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防臭キャップの熱耐性について
- 一年前に新築した家で、パナソニックの食洗器を使っています。
- 最近、食洗器を使用した後にキッチン周りが下水臭いと感じていました。
- 設備屋さんによると、食洗器の排水を直接シンクに流していることが原因で防臭キャップがずれて匂いが漏れている可能性があると言われました。
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こんばんは。 防臭キャップ(パッキン)は厚手の物もあるのですが、確かに耐熱という点では不安があるかもしれません。 その下の配管は特に異常ありませんでしたか? 高温で曲がったり接続部が外れることもあるので同時に点検して下さい。 どうしても多少の臭いはありますが、いつまでも強い臭気があるなら床下配管に不具合が出ている可能性もあります。 もし床材貫通部の周辺をコーキング処理してない場合は、床下からの臭気が上がりやすくなるし、雑虫の侵入経路にもなります。 対策としては、その業者が言うように一度他の容器に排水しておいてから流すか、排水時だけ水を一緒に流すか。 私はインスタント焼きそばを作る時も水を一緒に流しますよ。 よく鍋の熱湯をそのままシンクに流す人もいますが、今回の同様にトラブルの元です。 おそらくVU管を使用していると思いますが、倉庫に入れておくだけで熱や直射日光で反ってしまうほど熱に弱いです(サマー仕様もありますが…) 必ず水と混ぜて温度を下げるか、一時的に溜めて冷めてから流して下さい。 ※ 溜める容器の耐熱性もご確認を。耐熱温度が低いと持ち上げた際に底が抜けたり、変形の元となります。 ビルトインの場合は食洗が給水方式か給湯方式かにもよるのですが、後に給湯方式へ変更することも考慮して、耐熱パイプで配管するのが基本です。 ただし、床下で流しの排水管から分岐させて食洗排水用に配管を延ばしますので、耐熱パイプは一部分のみ。 施工段階で食洗使用を前提としてない場合は通常の配管部材になります(VU管など)。 ◆接続は質問者さん宅の場合、推測ですが床下からVU50を立ち上げてシンクの蛇腹ホースを挿し込んであり、その部分に防臭パッキンが使用されている状態。食洗排水はシンク内。 ◆新築や改修工事でビルトインの場合は、床下からHT20(耐熱)もしくはHI20(上水用)を立ち上げて、食洗からの排水耐震ホースを接続。 耐震ホースは先端が厚手の筒状ゴムになっており、HT20を挿し込んでクリップ留めです。 こちらの施工例にあるように、これは床上で分岐されていますが分岐部分まで耐熱のHTパイプを使います(茶色の配管) http://www.citynet.co.jp/sample/dishwash.html 床下からの立ち上げ例。途中から壁出しになっていますが理屈は同じです。 http://blog.livedoor.jp/koutoudenki/archives/cat_50022763.html ◆後付で食洗だけ用意して排水管が無い場合は、シンクのトラップ下から分岐させて排水ホースを繋ぎます。 この場合は水も一緒に流さないと今回同様のトラブルが懸念されます。 トラップ下の蛇腹ホースから分岐させた例ですね。白くてクリップ留めされているのが食洗の排水ホース先端部です。 http://ameblo.jp/fskz13/entry-10899131804.html 分岐の様子をご覧頂けると分かるように、接続部分から一部分だけHT管(茶色)です。 確か長さ◯◯◯mmといった具合に推奨する長さが決められていたと思いますが忘れました。 一部だけ耐熱にしても絶対的な信頼はおけないと思いますが、一応はそういう施工をする様になっています。 使用して一年とはいえ、防臭パッキンが外れてから蒸気等でカビが発生しているかもしれませんし、床下の排水管点検も含め今一度ご確認してみる事をお奨め致します。 流しの底板裏側が腐敗している可能性もありますし、全て確認してみることが大切です。 ナニも排水管が原因とは限らないですしね。 なるべく開けたままにして臭気と湿度を飛ばしてみるのも有効かもしれません。 今回の件で防臭パッキン自体が変形している可能性もあるので、隙間に軽くコーキングを打つのも防臭の意味では効果的です。 あまり厚く打つと次回取り外しに難儀するので薄めにね。 繰り返しになりますが、排水時は一時的に溜めておくか水を一緒に流さないとダメです。 説明書には書いてないのかもしれませんが水を流して下さい。 または給水温度を下げる事は出来ないのかな? 食洗使用時だけ給湯器の温度設定を下げるとか。 それでは洗浄能力が落ちるのかな? ウチでは食洗を使ったことないので分かりません(笑 ご参考までに。