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犬に脳腫瘍の疑いがあります
- 犬の様子がおかしく、耳の感染症の疑いがあると獣医さんに言われました。インターネットで調べると特発性髄膜炎かもしれないと思われました。
- しかし、今日獣医さんに行ったら脳腫瘍の可能性があると言われました。熱もなく、嘔吐もたまにするくらいで食欲もなく、左に旋回し、何かにぶつかると止まってしまいます。目や耳、鼻も機能していません。
- MRIを撮るためには全身麻酔が必要ですが、犬の場合は麻酔のリスクが高くなるとのことです。また、耳の管が細いためステロイドを使用すると膿がたまる可能性があるため手術が必要です。治療法について詳しい方や経験者に教えていただきたいです。
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>耳の感染症の疑いがあると言われました。インタ-ネットで調べると症状があてはまり、特発性髄膜炎~ 耳から細菌が侵入し、髄膜(軟膜・クモ膜・硬膜も3層構造)に炎症を おこしたのなら仰るように「特発性髄膜炎」=化膿性髄膜炎・細菌性 髄膜炎ともいう=ですね。 本格的な検査となれば、全身麻酔後、後頭下穿刺によって脳脊髄液サ ンプルを採取するということになるでしょう。 細菌のタイプ(全13種類)の特定ができれば抗菌剤投与による治療効 果は十分ありますが、通常、治療開始後に再び穿刺を行い、その場合 陽性反応であれば、抗菌剤の種類を変更し、再び穿刺を~といったこ とが何度か繰り返されることもあります。 ウチの施設では2頭とも比較的若齢でしたが、脳腫瘍がないかどうか 事前のMRIも含めて3度の全身麻酔を行いました。 (脳腫瘍で髄液の頭蓋内圧が上がっているときは、髄液を採取できないので) うち1頭はいくつかの臓器疾患もあって、予後はイマイチでした。。。 サンプルを得ることが困難であったり、劇症を示す場合(発症から24 時間くらい)は、まずはステロイド療法になると思います。 >脳腫瘍の可能性があるかもしれませんと言われました 腫瘍によって内圧が上がることで脳が圧迫されますから、嘔吐、痙攣、 麻痺などがおきますが、発生した部位によっても症状は様々ですね。 髄膜に発生すれば、髄膜炎と同じ症状が出ます。(髄膜腫という) そのためやはり、全身麻酔後のMRI画像診断は必須でしょう。 >食欲もなく、左に旋回し、何かにぶつかると止まってしまいます。目も耳も鼻も機能していません。 正直なところ、かなり深刻な「中枢神経症」と思われます。。。 Gen_Taikoさんのシーズーは13歳ということですから、大変不安がある と思いますが、万一のリスクを覚悟の上で検査をお望みなら、設備の整 った病院を紹介してもらうという方法もありますので、獣医さんとよく ご相談なさってください。 >治療法はあるのでしょうか? 髄膜炎は内科的治療になります。 腫瘍は悪性・良性かにもよりますが年齢的にも、外科手術はおそらくな いでしょうから、抗がん剤などの内科的治療と化学療法になります。 大変かと思いますが、最期まで可愛がってあげてくださいね。。。 (元 飼育屋
お礼
ありがとうございました。我が家の子は静かに息をひきとりました。 回答、本当にありがとうございました!