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阪神電鉄、ジェットカーについて
阪神電鉄のジェットカーはすごい加速力ですが、 あれって、日本一なのですか? 後、なぜ凄い加速力なのに、各駅停車しか無いのですか? 直通特急とかでも使えばいいのに…
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起動加速度4.5Km/h/sは鉄道線車輌では日本一ですが、軌道線だと岡山電軌の9200形MOMOは設計加速度4.6Km/h/sです(常用は2.5)。また、減速度5.0Km/h/sはJR東日本のE233系なども同じです。 なお、すべての鉄道車輌で一番加速がよいのは、モノレール、新交通、トロリーバスやタイヤトラムのようなゴムタイヤ車輌でしょう。 で、阪神がジェットカーを各停に充当しているのは、特急から逃げ切って待避線に入り、本線の占有時間を減らすために特急以上の加減速性能を必要とするためです。特急に使ってしまったら、性能差で逃げ切るというのが出来なくなってしまいます。特急は高速性能、各停は加減速性能に特化しているのです。
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- kuma-gorou
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各駅停車だから意味があるのです。 要するに、スジを立てる事で、線路容量を上げる事ができるのです。 阪神電鉄の駅間は、JRや阪急より短い(駅数が多い)ための高加速高減速。 以前には、千鳥運転なんかも遣ってダイヤを工夫していた時代もありました。 こんな感じですね。 ●―●―●―――●―●―● ●―――●―●―●―――●
- right_wing
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モーターには回転数に限度というものがあり、力の一番発揮できる回転数というものもある。 主に回転数が限度に近づくと出力は低下する。(それでも無理やり電流を多く流してあげようとすると焼損する) 加速力を重要視するということは低速度で回転数を一気に上げることになります。 従って、回転の限度は速く来るので速度の上限は自ずと低くなる。 それに対し、急行系の車両はなるべく高い速度でも力を出せるように緩やかに回転数を上げます。 従って、加速力は低いが、最高速度は高く出来る。 もし、車両のスペック表を見たならば、歯車比というものに注目してください。 これはモーターと車輪をつなぐ歯車の歯数の比のことです。 普通用の方が、急行用よりも歯車比は大きくなっています。 これは大きい方が加速力が高く、小さい方が高速度を出しやすい。 例として、普通用5500系の歯車比は7.07。急行用9000系の歯車比は6.06。 車輪を同じ回数の回転をさせると普通用のモーターは急行用のそれより6分の7倍の回転数をしており、パワーがより多く伝わっていることが理解できるでしょう。 次に、編成における重量とモーターの出力の比を比べる。 5500系は110kw×4の4M(4両全てモーター付)であり、編成重量は138t。1tあたり12.7kw。 9000系は130kw×4(1両に4つの車輪がある)の4M2T(6両中4両がモーター付)であり、編成重量は184t。1tあたり11.3kw。 あの加速度は主に歯車比と出力差によって実現されているのです。 最後に、高加減速で運用すると機器への負担は大きく、寿命も厳しくなります。 だから、あまり普通用の車両は増やしたくないのです。(あくまでも短距離ゆえに、やむを得ず必要上最低数の車両しか作りたくない) いわゆるお金の問題。 ※なんだか、いろいろ言った割には結論がアレなのはちょっと残念かもしれません。 高速度に割り振ったセッティングというのとお金ということにしてください。
- twilight-exp
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特急等は一度加速するとあとは惰性で走るので、加速を行う場面が少ないわけです。 普通(各駅停車)は全ての駅に停車するため、加速をする場面が多いので加速力が良いと所要時間短縮に繋がるわけです。 なので、加速する場面の多い普通のみに使用される訳です。