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耳鳴りに付いて、経験のある方お教え願います。
現在68才の男性です。 3年程前から少し耳鳴りがし出しました、耳鼻科で診察してもらったら、年の性だと言われました、 今は以下の薬を耳鼻科から貰い服用してるのですが、一向に良くなって来ません、最近は少し耳鳴りが強くなって来ています、 こんな経験のある方、良い治療方があれば教えて下さい。 ※メニタジン6mg ※アデボス60mg ※サイチモンs ※トスペラール25mg
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私も3年半近く、相当な耳鳴りと付き合っています。 左耳ですが、起きている間は、常に耳鳴りがしています。 平成20年9月、早朝に吐き気と激しい目まいで、立つことも出来ず、救急車で地元日赤に運ばれました。 CTやMRI検査の結果、脳梗塞等の異常はなく、「突発性難聴」と診断されました。 その後15日間、ステロイドとビタミン剤の点滴を7日間、ステロイドは強い薬なので、2日間休んで再開と、退院の日まで点滴をぶら下げていました。 入院後2~3日して、目まいもおさまり、車椅子はやめましたが、入院直後から耳鳴りが始まりました。 主治医からは、治るか、治らないか分からない。ある日、突然治った人もいるが、治らない人の方が圧倒的に多いとの説明がありました。いささか、ハラは立ちましたが、難聴の原因等を聞いてみると、どこかで納得せざるを得ないのかという印象を持ちました。 突発性難聴は、一度だけのケースと、慢性化する場合は「メニエール病」といい、かなりな頻度で目まいを起こす事があるそうです。私は幸い、前者の一度だけのタイプといわれ、それだけはホッとしましたが、突発性難聴の原因は、まだ解明されていないそうです。 何しろ、耳の中、内耳にある「蝸牛」といわれる器官に、原因があるようです。硬い殻で保護されている形状で、実験的な検証が困難な場所だそうです。説としては、外からの音を伝えるリンパ液に満たされた袋状の先端にある繊毛状の先端が、何かの拍子に折れたのが原因ではと言われているそうですが、いまだ推測の段階。 最近ではウイルス説もあり、インフルエンザ治療薬の「タミフル」を使って、難聴を治療する専門医が、札幌にいるそうです。 私は、突発性難聴で耳鳴りになりましたので、その原因は難聴の原因と同じと理解するしかありません。入院時に、主治医から治る保障はないと言われた時点で、耳鳴りとの長い付き合いを覚悟しました。 当時は定年後2度目の勤めをしており、車の運転が出来るかどうか気がかりでしたが、幸い支障もなく運転でき、仕事に復帰いたしました。 救急車で運ばれているときには、脳梗塞とか脳出血とか、死ぬかな?とか、頭をかすめましたが、突発性難聴と聞いたときには、やれやれと思いました。 そのせいか、「一病息災」ではありませんが、耳鳴りとの長い付き合いを覚悟しますと、日常の生活で、それが気になって不快な気分ということはありません。 ふっと気がつけば耳鳴りがしているという感じで、日々過ごしています。 治せれば治したいとは思いますが、なにしろ原因が定かでない。硬い殻に包まれた器官の中のことだけに、医学が進んだ今日でも、解明できないとなれば、自分はいない頃でしょうが、将来に期待するだけと考えています。 ちなみに、この病気の話をしますと、40代から60代の人のなかで、3~4人に一人は、耳鳴りがあるとい言います。やはり加齢による、使い傷みがあるのかと思いますが、けっこうたくさんいる事に救われたり、ホッとしたりです。 長文になりましたが、どうか、あまり焦らずに、“長い付き合いになるのかな”くらいのお気持ちで、他に集中できるご趣味があれば、そちらに気持ちを向けられる方がよろしいかと思います。