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FXは相対取引ですが個人の売買の本当の相手は何か

個人とその直接の取引相手であるFXブローカー会社との間には カバー先銀行とか最終保証保険会社とかが挟まっているようですが、 個人の売買での勝ち負けの相手は本当(最終的に)はどこですか。

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noname#212174
noname#212174
回答No.2

>投資機関は売買量が多いので個人の注文とは量が合わぬ >現実には個人と投資機関との取り引きは無い 機関投資家と個人投資家の注文は「インターバンク市場」で出合います。 機関投資家  ↓ (外為ブローカー)  ↓ 【インターバンク市場】  ↑ (外為ブローカー)  ↑ 機関投資家 『外為ブローカー』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E7%82%BA%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC なお、個人の小さな注文も個人→FX業者→カバー引受業者→インターバンク市場と引き継がれていく過程でまとまった注文になるので注文の大小は問題となりません。 とにかく為替、特にドル円などは個人の想像を絶する膨大な取引量があるので「(取引の)相手がいない」という事態はまずありません。 ※相場の急変時などは他の市場と同じように極端に売買が偏ることもあります。 以下は間接的にですが為替市場の流動性に言及した記事です。 『リパトリエーション(海外投資資金の引き揚げ)への対処法 1/2』 http://markethack.net/archives/51691872.html ------------------- ちなみに、為替市場では個人投資家は新参者です。 外為法が改正されるまでは「外貨は銀行で両替するもの」でした。 FX関連の法律(1) - 外国為替法 | FXの豆知識 http://better-happier.net/kaisei-gaikokukawasehou.html しかし、FXが普及すると個人投資家が為替市場を動かすようにもなります。 『ミセスワタナベ』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%83%8A%E3%83%99 -------------- (参考) 分かりにくくなるので前回の回答では触れませんでしたが、FXが相対取引であるがゆえにFX業者自身が取引所のように機能している側面があります。 どういうことかといいますと、FX業者としてはカバー(ヘッジ)するにしても投資家一人一人の注文ごとに行う必要はなく、顧客全体の売り注文と買い注文を相殺して余った分だけをまとめて行えば良いので、結果的にFX会社が証券会社と取引所の機能を果たしていることになるのです。 個人投資家  ↓ 【FX業者】  ↑ 個人投資家 もっとも、FXの場合は顧客と業者の取り決め、つまり「相対」で取引が行われるので公設市場のような明確なルールはありません。(業者ごとに違う。) あくまで取引所的な「側面がある」ということです。 ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。

noname#200115
質問者

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再度のご説明を下さり、ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

noname#212174
noname#212174
回答No.1

>個人の売買での勝ち負けの相手 基本的な構造は株式市場などと同じです。 株式の場合は取引所が存在するので分かりやすいです。 具体的には以下のような構造になっています。 投資家(個人、法人問わず)  ↓ 証券会社  ↓ 【取引所】  ↑ 証券会社  ↑ 投資家(個人、法人問わず) 「証券会社」が注文を「取引所」へ取次ぎ投資家同士の注文が付け合わされます。 しかし、「相対取引」ではありませんから自分の売った(買った)株が誰の注文と合致したのかは分かりませんし、分かる必要もありません。 そして、このうち相場の変動で損益(勝ち負け)が発生するのは「投資家」だけです。(というよりも投資家自身が相場を変動させているわけですが。) 「証券会社」も「取引所」も相場の変動による損益とは無縁です。 ※もちろん証券会社の「自己売買」は「投資家」の行動にあたりますから損益が発生します。 FXの場合は「インターバンク市場」が実質的な取引所として機能しています。そして、証券会社にあたるのが「FX業者」であり「カバー引き受け業者」です。 構造としては、 投資家(主に個人)  ↓ FX業者  ↓ カバー引き受け業者  ↓ 【インターバンク市場】  ↑ カバー引き受け業者  ↑ FX業者  ↑ 投資家(主に個人) となります。(公設の取引所≒統一されたルールはありませんからあくまで一例です。) 投資家とFX業者の取引が相対だと言っても結局インターバンク市場経由で見知らぬ投資家の注文と付け合わされているわけです。 なお、証券会社が取次ぎの手数料を収益にしているのに対し、FX業者は顧客に提示するスプレッドとカバー取引のスプレッド(ヘッジ取引のコスト)の差額、あるいは受け渡しスワップの差額などで収益を得ています。 仮に顧客の注文をカバーしないと、FX業者自身が(証券会社の自己売買のように)為替市場でポジションを取るのと同じことになり、顧客との間で損益が発生することになります。 『銀行間取引市場(インターバンク市場)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E8%A1%8C%E9%96%93%E5%8F%96%E5%BC%95%E5%B8%82%E5%A0%B4 ※ご存知の通り、現在は公設の取引所(くりっく365、大証FX)も存在します。 取引所取引ではFX業者は株式市場での証券会社と同じように顧客の注文の仲介者となります。 ※取引所FXにはマーケットメーカーというものが存在するので、株でなじみのあるオークション方式(ザラ場方式)とはちょっと違います。 『くりっく365』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%A3%E3%81%8F365

noname#200115
質問者

お礼

ご解説に感謝します。 >FX業者  ↑ 投資家(主に個人) は、投資機関を含まぬ点でへええ、です。 ちょっと考えると、取引が成立するためには、 双方が望む売買する量が合致する必要がありますかね。 投資機関は売買量が多いので 個人の注文とは量が合わぬから 現実には個人と投資機関との取り引きは無いということかな。 この点の当否がわかれば完全な理解になりますので、 お手すきの折にでもご返事を下されば幸いです。

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