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外国人選手に関して
外国人選手は当たり外れがあるといいます。 疑問は米国での成績では判断がつかないことです。 メジャー経験の無い選手が日本で活躍したかと思えば、メジャーでそこそこの選手がまったくダメだったり。 何故なんでしょか???
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主だったところでは以下でしょうか。 (1)成績上昇中にある選手か否か ・いくらメジャーでも下降中の選手はダメ。 ・マイナーでも上昇中の選手で年齢も若ければ期待が持てます。 ・ハングリー精神を持ち、日本の指導者の話をよく聞き、アジャストできる選手かどうか。 ・ポジションにライバルがいて運悪く出場機会に恵まれなかった選手も狙い目。 (2)適応能力 ・向上心があり、研究熱心であること。日本の野球を甘く見ていないか。 ・打者の場合、日本では速球より変化球に強い選手かどうか。 (落ちる球、外角に逃げる球に安易に手を出さない選手) ・アメリカ時代に三振が多く打率が低かった選手は難しい。 ・投手はクイックができるかどうか。 ・長身で角度のある球を投げられて制球が良い投手は成功しやすい。 ・日本の生活環境に適応できるか。 投手の場合はクイックが出来ないと簡単に走られ、ランナーを気にしすぎてイライラすると制球を乱しやすい。メジャーでは球がさほど速いという投手でなく、活躍できなかった(またはメジャーに上がれなかった)としても、日本では長身で角度のある球に慣れていないので、「長身、制球が良い、クイックが出来る」という投手なら活躍できる可能性が高いです。 ▼この3つの条件で日本の環境に馴染める投手を獲得できるかがスカウトの腕の見せ所でしょう。 打者はアメリカでのホームランの数は重要ではないでしょう。扇風機のような打者はダメです。特に落ちるボール球を振らないこと。統一球に変わる前は打率が低くてもHR40本打ってくれれば目をつぶって起用してもらえましたが、これからはそうもいかないでしょう。バットに当てるのが上手な選手なら日本で成功する可能性が有ります。アメリカでHRが少なかったとしても、外国人のパワーなら日本で成長し本数も伸びていく可能性があります。 ▼最近の例としては、アメリカではライバル関係だったらしい元巨人のフィールズ選手と阪神のマートン選手ですが、フィールズが扇風機(メジャーで400打数で百数十個の三振をする選手で過去5年の打率が.250以下)で来日直前のみAAAの打率が.350前後だったのに対して、マートンはメジャーで出場は少なかったですが打率.300前後で三振が非常に少なかったのが成功例として挙げられます。 あとは日本の野球に慣れるまで我慢して1~2年使い続けられるチームかどうかも多少影響します。横浜や広島でなら可能ですが巨人ではさすがに無理です。
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- toast5
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もちろん人によりけりですが、一般論を言うと、メジャーの主力が日本に来る(すでに金もステータスも持ってるし、日本の球団の出すギャラも始めから高額。普通にやれば活躍して当たり前)場合と、メジャー経験なしの若手(プロでの成功体験なし)では、たとえ実力の初期値が前者の方が上だとしても、日本で絶対に成功してやる、高給を勝ち穫って見せるというモチベーションは、後者が圧倒的に高いんじゃないでしょうか。
お礼
ハングリー精神、このご意見にも納得しました。 阪神のマートン、ブラゼル、中日のブランコ、ネルソンなどが好例でしょうか。
- yama1998
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日本とアメリカの野球は違います。これが一番の要因でしょう。 日本の野球は緻密で投手も変化球中心ですが、アメリカはパワー中心です。日本は子供のころから緻密な野球をたたきつけられていますからね。 野手は変化球中心の配球に苦労すると言われます。投手は早いだけで球種も少なく、ストレートで的を絞られるといくら速くても打たれます。日本の投手は速球だけでなく、落差のある変化球がないと成功しないと言いますからね。ダルビッシュは変化球も多いし、松坂はスライダーで三振が取れます。 選手の性格や考えも大きいでしょう。日本の練習方法はもちろん、文化や習慣に馴染めなかったり、自分が馴染んでも家族がNG出して帰国した選手もいます。日本の野球に対応しようと努力する選手もいれば、自分は今までこうやってきたから我流でやると、コーチや監督のアドバイスも受けずにやる人も多くいます。これも団体で長時間練習する日本と、個人中心のアメリカとの違いからが起因してるようですね。日本人に成りきるとまでは言わなくても、日本の野球に精通しようと努力できるか否かが大きなカギといえそうです。
お礼
性格ですか、なるほどです。 欧米と日本では考え方が違いますものね。 そういえば、広島は外人がよく活躍しますが、野球の技量以外に性格などを多角的に観察していると聞いたことがあります。
- lions-123
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>外国人選手に関して 外国人選手は当たり外れがあるといいます。 疑問は米国での成績では判断がつかないことです。 メジャー経験の無い選手が日本で活躍したかと思えば、メジャーでそこそこの選手がまったくダメだったり。 何故なんでしょか??? ↓ 「日本の野球への相性と順応性・本人の努力とアジャスト能力・チーム事情や監督等の相性と起用方針」 それは、日本人にも同じ事が起こり、ドラフト順位と1軍実績の関係性にも言える、高校野球や大学野球での成績・評判がプロ入り後の活躍に必ずしも結び付かない難しさと同じだと思います。 MLBに挑戦する日本人選手も色んなポジションや年齢で増えて来たが、当初の活躍した選手やピークを過ぎた選手の結果だけでなく、プロ野球経験や日本での活躍・成功体験を経ない選手も出て来ると思います。 今後はプロ野球での成績や成功体験とMLBでの成績とで、外国人の場合と同じく、相性や本人の適性や努力、チーム事情や起用法で必ずしも日米イコールではない&反映しないケースが出て来ると思います。 また、メジャーや3A等からの来日選手でも・・・<順不同> ◇先ず、年齢や体調のピーク、文化や人間関係や生活習慣への順応性、食事や家族の拘りや適性。 ◇チーム内のコミュニケーション、首脳陣との信頼関係や起用法を巡るアンマッチが不調時にストレスと成ったり、悩み低迷の泥沼に陥る。 ◇一部には、MLBからの都落ち・左遷イメージがあったり、未練が残り、日本の野球に馴染めない合わさない、不平不満で練習にも身が入らない。 実力があってもヤル気や練習に手抜きや慢心があると、相手からは研究され能力が発揮出来ない選手と這い上がるハングリー精神や活躍による待遇アップでチームに溶け込みファンに期待され、一層精進する選手とでは、成績や結果に大きな差が出る。 ◇簡単に言えば、パワー対パワーの力関係[走攻守]で成績が左右されるウエートが高いベースボールと読みとか駆け引きとか期待される役割別の動き&スタイル等のアジャスト能力が必要な野球との違い、その相性とか適応能力の有無。 ex、外国人選手にはホームランとか剛速球とかを求められ、文字通り助っ人にはクリンナップやエースやストッパーを期待され要求されるが、本質的にはアベレージヒッターとかショートリリーフ向きの選手の場合に持ってる能力や適性を活かせない。
お礼
なるほど、うなづける点が多いです。 確かに日本の野球レベルを甘く見ている選手はダメでしょうね。 アマチュアでの成績はアマチュアレベルでの話しなので、プロのレベルではダメというケースは多いのは理解できます。 大リーグでそこそこ活躍した選手ならと思うのですが・・・。 投手の場合だと、ショートイニング向きとかは理解できます。 極端な言い方ですが、打者は器用だけど、大リーグではパワーが少し足りない、投手だとすべてが平均的で大リーグでは通用しないといった選手が日本では活躍できるような気がしています。
お礼
ありがとうございます。 ご意見に諸手をあげて賛同いたします。 大まかにはそのように私も思っていました。 でも、何でプロのスカウトはあかん選手をスカウトしてくるのでしょうかね?? 不思議です・・・・。