち、喉を広げて口の中も広くします。喉を広げる感覚は、下顎を前へ出して受け口にします。アクビを辛抱する時の形です。顎に前へ引っ張られて喉が開きます。目線は真正面より約10度上に。 ※立ち慣れたら、足を揃えても構いません。特に女性の場合は、立つ姿勢によっては男っぽく見られる恐れがあるからです。 ◎[ブレス(息継ぎ)方法](練習は、オーケストラの伴奏をお勧めします) オーケストラ伴奏には、前奏の中には前奏のメロディーが入っています。そのメロディーが歌声の高さです。オクターブ違いの声を出す失敗を防ぐ為です。 歌い出しが近付いたら、歌い出しの2,3拍前からマイクを口に近付けて口を開いてお腹を前へ押し出すだけで肺の中だけに収まります。 ※沢山吸おうと思って吸いに行くと口の周りに力が入り、肩が持ち上がります。 その場合は肺の中だけではなく、口の中へ入ろうとする圧力が掛かった空気が肺から口の中まで満杯になり、次の第一声で「ボアッ」とマイクを鳴らして肺の中の空気(息)まで半分以上は外へ出てしまって息が続かなくなります。 ◎[発声について] 開いた喉全体に軽く息が軽く当たるよう上顎(歯の近くに)に当てるよう、軽くお腹を前へ押し出します。上顎に当たった息は口の中で回転して振動します。その振動が響く声を作り、4分音符以上に声が伸びると自然なビブラートに変わります。 ※歌う時は声を出そうと思わず、ただお腹を腹筋で前へ押すだけです。口の中で回転する振動で、喉から胸に共鳴して響く声になります。最後のロングトーンのビブラートは、腹筋の押し具合で振動の間隔を調整します。 私は40歳代後半に、ボイストレーニングを受けて30余年間腹式発声で歌っている者です。 腹式発声は、先生(トレーネー)と1対1の指導を受けないと習得はできません。関連書籍やDVDを購入しても、独学では無理です。
- nokko-777
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こんばんわ。 私は歌を歌っている訳ではないのですが、 楽器を演奏しています。 楽器を演奏する時も、腹筋は必須ですので 参考になればと思い書かせて頂きます。 まず、壁を背にして立って下さい。 そして歌を歌っている時に、 どなたかに腹筋の部分(おヘソの少し下辺り)を 「グー」で押し続けて貰って下さい。 (他人様に歌を歌っているのを見られるのが恥ずかしいと思われるなら、喋りながらでも良いです) 質問者様は、その押された「グー」を 歌ったままで、跳ね返すように意識してみて下さい。 腹筋がどこにあるか良くわかるし、 腹筋に力が入った状態での歌い方が少しは実感出来ると思います。 私が中学生で楽器を始めた頃に 習っていた先生によくやられました。 長時間続けるとかなり体力使います^^