体温が下がれば、免疫力が下がる……
なんて、細胞レベル、試験管レベルの話。
実際には、そんな単純ではない。
「物体が落ちる速さは、重さに無関係である」
というのは、物理学の大原則です。
でも、実生活では、だれもそんなことを思っていない。
ホコリはいつまでたっても、落ちてこないし、
紙よりも、鉄球の方が早く落ちるのは、自明の理。
では、物理の大原則はどこに行ったのか?
それは、「空気」が存在していないことが前提になっている
「大原則」だからです。
原則と現実は、それほどに違うのです。
体温が35.5度の人と、36.5度の人の免疫力が違うのか?
そんな研究、どこを探してもありませんよ。
生理のある女性は、高温期には免疫力が高いから病気にならない?
つまり、生理のある女性はがんにならない?
インフルエンザで高熱を出せば、免疫力が高まり、
癌にはならない?
そんなバカなことはないでしょう。
そもそも、そんないい加減なことを言っている人は、
どこの誰なのか?
出身大学は、どんな大学なのか?
その人の略歴は?
本当に患者を見ている医者なのか?
どんな研究をした結果なのか?
何千人の人の研究をしたのか?
そんなに力説するならば、まずは、ご自分が臨床の研究結果を
公表すべきではないか?
マンガ家で有名な故手塚治虫氏は、臨床医ではありませんが、
立派な医学博士ですよ。
氏の有名なマンガのブラック・ジャックは、氏の医学的な知識が
生かされていますが、だからと言って、ブラック・ジャックがどこかに
実在していると信じる人はいないでしょう。
逆に言えば、氏が医学博士であろうがなかろうが、
ブラック・ジャックというマンガの評価は変りません。
肩書きに騙されてはダメですよ。
そんな目で、見て見ると、新しいものが見えてくると思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ご回答の内容に驚いています。 多くのホームページで言われていますし、自分自身も「体温が下がれば免疫力が下がり病気になりやすくなる」という理屈にあっていると感じたためです。 証明がされていないというのは、本当に意外でした。 ただ、体温が下がれば免疫力が下がり、さまざまな病気にかかりやすくなるというのは証明されていたと思われますので、 この説が全くのデタラメということはないとは思いますが・・・。 よろしければrokutaro36様のこの説についてのお考えをお聞かせいただけないでしょうか? 全くの嘘だと思われますか? 教えていただけると大変ありがたいです。 ひとまず、貴重なご回答、本当にありがとうございました。